医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
医療法人 東永内科リウマチ科

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講演・学会発表関連

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...9月28日(土)骨粗鬆症講演会の為 時短診療となります。

9月28日(土)は『二次性骨折予防の地域連携を考える 〜乙訓医師会共催講演会〜』にて講演の為 当日の診療時間が午後2時(受付午後1時30分)までとなります。
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度々の外来休診や時短診療にて患者様皆様には大変ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが御協力の程宜しくお願い致します<(_ _)>

2024-09-05 23:09:47

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...2024年3月以降の学術活動を更新しました。

                          2024年3月以降の学術活動を更新致しました! 
       (学術活動| 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科 (touei-clinic.jp)


外来診療が大変忙しく学術活動の時間が十分に確保出来ない状況ですが、リウマチ専門医 骨粗鬆症専門医として最新医療を御提供できます様 尽力致します<(_ _)>

2024-08-28 19:25:23

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...7月17日開催のJAK Expert seminarにて総合座長を務めて参りました。

7月17日開催の『第2回 JAK Expert seminar~合併症を有する関節リウマチ患者への治療戦略~』にて総合座長を務めて参りました<(_ _)>。今回は近畿地区以外に四国東海地区の先生方の御参加も含め約30名WEB会となりました。

関西のリウマチ膠原病領域新進気鋭オピニオンリーダー先生方に御講演と症例提示を頂き、ディスカッションパートの前にショートレクチャーと言う名のオマケスライドを提示致しました。
  
リウマチ肺膠原病肺スペシャリストであります大阪医科薬科大学の小谷卓也先生から御講演頂いた『間質性肺炎の治療戦略』にオマケのスライドとして間質性肺炎合併関節リウマチに対してJAK阻害剤安全で有用可能性があり特にJAK2/STAT3 Pathwayを抑止するバリシチ二ブより安全有用であると御話を致しました。
  
腎疾患を有する関節リウマチに対する治療戦略を近畿大学の野崎祐史先生に御講演頂き、腎疾患有するとバリシチニブ敬遠しがちになるも、最新の文献では糖尿病性腎症合併関節リウマチに対してバリシチニブ剤4mg投与にて24週間にわたって糖尿病性腎症の炎症性バイオマーカーJAK1/JAK2 Pathway増強される尿中C-X-Cモチーフケモカイン10および尿C-Cモチーフリガンド2、血漿可溶性腫瘍壊死因子受容体および、細胞間接着分子減少させる事で蛋白尿アルブミン尿)を減少させた事を報告。
  
最後に関節リウマチ診療ガイドライン2024においてJAK阻害剤の使用にておいては心筋梗塞肺塞栓症 深部静脈血栓症 悪性腫瘍に注意が必要で生物学製剤を優先とするとの文言が追加された事を言及しました。一方でバリシチニブ最長9.3年長期安全性を記した最新の大規模臨床試験の文献を報告しました。
  
心筋梗塞等の心臓血管イベント100人年あたり0.38~0.63大変低値であり、7年以上服用患者では0.0と発症は見られず深部静脈血栓症肺塞栓症でも0.32~0.99と推移し悪性腫瘍においても7年以上服用しても100人年あたり0.98と1.0未満の結果であった事を報告。これまでのメトトレキサート生物学製剤と比較しても有害事象同等の頻度であったとお話し、ディスカッションパートに移行 大阪南医療センターの中林晃彦先生を中心に活発ディスカッションを交わし 会は大盛況?(^^;)にて時間通り無事終了致しました<(_ _)>

2024-08-17 19:28:00

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...第16回関西関節エコーエキスパートサミットにて発表して参りました。

第16回 『関西関節エコーエキスパートサミットSummit AKansai Ultrasound community in Rheumatoid Arthritis=SAKURAの会に参加 発表して参りました。当日は診療受付を11時30分までとさせて頂きましたが、患者様が多数来院され外来終了が午後2時30分(-_-;)。ダッシュで上新庄駅に向かい、開始10分前に何とか到着(^^;)しました。
  
今回の発表のタイトルは『関節エコーガイド下局注療法5000件越えから得られたリウマチ診療の向上と課題~リウマチ患者様のアンケート結果も含め~』ですが、当院の関節エコー診療関節局注療法を育てて頂いたのが正にSAKURAの会であり本会の御陰で無事に5000件に達した事を報告。当院では関節リウマチ発症前段階とされます腱鞘滑膜炎を含めた関節外病変を主とするPre-Clinical RA患者さんが多数来院され抗リウマチ薬の予防効果が未だ科学的に証明されていない事から積極的に腱鞘滑膜炎を含めた関節外病変に局注を行っていると報告。
  
5000件の局注療法の内 腱鞘滑膜炎が約25%の1245件であるも 一部の論文でははステロイド局所注射感染のリスクがあり避けるべきとされる報告がある一方で当院では腱鞘滑膜炎の局注療法も含めて5000件以上施行するも感染合併率は0%であった事を御話しました。しかし今回の発表の丁度7年前の発表の際の注射手技消毒方法までかなり厳しい御意見(-_-;)多数いただき…
  
当時は相当悔しい思い(T_T)を致しましたが、頂いた厳しい御意見を全て受け入れる事で関節注射の手技向上感染率0%に繋がった事は間違いなく、今に至っては大変に有難い機会であって感謝しておりますと御伝え致しました。消毒方法以外に滅菌ゼリー皮内への混入も課題として挙げられておりましたが新機種Canon製 Aplio導入後はほぼゼリーを使用しなくなった事も報告…
   
プローブカバーの接着面積が狭い場合は少量の滅菌ゼリーを使用する必要があるとお話しました。その他の課題としましてトリアムシノロンアセトニド局注療法に由る皮膚白斑や脂肪陥没が問題となり、他のステロイドの薬液使用すべきと御意見を頂きましたが文献的のにも経験的にも圧倒的にトリアムシノロンアセトニドが著効する事から患者様に説明の上 同剤を使用していると説明。
  
自院でやるのは良いが大病院では時間的に不可能』との課題に対しましては毎年3月関節注射セミナーとしてお招き頂いている富山医科薬科大学リウマチ膠原病内科外来におきまして通常外来別枠で『関節注射外来』を増設。各外来から関節注射のオーダーがあれば輪番制で関節注射行う取り組みについて紹介いたしました。
  
関節エコー診療において関節滑膜炎が限定されている場合や関節炎が見られるも血液検査が正常の場合に薬剤増量生物学製剤導入に由る治療コスト上昇 副作用リスク上昇に対して、患者様のアンケート調査結果も含め関節注射のベネフィットが勝る場合もあるとお話しました。まとめとして本会にて当院の関節注射に対し様々な御指摘と御助言にて手技の向上と安全性が増した事に対し感謝を申し上げ関節(腱鞘)注射患者様の満足度は大変高く Pre-Clinical~Established RAの様々な場面で有効であり…
  
治療の選択肢として今後リウマチ診療の一環として採用頂きたい事と関節注射に由り痛みから解放され日常生活が大きく改善し就労の継続が可能となった等 患者さんから多くの感謝の声を頂く一方で『関節注射ができる医療機関と医師が増えて欲しい』というコメントも多数あり、この訴求に是非応えて頂きたいとお願いし時間通りに終了致しました<(_ _)>5000件越えの発表は予想以上に反響がありフロアから数多くの御質問も頂けました。今後もエコーガイド下 関節局注療法安全に行い、関節リウマチ治療尽力して参ります<(_ _)>

2024-07-21 16:30:00

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...第24回日本抗加齢医学会総会にて口演発表して参りました。

熊本県にて開催されました第24回日本抗加齢医学会総会にて口演発表して参りました。発表日は5月31日(金)でありましたが、前日入りの為 30日(木)の外来診療短縮し、終電1本前の新幹線に乗車いたしました。
  
熊本県はやはり大変遠く(T_T)、新幹線に揺られ3時間40分乗車しJR熊本駅に到着 ヘロヘロ状態でありましたが駅構内のくまモンがお出迎えしてくれました。
  
発表時間は午前10時40分~でありましたが、当日参加手続きと発表スライド登録もあり朝イチ8時前には会場に到着。シンポジウムの聴講前に発表会場であります第2会場シビックホールに下見に行きますと めちゃめちゃ広い(◎_◎;)会場でありました。
  
シンポジウム2 『ストレスによるゲノム・エピゲノムの不安定性と老化』を聴講した後に再びシビックホールに向かい、『当院70歳以上の高齢 高疾患活動性 関節リウマチ患者に対するメトトレキサート非併用でのサリルマブ投与52週の有用性と安全性の臨床的検討』発表致しました。
  
何故に?抗加齢医学会にて関節リウマチ生物学製剤サリルマブの口演発表を行ったのか??近年の高齢化社会進歩と 寿命の延伸と共に高齢発症関節リウマチ(EORA)患者増加しており、治療介入の遅れに由り短期間で容易に重度の要介護フレイル状態に陥る可能性から早期診断と高疾患活動性のEORA患者は速効性の治療が重要とされると報告。
 
小関節罹患型の若年発症リウマチ患者と比較して高齢発症リウマチ患者では血清IL-6レベルが高く膝関節や股関節 足関節等の大関節罹患型の経過を辿る傾向にある事を報告。IL-6 dominantの病態に対し従来のIL-6製剤に比して膜結合可溶性IL-6受容体両方に結合性が強く、早期の至適濃度への達成する事で速効性が期待できるサリルマブ(ケブザラ)の詳細についてお話しました。
  
また関節リウマチのアンカードラッグでありますメトトレキサート高齢慢性腎不全 間質性肺炎合併 悪性腫瘍の既往歴や副作用歴等で使用できない患者群である事を報告し、高疾患活動性EORA患者にしばしば重症骨粗鬆症の合併や易骨折性で特に大腿骨頸部骨折の合併大変多い事も報告いたしました。
  
高疾患活動性EORA患者のサリルマブと骨粗鬆症治療薬で抗RANKL抗体のデノスマブの併用例も紹介。結果として高疾患活動性16症例に対して低疾患活動性基準のCDAI 10以下達成率が89%(14例/16例)、深い寛解基準のCDAI 2.8以下達成率が63%(10例/16例)であった事を報告しました。
  
52週の時点で有害事象、重篤合併症 0例であり軽度肺炎1例を認めるも中止にて速やかに改善効果不十分例1例のみであり中断率は11%低値であった事も報告。癌既往者は全例再発見られず機能的寛解とされるHAQ0.5以下が69%(11例/16例)に達し継続群に於いては大腿骨骨折の合併 フレイル重度の要介護に至らなかった事も報告致しました。
  
現在増加傾向にありフレイルリスク高いとされる高疾患活動性 EORA患者に対しサリルマブ投与にてCDAI MMP3 m-HAQ速やかで有意な持続的改善が見られ 52週時点で継続率も89%く、有害事象癌の再発も見られずMMP3高値のEORA+重症骨粗鬆症合併患者に対し速効性が期待されるサリルマブデノスマブ早期併用関節破壊骨折予防に有用である事を報告し発表時間ピッタリで終了いたしました<(_ _)>
  
発表終了後は美味しい御弁当を頂きながら『ランチョン セミナー4 未来創造を目指したペプチドワクチン開発』を聴講。ポスターセッションを閲覧した後に『シンポジウム8 シングルセル解析から考える循環器・ 腎臓・代謝内分泌臓器の多様性と病い』『シンポジウム11 細胞老化と臓器障害』を聴講の後に阿蘇くまもと空港に向かいました。
  
空港行きのバスターミナルではまたしてもくまモンがお見送りしてくれました。天候不良で飛行機の出発(沖縄県 那覇空港発の機材の到着)が40分程遅れましたが、その後天候は回復し1時間飛行の後 伊丹空港に無事到着致しました<(_ _)>

2024-06-30 18:58:00

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...第41回なにわリウマチフォーラムにて講演して参りました。

5月11日(土)北浜の大阪証券取引所 会議室にて開催されました第41回なにわリウマチフォーラムにて講演して参りました。今回の講演のテーマは『当院における関節エコーを用いたリウマチ診療~早期診断からオゾラリズマブを含めた分子標的治療まで~』であり…2013年4月から当院に関節エコーを導入11年目に入り、エコー件数は24000件を超え 朝から夜まで関節エコー診療を行っておりますが、講演の最初に『関節エコーの有用性総括集の最新の医学論文』を紹介しました。
  
25本関節エコーのランダム比較試験に加えて5本のレビュー文献の様々な評価を報告。『関節エコーリウマチ因子 抗CCP抗体陰性関節リウマチの診断に大変有用である』『関節エコーは早期関節リウマチの潜在的な重症度の評価に有用であり、骨糜爛滑膜炎の検出に由り将来の関節破壊予測が可能となる』『関節エコーをリウマチ検査のルーティン化する事により早期関節リウマチの診断率が向上する』『関節エコーは手指や手関節の早期滑膜炎の検出が従来の臨床的な診察所見に比して優れている事が裏付けされた』と肯定的な論評もあれば…
  
PDUS(関節エコーの炎症所見) により集中的な関節リウマチ(RA)治療に繋がったが、臨床効果や画像改善効果の大幅なアウトカムの改善には結びつかなかった』『関節エコーは診断の正確さは臨床調査において一貫しておらず臨床的に有効な成果についても十分なエビデンスが得られなかった』と反論意見はあるも、文献の最終論評では『20本中18本のRCTが関節エコーのRA診断の有用性を支持しており…
  
『関節エコーがRAの診断において高いレベルの感度を有しDMARD による早期治療が可能であり RA 症例を見逃すリスクも低い。 また特異性も高くRAと誤診⇒RAでは無い患者にDMARDを処方し副作用に苦しむ患者を減らす事も可能である。関連研究レビューも含めてRA診療における 関節エコーは利益とリスクのバランスが最も好ましい(画像技術等も含めた論争はあるも)画像診断ツールとして受け入れられるべきである事を示している。』と結論付けていた事を紹介。また、関節エコーを用いる事で『痛みや腫れが無いのに関節破壊が進行する』病変を検出できる事も紹介。
   
臨床的に深い寛解でも関節エコー下では残存関節炎が多く認められ、その中でも骨表面にPD(赤い炎症シグナル)が接するか骨面を貫通しPDスコアが高い場合は関節破壊を来たす可能性が高い『関節エコーの予後不良因子』とされる為 積極的に治療強化をすべきと評した文献も紹介。当院の診療においても患者さんが無症状でも上記文献の様に関節破壊を来たし得るエコー所見にしばしば遭遇高額な生物学製剤の増量や副作用の多い抗リウマチ薬を併用するよりも、当院でも多用しております関節エコーガイド下 『トリアムシノロンアセトニド局注療法大変有用であり、薬剤の増量併用無で寛解持続が可能であるとの最新の医学論文も紹介しました。
     
後半は日本リウマチ学会が策定した最新の『関節リウマチ診療ガイドライン2024』を紹介 原点回帰でメトトレキサートを十分量使用する事と短期間で高疾患活動性に至り経口の抗リウマチ薬にて炎症が制御できない場合はメトトレキサートを併用の上 TNF製剤の早期導入が推奨され、新規TNF製剤でありますオゾラリズマブナノゾラ®)を紹介。通常の抗体製剤よりも分子量がかなり小さくヒトアルブミンに結合する事で血中半減期が長くなり長時間の効果が期待できる事を紹介。
  
また日本の関節リウマチ患者限定のオゾラリズマブの有効性を示した臨床試験OHZORA trial』を紹介 プラセボ+メトトレキサート群 オゾラリズマブ30㎎+メトトレキサート群 オゾラリズマブ80㎎+メトトレキサート群の3群に分けて有用性と安全性が比較され、プラセボ群に比してオゾラリズマブ群に有意な効果が見られオゾラリズマブ低用量30㎎と高用量80㎎では有意差が無く、オゾラリズマブは少量でも十分に効果がある事が示唆されました。
   
特にACR70(関節リウマチの炎症が十分に制御され最も深い寛解の状況)の達成率が44.7%と驚く(◎_◎;)程高く、また特筆すべき点は投予後数日にて炎症評価指数痛みスコア短期間に改善関節破壊非進行率もプラセボ群に比しオゾラリズマブ群が有意に(P<0.01)高く、総評として『オゾラリズマブ+MTX治療は高疾患活動性関節リウマチ患者に対し速やかな効果関節所見が大幅に改善させ既存のTNF製剤と比し新たな有害事象は見られず許容可能な忍容性を示した。』事を紹介し…
  
講演時間25分でピッタリ終了となりました。『Pre-Clinical RAの病態』や『関節局注の手技や各部位のトリアムシノロンアセトニド適応量』、関節エコーの否定的な文献で指摘された『関節エコーは診断の正確さの一貫性が無い』の原因として関節エコー機種の種類 パワードプラー描出の為のレンジ数や周波数の設定 術者の経験値にて『画像所見診断評価大きく異なる』事とそれに対する対処法等 フロアの先生方と座長上杦先生からも御質問頂き、私見も交えてお答えしレクチャーセッションは無事終了となりました<(_ _)>

2024-06-16 17:17:00

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...5月31日(金)は第24回日本抗加齢医学会総会にて…

5月31日(金)熊本県にて開催の第24回日本抗加齢医学会総会での発表の為 終日休診となります。発表前日に熊本へ移動の為 5月30日(木)の午後診察は午後5時30分(受付午後4時30分)までとなります



今回は大阪から遥か遠くの熊本城ホールにて開催されます。朝イチセッション~参加し午前最終『免疫・炎症・酸化ストレス』セッションにて高齢発症高疾患活動性 関節リウマチに対するMTX非併用にてサリルマブ単剤の有用性について抗加齢医学の観点から口演発表して参ります。観光の暇なぞ全く無く とんぼ返りの予定です(-_-;)

患者様皆様には大変ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが御協力の程宜しくお願い致します<(_ _)>

2024-05-28 21:44:00

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...6月22日は関西関節エコーエキスパートサミットにて参加発表の為

6月22日(土)第16回関西関節エコーエキスパートサミットにて参加 発表の為 当日の診療は午後12時30分受付午前11時30分までとなります。
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度々の外来休診や時短診療にて患者様皆様には大変ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが御協力の程宜しくお願い致します<(_ _)>

2024-05-22 14:57:00

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...令和6年度の学術活動を更新しました

令和6年度の学術活動を更新致しました!

 
当院の関節リウマチ診療の更なる向上と最新医療の実践の為 今後も可能な限り学術活動を行って参ります<(_ _)>

学術活動| 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科 (touei-clinic.jp)

2024-05-19 13:45:56

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...第68回日本リウマチ学会総会・学術集会ワークショップにて口演発表して参りました。

4月18日(木)は当院を終日休診とし第68回日本リウマチ学会総会・学術集会にて参加 口演発表して参りました。町医者でありながら2年連続上位演題(ワークショップ)に採用頂きました。今回は地元の神戸国際会議場 神戸ポートピアホテル 神戸国際展示場の3会場にて開催。
  
日本各地からの多くのリウマチ専門医の先生方が参加される大変大きな学会でありますが、会場が広すぎて(-_-;)あっちこっち移動が大変でありました。参加登録を済ませた後に後に神戸国際展示場にて開催の朝イチセッションの教育講演『適切な手術介入 薬物治療と手術治療を引き出す』を聴講した後に口演発表の会場であります神戸国際会館1階の第12会場に移動。
  
中を覗きますと…めちゃめちゃ会場が広い(◎_◎;)、コンサートホール?状態で本来であれば御高名な先生が講演されるシンポジウム会場かと思われる程広く チョイと緊張致(-_-;)しましたが…この様な大きな会場での発表は滅多に無い事から今回はとても幸運であり大変有難く思いながら発表の順番を待ちました。
  
座長の藤田医科大学 リウマチ膠原病内科 教授の安岡 秀剛 先生から御紹介を頂き『当院の高疾患活動性 関節リウマチ患者41例に対するサリルマブ投与52週の有用性と安全性の臨床的検討』について報告致しました。
  
Sarilumabケブザラ)は完全ヒト型抗体膜結合と可溶性のIL-6受容体の両方に結合する受容体製剤で従来の同製剤に比して早期の至適濃度への達成とIL-6受容体抗体の親和性が高い可能性から早期に効果発現が期待されています。当院の高疾患活動性高齢腎障害 間質性肺炎 MTX関連リンパ増殖性疾患の既往等でメトトレキサートMTX)が使用できない、悪性腫瘍を有する患者さんが多く含まれており…
  
通常の抗リウマチ薬MTX非併用では効果が減弱する可能性があるTNF阻害剤では高疾患活動性の制御が困難である症例が多数を占めるもサリルマブが著効し速やかにADLが改善した症例を報告いたしました。次に頻度は低いながら関節リウマチ診療において大敵である『MTX関連リンパ増殖性疾患』にて他院から転医された症例も報告。MTX休薬後に高疾患活動性に至り・・・
  
生物学製剤を含めた免疫抑制療法にてリンパ腫の悪性化が懸念されるもサリルマブ投与にてリンパ腫(LPD)は逆に縮小異常血流も消失した事も報告。高疾患活動性患者41例に対しサリルマブ52週時点でのCDAI 2.8以下(深い寛解)の達成率63%(26例/41例)、CDAI 10以下(低疾患活動性)達成率78%(32例/41例)、中断率22%(9例/41例)であった事を報告。関節破壊に加えて全身の骨粗鬆症を来たす滑膜線維芽細胞から放出されるMMP3サリルマブ投与にて短期間で劇的に低下した症例が多く占め…
  
52週の時点での悪性腫瘍LPD再発全く見られず重篤な合併症も無軽度肺炎1例薬疹1例に留まり効果不十分に由り中断が7例であった事を報告。その他の解析結果として生物学製剤naive群において有意な治療継続率の上昇が見られ、一方で悪性腫瘍 LPD既往群においては非既往群と継続率は同等であり MTX併用群と非併用群の継続率も同等であったと報告。文献的考察として最新論文を引用しサリルマブ投与下ではMTX非併用と併用に有意差なく効果が見られる事、日本人単独のサリルマブの文献においても治療の忍容性は良好であり中間解析でも新たな有害事象は認められず
  
注目すべき事は悪性腫瘍が全く観察されず『生物学的製剤やJAK阻害剤にて治療されたRA患者において特定のがんのリスクが増加する可能性を考えるとこれは大変心強いことである』と論評されている事も報告致しました。 サリルマブの長期安全性を記した臨床調査でもサリルマブ単独での発がん率7年間で0.5%と極めて低く、IL-6製剤LPDの原因の一つとされるEBウイルス量を大幅に減少させLPDの悪性化が見られ無かった報告から当院の高疾患活動性リウマチ患者41例中11例を占める悪性腫瘍とLPD既往者に再発が見られなかったと考察
  
本調査で52週の時点で70%以上と高い継続率可逆的で軽微な肺炎と薬疹に留まった事からサリルマブの有用性と安全性が示唆されたと報告し受け持ち時間ピッタリで終了しました<(_ _)>。質疑応答にて肝障害症例にIL-6製剤を使用するリスク⇒肝庇護作用を有するIL-6を抑止する事でより増悪するのでは?と御質問を頂きIL-6と関連の無いTNF製剤でも肝障害の報告が7%もあり、IL-6製剤が必ず肝障害を来たす分けでは無く本症例ではサリルマブ投与にて増悪が見られず、肝機能の改善の理由としてこれまでの経口薬を全て中止サリルマブ投与にてADLが急激に回復し十分な運動療法も可能となり脂肪肝の病状が改善した事が推察されるとお答えいたしました。
  
座長の安岡秀剛先生からサリルマブの適応患者像について御質問頂き、IL-6高値と連動するCRP値が高IL-6 dominantの病態が推察される大関節罹患 高齢者 MTX投与不可患者が好適応であるとお答え致しました。講演終了後はランチョンセミナーで美味しい御弁当を頂き⇒ポスターセッション閲覧⇒シンポジウム『膠原病合併妊娠』⇒Meet The Expert『全身性リウマチ疾患における抗核抗体のUp-To-Date』⇒イブニングセミナー『関節リウマチ診療のこれからの課題と提案』とめいイッパイ聴講し帰路につきました。

2024-05-13 00:19:00

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