医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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講演・学会発表関連

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...第70回 日本リウマチ学会総会・学術集会にて当院演題が採択されました!

4月22日~4月24日まで福岡国際会議場にて開催されます第70回 日本リウマチ学会総会・学術集会にて当院の演題が採択されました!







演題発表日が4月22日(水)で丁度当院の休診日にあたり、今年は休診せずに学会に参加・発表 聴講が可能となり最新のリウマチ学習得すべく当日はフル回転で頑張って参ります<(_ _)>

  

忙しい外来診療の合間や休診日に頑張ってポスタースライドを作成しております。データの解析から考察の為の論文の引用等 大変であります<(_ _)>

2026-03-29 10:35:00

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...3月28日開催の第35回 病診連携の会にて座長を務めて参ります.

3月28日(土)開催の第35回 リウマチ病診連携の会にて座長に御推挙頂きましたので講演1のセッションを務めて参ります<(_ _)>

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【講演Ⅰ】では関節リウマチ関節エコーオピニオンリーダーであります大阪公立大学医学系研究科 運動器変性制御学 特任教授の岡野 匡志 先生に御講演頂き、【講演Ⅱ】におきましては神戸大学 膠原病リウマチ内科 病院教授の三枝 淳 先生に御講演頂く予定です。当日は座長職を務め最新関節エコーの話題リウマチ学を学んで参ります<(_ _)>

3月28日は病診連携の会の世話人会に出席の為 受付時間午後2:30までとなり初診予約外来は休診となります。患者様みな様にご迷惑をお掛け致しますがご理解の程よろしくお願いいたします。

2026-03-08 20:53:00

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...学術活動ページ 令和7年度を更新致しました。

学術活動 令和7年度を更新致しました。

 
(詳細➡️:学術活動| 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科

年々歳をとる毎に学会発表等の活力が低下している感が否めませんが…東永内科リウマチ科の診療力の向上最新リウマチ 骨粗鬆症医療の提供の為 今後も学術活動を行なって参ります<(_ _)>

2026-01-25 20:41:00

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...第40回 日本臨床リウマチ学会にて口演発表して参りました。

ランチョンセミナーが終了しお弁当にて空腹が満たされた後に会長講演を聴講…するはずがお世話になっております先生方やメーカーさんと話をしておりますと発表時間が近くなってしまい発表場所の第8会場に向かいました。今回は『当院におけるMTX非併用でオゾラリズマブ投与を行った高齢関節リウマチ患者8例に対する短期的 有効性と安全性の臨床的検討』について口演発表して参りました。

  

目的としましてオゾラリズマブ(OZO)は抗TNF製剤では最も新しく実臨床においてはメトトレキサート(MTX)非併用での高齢RA患者に限った報告は未だ少なく今回高齢でMTX非併用でのOZOの短期成績を調査し、方法は当院にてOZOを導入し3カ月以上経過観察が可能であった高齢RA患者8例(女性6例 男性2例)のOZO投与開始から12週24週DAS28-CRP MMP3 患者VASの改善度を調査しました。

  

OZOは38KDaFC部位を有さない小さい3量体の生物学製剤で膜結合型分泌型TNFαの両方に結合・中和し血清アルブミンと結合する事で半減期が延長され長時間効果が期待できると考えられており、またin Vitroの論文の報告ではヒトとアカゲザルのTNF誘発細胞に対する親和性が4種のTNF製剤の中でOZOの親和性が高くTNF抑制効果が最も優れていたと報告。

  

日本リウマチ学会の関節リウマチ診療ガイドライン2024ではMTX使用できない場合で分子標的治療薬が必要なPhase2においてはOZOを含めたTNF製剤よりも非TNF製剤が有効とされており、特に高齢発症の関節リウマチ患者では血清CRP値が高値⇒IL-6 dominant状態ケブザラやアクテムラ等のIL-6製剤の使用が推奨されています。しかし今回の当院のOZO投与8例は投与前CRP平均値が1.22(0.64~1.58) mg/dl低値であり、一方で関節炎に特異的であるMMP3が平均で200.4(98.3~419)ng/Lと隠れ高疾患活動性患者群ありIL-6製剤を使用しなかったと報告。

  


結果として8例中7例が24週まで継続可能となり、患者VAS DAS28‐CRP 血清MMP3有意な改善短期間で見られ特にVASDASにおいては投与2週間著減しており24週まで継続的有意改善が見られたと報告。特に生物学製剤効果不十分例であった2例共 OZO投与後2週間著明に関節症状が改善。1例が効果不十分で脱落するも有害事象は全く見られなかったと報告しました。

  

症例報告として76歳女性で他院でアバタセプトを投与されるも2次無効に至りRF 442IU/mL ACPA 283.5U/mLと自己抗体高値であり e-GFR 28.7腎機能低値で罹病歴5年 CRP 0.88 mg/dlと低値に比してMMP 219.5ng/mlと高値で8例中DASが5.24と最も高値の患者に対しOZO投与にて2週間関節エコー所見著明改善した症例を報告。効果の速さが顕著な薬剤であり、それを報告した論文としてMTX非併用OZO単剤での有効性を示したNATHUZORA Studyの文献を提示しました。

  


OZO 30mg群 80 mg群 とも良好な臨床的改善を示しACR奏効率は24週時点52週まで維持されDAS GA等の評価も投与1週目から良好な改善を示し52週まで維持 有効性は用量間で同様で 20例 有害事象認めるも死亡例。30 mg群で27.7%に中和抗体を認めるも MTX非併用下で有意な効果を示し活動性RAにおいて52週にわたり有効性が維持されOZOは許容できる忍容性プロファイルを示したとされており当院の症例同様の結果であった報告しました。

  

またOZO+MTX併用OHZORA Study vs OZO単剤NATHUZORA Studyの臨床効果を比較して文献を報告。ACR20は有意差はないもののACR50 ACR70OZO単剤群が劣るも、SDAIと患者VASスコア HAQ-DIでは1週目即効性効果と最終52週エンドポイントでの効果有意差かったと報告。文献の考察としてMTX非併用OZR群は プラセボ(MTX)群よりも良好な治療効果を示し、OZOMTXを投与できないRA患者に対する追加的治療選択肢となり得ることが示唆されたと結論付けておりました。一方で有害事象はMTX非併用でのNATHUZORA Studyの方がスコアかったと報告しました。

  

ANSWER cohort studyでは登録されたRA患者登録されたRA患者3263例中 D2TRAに至った450例リスク因子を多変量解析リウマチ因子が高値⇒生物学製剤のFC部位に結合し複合体を形成⇒マクロファージに貪食される事に由り効果が減弱する事からRF高値症例には(当院の生物学製剤無効例も含め)Fc部位有さないオゾラリズマブ有用である可能性を報告。結論として当院のOZO継続率かった要因としてBio-naïve中疾患活動性症例が多く占めた事、MTX非併用の為 有害事象や合併症の増悪が見られなかった可能性が考えられたと報告しました。短期評価症例数ないながら高齢RA患者においてMTX非併用でのOZO即時的 安定的有効性安全性が示唆され…

  

高齢発症のRA患者が増加傾向にありMTXの併用不可の場合でも上記NATHUZORA Studyの延長試験(最大260週長期有効性安全性の報告もあり TNF dominantの病状が推察される患者やRF高値患者に対し今後もOZO導入し更なる長期の有効性と安全性について調査していきたいと報告。途中で会場の機器のトラブルで映像が1分程消滅(-_-;)してしまいましたが、口演終了後に座長の大阪公立大学 特任教授の岡野匡志先生年齢関節罹患部位 臨床症状でのTNF製剤IL-6製剤の使い分けについて御質問頂き時間通り終了致しました<(_ _)>

  
 

発表終了後はシンポジウム9 『JAK阻害薬の最適化とDe-escalation』とシンポジウム13 多元データ統合解析による関節リウマチ病態の層別化と個別化医療の可能性』を聴講し本会ツアー終了となり小走りで長崎空港行のバスターミナルに向かい 時間通りに空港到着。伊丹空港行に乗機し10分遅れの午後8時30分伊丹空港到着⇒大阪モノレール⇒蛍池駅 宝塚線に乗り換え⇒十三駅 京都線に乗り換え⇒上新庄駅⇒東永に戻り夜11時過ぎまで残業(-_-;)睡眠不足も相まってヘロヘロ状態(◎_◎;)でしたが日付の変わる前に無事帰宅致しました<(_ _)>。本ツアーで得た『最新 臨床リウマチ学』を駆使し患者様のリウマチ診療に尽力致します
<(_ _)>

2025-12-28 12:35:00

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...第40回 日本臨床リウマチ学会にて参加発表して参りました(聴講編 ②)。

『聴講編①』に続いてシンポジウム⑤関節エコー・MRIによる早期診断と治療効果判定』を聴講。セッションの筆頭は大阪公立大学 整形外科 特任教授の岡野匡志先生に健康寿命の延長と共に最近増加しつつある高齢関節リウマチ患者の病態と臨床所見に関連する関節エコー所見、鑑別を要する変形性関節症 リウマチ性多発筋痛症  結晶誘発性関節炎の他に付着部炎を主体とした脊椎関節炎 乾癬性関節炎における関節エコーを用いた診断のポイント~ピットフォールについて画像を用いて詳しく御講演されました。

 

続きまして みさき内科リウマチ・関節炎クリニック院長の三崎健太先生の御講演では画像的寛解が重要であり臨床的に深い寛解でも実際は無症状でありながら骨破壊が進行しているケースが多々あり、寛解指標基準として大変厳しいBoolean寛解を満たしても何と!20%が関節破壊が進行(◎_◎;)していると御話されました。関節破壊や軟骨破壊に繋がる炎症シグナル⇒パワードプラ(PD)の赤色の炎症評価のみに重点が置かれがちで、関節腫脹(滑膜肥厚)の評価⇒グレースケール(GS)評価が軽視される傾向にありPDが消失してもGS残存関節にて骨破壊進行を来す場合が多数存在し(◎_◎;)PD消滅GS残存 関節滑膜の組織生検するとPDが示す病的血管が消失していても黒い滑膜組織の中に炎症細胞が多数残存(◎_◎;)関節破壊に繋がる事からGS残存関節要注意GS0PD0で初めて寛解と御話されました。

  

続いて『関節エコーとMRIの使い分け』として獨協医科大学リウマチ・膠原病内科 教授の池田 啓先生に御講演されました。 近年の大規模研究では関節エコーよりもMRIの有用性が強調される文献報告が多関節エコーでは評価が困難な骨炎骨髄浮腫所見MRIのみ描出され又、関節エコーでは困難な股関節や膝関節等の大関節深部の描出が可能であるのがMRI利点とされます。一方で関節エコーの主な利点としては病変部位の異常な血流所見リアルタイムで観察が可能となりMRIでは不可能な多数の関節を網羅的に一度にまとめて観察が可能である事と御話されました。またMRI検査は造影剤が必須であり薬剤を用いず簡便で且つ 低コストの観点からも実臨床では関節エコー有用と考えられます。

  

また最新の知見では関節腫脹の無い関節リウマチのハイリスク患者における関節炎・RA発症予測において関節エコー・MRIの有用性が複数報告されているが、無作為化の臨床試験では関節エコー・MRIともに画像診断の付加価値を示すことが出来ていないものの難治性D2TRAにおける残存関節滑膜炎を含めた炎症判定には関節エコーを用いるべきとエキスパートパネルより提案されており適切な症例選択により関節エコーとMRIの使い分けが必要と御話されました。朝イチセッションを2つ聴講してからお腹がペコペコ状態となり(°_°)ランチョンセミナー④ を聴講すべく第2会場へ移動。最近は健康志向から学会ではあっさり弁当が殆どでありますが、久しぶりに超コテコテ高カロリー弁当を頂き…

  

第1演題として『日常生活を取り戻す 関節リウマチ治療の新基準 ~コホート研究が描く未来展望~』 について大阪大学 大学院医学系研究科 器官制御外科学 准教授の蛯名耕介先生が御講演されました。免疫の基本的機序として骨髄で産生された自然(ナイーブ)リンパ球はノーベル医学賞を授与された坂口志文先生が発見した善玉 制御性Tレグ細胞へと主に分化するのですが、関節リウマチの様な自己免疫疾患を発症しますとナイーブT細胞が悪玉Th17細胞過剰に分化してしまい更に分化したTh17細胞IL-6を分泌することで玉Tレグ細胞悪玉Th17細胞に変えてしまい(-_-;)

   
 
更にIL-6を大量 に産生分泌に由りランクル活性化強力に破骨前駆細胞に作用⇒活性型 破骨細胞増殖超過剰な骨吸収が進行し同時に骨形成作用を有する骨芽細胞まで強く抑制⇒骨粗鬆症急速進行全身に拡大全身の骨がボロボロになるとの事。またTh17細胞がIL-6を大量に産生分泌する事でBリンパ細胞が活性化形質細胞への分化促進⇒リウマチ因子(RF IgM抗体)+抗CCP抗体大量生産⇒RFによる生物学製剤の効果減弱IFNγ増加に由る難治性病態化と抗CCP抗体による急速な関節破壊が進行…

  

これらの異常免疫現象阻止するのがケブザラ・アクテムラといった抗IL-6製剤であります。これらのIL-6製剤を投与することで⇒IL-6制御に由るRANKL活性低下⇒破骨細胞+Th17細胞増殖阻止+活性化低下⇒制御性Tレグ細胞復活し活性化免疫異常抑制に至るとお話されました。JAK阻害剤IL-6を有意に抑止するも抑止力40~60%程度に対しIL-₋6製剤90%抑止するとの事 一方でTNF製剤を含めたIL-6製剤以外の生物学製剤は制御性Tレグ細胞減少させるとの報告があるお話されました。

 

第2演題として『関節リウマチ患者における悪性腫瘍管理〜中長期治療戦略の重要性~』 につきまして川崎医科大学 リウマチ・膠原病学 教授の中野和久先生が御講演されました。 現在の関節リウマチの治療において生物学製剤(Bio)使用非使用では悪性腫瘍の頻度は変わらないもののTNF製剤 vs JAK阻害剤ではJAK阻害剤の方が悪性腫瘍が多い傾向にあったと報告されており、ドイツの医療施設での疫学研究ではJAK阻害剤群 2285例 vs Bio群 4259例を比較解析した結果JAK阻害剤群の悪性腫瘍のハザード比が1.4倍であったとの事。

  

JAK阻害剤中では特にサイトカインの中でIL-15抑止する事でナチュラルキラー(NK)細胞活性が低下⇒発がん性が上昇すると考えられいますが、(私見ですが)JAK阻害剤の中でもIL-15を強く抑制しない発がん性の上昇が見られ無いJAK阻害剤(バリシチニブやフィルゴチニブ)もあり、3000人以上JAK阻害剤投与患者10年近く追跡調査した大規模臨床試験では通常の抗リウマチ薬治療群とバリシチニブ・フィルゴチニブ治療群とでは悪性腫瘍発生率が全く変わらず 又、年齢別65歳以上と以下)や用量別(通常量と半分量)の比較試験では逆に発がん性の低下が示されております。JAK阻害剤(ウパダシチニブ)と生物学製剤との比較試験でも悪性腫瘍発症リスク長期的にも全く変わらない又はハザード比が1.0以下であったとの報告も多数あります。
 
  

現状では乳癌既往の女性リウマチ患者において生物学製剤や特にJAK阻害剤の使用が著しく制限され、結果として疾患活動性の制御困難に寄与しているとの報告があり一方、肺癌合併のリウマチ患者の研究では間質性肺疾患の合併や喫煙歴 癌の組織型等にて疾患活動性の増悪やリウマチ治療の停滞に由り 生命予後を寧ろ悪化させるとの報告があるとお話されました。担癌患者癌既往患者に対して生物学製剤を含めたリウマチ治療の必要性高まり、日本リウマチ学会策定の『関節リウマチ診療ガイドライン2024』でも癌治療担当主治医と綿密なコンサルトの元 慎重生物学製剤を含めた治療を考慮すべきと勧告されているとお話されました。IL-6阻害剤においては悪性腫瘍の発症率低いとされており、またMTXが併用できない高齢リウマチ患者においても比較的高い継続率を示すことが知られており、悪性腫瘍既往または合併例においてもIL-6製剤は有力な選択肢の一つとお話されランチョンセミナーは終了となりました。

会長講演聴講後に口演セッション 『一般演題17 関節リウマチの薬物療法:生物学製剤3』が午後2:55開始となり3番目の発表でありましたが第8会場へ向かう予定でありましたが…

2025-12-21 13:23:00

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....第40回 日本臨床リウマチ学会にて参加発表して参りました( 聴講編 ①)。

11月29日・30日 長崎県 出島メッセで開催されました第40回 日本臨床リウマチ学会に参加発表して参りました。

  

一般演題 にて採用頂き、口演発表セッションは29日(土)午後2時55分~でありましたが朝イチセッション聴講の為 28日(金)午後診察を時短診療(受付時間 午後5:30まで)と致しましたが時間通りに中々終了せず(-_-;)。午後6時15分を回り7時20分新大阪発の新幹線に果たして乗車できるのか?(-_-;)と少し焦りましたが何とか外来は終了となり(^^;) 阪急上新庄駅までダッシュ⇒西中島南方で御堂筋線に乗り換え⇒小走りで新大阪駅ホームに向かうも7時過ぎには到着いたしました。

  

午後7時20分発 新幹線さくら⇒博多駅到着後 乗り換え時間は10分で格安WEBチケットの為 一旦新幹線改札を出て在来線改札へかなり大回りしギリギリにリレーかもめ号に乗車⇒1時間程で武雄温泉駅到着後 向かいのホームの西九州新幹線に乗り継ぎ⇒長崎駅到着が午後11時45分でありました。4時間25分の電車移動+外来診療後でヘロヘロになりながらホテルに到着。スライド最終チェックを行い、御一人『お疲れ生』ビール会を行っておりましたらもう午前2時前(-_-;)…。

  

睡眠時間が5時間未満と(-_-)zzz前日ギリギリ外来⇒新幹線長旅?の疲れからかなり眠気が強かったのですが長崎駅周辺の雲一つない空を見ますと目が覚め急いで出島メッセに向かい参加受付終了後 新エビデンス満載のシンポジウム1難治性関節リウマチの新規治療戦略~JAK阻害剤とBio製剤の使い分け』を聴講すべく2階のコンベンションホールへと向かいました。

  

愛知医科大学 整形外科 教授の高橋伸典先生からD2TRAの課題のまとめをお話頂きD2TRAの病態に陥ってしまう患者像としてリウマチ因子高値・高疾患活動性・間質性肺炎の合併等で十分なメトトレキサート(MTX)が使用できない・喫煙習慣・歯周病放置・生物学製剤を含めた分子標的治療導入までの時間を要した・早期診断早期MTX治療が遅延MTXの導入が3か月遅れる事で何と!40%がD2TRAに陥る(◎_◎;)との事。リウマチの病状の背景や治療内容以外に社会的 経済的理由で治療が中断したり、心身症を含めたメンタルな部分での複雑化大いにD2TRAの要因になっているとお話されました。

 

慶応義塾大学病院では全リウマチ患者のD2TRA率は10%D2TRA脱却率約40%と半分以上がD2TRAから離脱できていないとシビアなお話と、高齢や合併症で治療強化を躊躇い関節破壊や機能障害が進行しD2TRAに陥ってしまう事から治療環境の時間的猶予最大限迅速性を考慮する事が大変重要であり主治医が十分なリウマチの知識を有D2TRA患者と向き合い如何に懸命に努力し治療するかがD2TRA治療と脱却率に強く影響するとお話しておりました。

   

慶応義塾大学の秋山光浩先生からはRA患者の滑膜組織の多様性について御講演を頂き、世界最高峰の医学雑誌であります Nature Medicineに掲載され超難治性D2TRA病態にケモカインを多く発現する繊維芽細胞が関与しているとお話されました。リウマチの発症年齢においても滑膜組織が異なり若年発症のRAは遺伝性が強く関与し高齢発症では環境要因老化した自己反応性リンパ球が関与しており特にケモカインであるCX3CR1+加齢関連CD4T細胞が高齢リウマチ患者において増加しているとお話されました。最新の研究では老化細胞が産生するサイトカインの同定の研究も進んでおりCXCR1+CD4陽性T細胞は独立した高齢RA患者リスクファクターであり高齢発症RAの肺組織にもCXCR1+CD4T細胞が検出されたとの事。

    

難治性D2TRAのボスキャラとされる滑膜繊維芽細胞老化高齢線維芽細胞が自らILー6や骨吸収を過剰に亢進されるRANKLが大量に産生放出(◎_◎;)しているとの驚きの事実を御教授頂きました。産業医科大学 第1内科講座 講師の宮崎佑介先生からは実臨床データから見るRA患者に対する薬剤の選択について御講演頂き、ゲノムオミクス解析にて治療層別化が進んているが実臨床には未だ十分反映は出来ていないとの事。最近話題となっているのがリウマチ因子が生物学製剤のFc部位に結合⇒丸ごとマクロファージに貪食される効果が失活する事からRF高値症例はFc領域無しの薬剤⇒セルトリズマブペゴルやオゾラリズマブが有効であるとお話されました。

   

いつも大変お世話になっております大阪大学病院 器官制御外科学 准教授の蛯名耕介先生からはFc部位を有するILー6製剤はRF高値であっても低値でも有効であり、RFが高値でも⇒抗体産生の上流であるIL-6を強く抑制することでRF産生が低下Fc部位が補足されないとお話もされました。ACPA強陽性でもIL-6製剤るもHAQが高い高齢患者ではアバタセプトの長期有効性と安全性が報告され、進行性の間質性肺炎有しているリウマチ患者にMTXを投与しますと呼吸器機能低下しBio製剤ではTNF≪ABT≪IL₋6製剤使用の順にて呼吸器機能改善が報告されているとお話されました。

  

また間質性肺炎にはバリシチニブを含むJAK阻害剤が有用であったとの報告や、1剤無効ではJAKとIL6製剤は同等であるが2剤3剤無効例ではIL6製剤≪≪JAK阻害剤有効であるも有害事象JAKに多いとの報告も見られ、またJAK阻害剤の効果減弱患者に対しJAK→Bio製剤switchよりもJAK→他のJAKへ変更(JAK cycle)が有用であったとお話されました。有効性の継続率が高いのはIL6製剤 安全性ではCTLA-IgG製剤が有用であり、慢性腎疾患では①番TNF製剤 ⇒②IL6・CTLA₋IgG製剤⇒ ③JAK→腎機能患者には要注意との事。まただらだら経口ステロイド投与論外6ヶ月以上ステロイド継続ででD2TRA移行率4.6倍に上昇(◎_◎;)するとお話されました。 

朝イチセッションをしっかり聴講し、そのまま『シンポジウム5 関節エコーとMRIによる早期診断と治療効果判定』を受講致しました。聴講編その②続きます…。

2025-12-14 19:18:00

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...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(後編)

第34回病診連携の会での講演レポートの後編としましては、当院のSAR投与患者様の27%を占める難治性 多剤抵抗性 高疾患活動性関節リウマチ(D2TRA)についてこちらも最新のANSWERコホートスタディの文献を紹介。RA患者3623例中 450例(12.4%)がD2TRAでその高リスク因子として高齢75歳⇑) 若年発症 RF高力価 高疾患活動性 MTX投与量⇓ 腎障害 高血圧や糖尿病などの合併症が挙げられ,中でも経口ステロイド剤の長期漫然投与有害事象による中止と大きく関連していると報告。D2TRAに対する治療としてはサリルマブを含めたIL-6製剤とJAK阻害剤優れた有効性と継続性がを示した事を報告しました。               

  

続いて当院のD2TRAと同規模の27%を占める悪性腫瘍リンパ増殖性疾患(LPD)既往患者に対する有効性、特に悪性腫瘍の安全性を示した最新の論文を紹介。遠く離れたデンマークでの大規模リウマチコホート研究では2006年から2020年までの悪性腫瘍について追跡調査されたRA患者21982例 IL-6群(TCZ/SAR)1457例  ABT(アバタセプト)1016例 RTX(リツキシマブ)群690例 vs TNFi群 7458例 Bio-naive群11361例との癌発症ハザード比(HR)を詳細に解析し公表した論文を紹介致しました。

  

生物学製剤を使用していない患者群と比較してSARを含めたIL-6製剤群は悪性腫瘍発症はほぼ同等に少ないかそれ以下であり、特に大腸癌と肺癌では生物学製剤を使用していない群を1としますとSARでは大腸がん0.60 肺がん0.77とハザード比が大きく1を下回り安全生物学製剤の代名詞とされるABT(アバタセプトと比較してもハザード比はほぼ全癌においてもかなり低い結果が示されました。結語としてRA患者におけるトシリズマブ サリルマブ アバタセプト リツキシマブによる生物学製剤治療​実臨床においてTNFi治療およびBio-naïve RA患者と比較して癌リスクの上昇とは関連しなかった。 また投与期間が5年を超える患者群でも有意な癌リスク上昇は見られ無かったと結論付けておりました。   

  

SARだけの安全性の論文に絞っても単剤治療7年間での悪性腫瘍の発症率が0.5%と極めて低く、上述の日本人のみSAR大規模臨床試験においても発がん性低いとの多数の報告から、関節リウマチ患者今後更なる高齢化に伴いガン既往患者担癌状態患者増加する可能性からSARの重要性がより高まるとお話しました。当院での癌既往患者においても再発や新規発症は見られずSAR安全性示唆された事をお話しました。続いてリンパ増殖疾患の対応として…

  
 
リンパ増殖性疾患LPD)は、RA治療に伴う重篤な合併症であり主にMTX治療中 稀に発症するとされています。MTX中止によりほとんどのLPDが退縮または消失するも、その後は殆どの症例においてRAが強く再燃し関節炎への対応に難渋するケースが多々ある事を報告。最新の論文としてMTX投与中止後にRAが再燃に対してサリルマブ投与によりLPDの再燃なくRAに対しても非常に有効であった2例のケースレポートSARが著効した当院患者症例についても報告致しました。

  

最後に本年9月に公表された最新の論文で関節リウマチ患者におけるRFとACPAの力価における生物学製剤とJAK阻害剤の継続率に及ぼす影響を明らかにすることを目的としたANSWERコホートStudyを紹介。コホートに登録されている5312例のBio・JAKiTNFi 2704例 aIL-6R 1218例 CTLA-Ig 903例 JAKi 487例投与RA患者中止のハザード比(HR)を多変量解析にて算出した文献で、結論的には自己抗体強陽性でも陰性であってもSARを含めたIL-6製剤が最も継続率が高く、RF ACPA陰性の場合はJAKiやCTLA-Ig製剤は避けIL-6製剤の次にTNF製剤の導入をを検討し…

  

自己抗体陽性の場合はTNF製剤を避け効果別ではIL-6製剤⇒JAK阻害剤⇒CTLAIg製剤の順に使用を考慮すべきと結論付けておりました。当院の症例においてもRF・ACPA陽性群陰性群の96週の段階での継続率の有意差は見られず75%前後の高い継続率示した事を報告致しました。【まとめ】としてMTX非併用例 自己抗体陰性例 陽性例 高齢患者 多剤耐性患者 LPD既往患者も含め多方面の領域においてサリルマブ(SAR)の有効性多数報告されており、高疾患活動性 D2TRAを含めたRA患者においては経口ステロイドの漫然投与は絶対に避けD2TRA病態に至る前の早期にSARを導入すべきとし…

   

SARの長期安全性おいても大規模臨床試験も含め多数報告され 特に悪性腫瘍の発症率が長期に渡って低く当院11例の悪性腫瘍 LPD既往者においてSAR投与中の96週間再発は見られず、更なる長期の有用性安全性期待し今後も適応リウマチ患者にサリルマブを多用して参りたいとお話し無事時間通りに講演は終了致しました<(_ _)>

2025-11-23 15:45:00

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...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(前編)

第34回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました。10月25日のリウマチ専門外来は大きな混雑は無く、世話人会の開始時間前に済生会吹田病院 東館センターホールに到着致しました。


 
世話人会終了後 東京虎ノ門病院 リウマチ膠原病内科 医長の長谷川 詠子先生の前座として講演して参りました。演題名は『当院におけるサリルマブの位置付け~安全性と有効性も含めた臨床的検討~』と題しサリルマブに関する最新の論文を10本程引用し当院の症例も含めて講演して参りました。
 
  

当院での生物学製剤とJAK阻害剤の投与状況とIL-6製剤サリルマブケブザラ®)の適応リウマチ(RA)患者として高齢(75歳⇑)高疾患活動性 CRP⇑ IL-6 dominant 腎障害 MTX不可 RF陰性 ACPA陰性 癌既往 MTX-LPD既往好適応である事を最新の知見と共に報告しました。同じIL-6製剤であります トシリズマブ(アクテムラ®)との使い分けは?コスト優先であればトシリズマブであるも臨床的に迅速効果が求められる場合はサリルマブ迷いなく選択する事をお話しました。

   

その根拠を記した論文として大規模臨床試験のANSWERコホート試験ではIL-6阻害剤 未治療患者1001名に対し①SAR(サリルマブ)200 mg皮下注群201名 ②TCZ(トシリズマブ)皮下注群546名 ③TCZ-8 mg/kg点滴群254名の3群に分けたところ、SAR群においてCDAIの改善率が有意に高く(*P = 0.007)4週12週48週と長期に渡って安定的にCDAIの有意な改善が見られた事を報告。当院でのサリルマブ投与41例のRA患者に対する有効性と安全性について96週までフォローした臨床研究を報告しました。

  

サリルマブ投与の41例の中にはMTXが使用できない超高齢間質性肺炎 慢性腎疾患 MTX服用中にリンパ腫発症例…に加えて悪性腫瘍既往 高疾患活動性 難治性多剤耐性(D2TRA) 自己抗体高力価等かなり治療条件が難しい患者が多く占めていると報告。しかしサリルマブはこれらハイリスク患者の救世主になる事がしばしばあり、当院の症例でも2年間低疾患活動性が持続した割合が78%深い寛解63%に達した事も報告。重篤な合併症患者は見られず悪性腫瘍既往リンパ腫既往患者併せて11例に再発が見られ無かったとお話しました。

  

サリルマブ有効性特に安全性を更に記した最新の論文を紹介。当院の41例のサリルマブ投与患者の3分の2が高齢者であり産業医大の研究グループが報告した大規模臨床試験では2018年6月から2021年の間に本邦の多数のリウマチ教育医療施設に登録されたRAを有する患者972例に対し①65歳未満 ②65歳以上75歳未満 ③75歳以上の高齢者の3群に分けサリルマブの有効性と安全性を52週に渡り解析。有効性65歳未満75歳以上では有意差無く…

  

 安全性においては軽微なものも含めては患者全体の24.6%に副作用が見られるも重篤な有害事象は6.4%をに留まり 悪性腫瘍は全く発症せず特に注意すべき副作用の発生率でも③75歳以上群に感染症の発症率が特に高い?と予想されるも…結果的には全年齢層で発症率は大変低く ①65歳未満:7.8% ②65歳以上:8.2% ③75歳以上:8.5%と大きな差は見られ無かった。年齢層間で重篤な感染症と非重篤な感染症の発生率に有意差は認められなかった事から年齢を問わずSARはRA患者に忍容性が大変高いと論評された事を報告。続いてMTXが使用できない事例では…

  

2022年の海外の論文報告ではサリルマブ単独投与群84例vsサリルマブ+MTX併用群399例の2群間で24週時点でのCDAI  DAS28-CRP CRP Hb VAS  FACIT-Fatigueスコアは有意差無く、サリルマブ単剤でも十分効果ありとの報告もあれば、本邦での第3相臨床試験のHARUKA Studyにおいては、SAR単剤療法群61例 vs SAR +(MTX以外の)csDMARD併用群 30例において52週間にわたり許容できない疼痛(UP;VAS > 40 mm)と炎症のコントロール割合を評価した結果はSAR+csDMARD併用群に軍配があがりました。

当院のSAR投与41例の27%を占める難治性関節リウマチでは…【続編】につづく 

2025-11-09 18:31:00

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...日本リウマチ学会総会・学術集会に演題登録いたしました!

来年4月福岡国際会議場にて開催されます第70回日本リウマチ学会総会・学術集会演題登録しました!


〆切10月31日の前になんとか間に合いました。採択結果は来年1月末でありますが、毎年同学会の発表を行なっており今年度も当院の関節リウマチ診療の向上の為 鋭意努力し発表準備を行って参ります<(_ _)

2025-10-26 13:20:00

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...坂口志文先生がノーベル生理学・医学賞を受賞されました!

免疫学最高権威の大阪大学 坂口志文先生が ノーベル生理学・医学賞を受賞されました!!



坂口志文先生 大変おめでとうございます!しがない町医者免疫内科医でありますが素直にとても とても嬉しいです!!心よりお祝い申し上げます<(_ _)>

2025-10-06 20:54:06

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