医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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講演・学会発表関連

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...第24回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました(第3編)

今回の『第24回リウマチ病診連携の会』の講演でスライドが多数の為 4編に分けてレポートする予定です。前回の続きからの『第3編』を報告します。当院のメトトレキサート関連リンパ腫が3例発症し幸い全例消退するも、残念ながら新規発症の4例目は消退せず『MALT型悪性リンパ腫』に至り血液内科にて入院に至った事を報告しました。
  
そもそも悪性リンパ腫は所属リンパ節から発生しますが、前回に報告した様に肺や皮膚 消化管粘膜にもしばしば見られ、当院の患者さんも全く無症状で検診で胃カメラを行ったところ偶然にも多発性腫瘍が見つかり組織生検を施行したところ異型細胞が多数検出され、粘膜層まで浸潤。免疫染色を行ったところ…
 
CD20陽性B細胞 CD3陽性T細胞 その他の免疫染色機から EBウイルス陰性のMALTリンパ腫と診断。即刻メトトレキサート中止にて腫瘍は縮小するも完全に消退せず、MALTリンパ腫のもう一つの要因とされるヘリコバクターピロリ菌も認められなかった事から、残念ながら悪性リンパ腫として血液腫瘍内科にて治療となりました。幸い低悪性度の為 抗がん剤は使用せず放射線治療で完治する可能性が高く少し安心しております。
 
当院の患者さんに非常に酷似した症例が昨年慶應義塾大学病院から報告されており、メトトレキサート内服中に左頚部リンパ節の腫脹と胃の粘膜潰瘍からMALTリンパ腫と診断。EBウイルス陽性 ヘリコバクターピロリ菌陽性から、メトトレキサート休薬+ピロリ菌除菌療法にて頚部リンパ節腫大も含めて胃粘膜病変も綺麗に消退し完治した事が報告されておりました。しかし…一方では…
 
こちらは東北大学病院の先生方からの本年4月の最新の報告では…たった6カ月のメトトレキサートの内服後に胃痛が出現し胃カメラを施行しましたところ…胃粘膜に多数の腫瘍性病変が見つかり、組織生検➡免疫染色 ウイルス同定検査➡EBウイルス陰性 メトトレキサート関連 瀰漫性 B細胞型リンパ腫と診断。当院の症例の同様にメトトレキサート休薬にて縮小するも完全に消退せず悪性度の高い事から悪性リンパ腫として抗がん剤の治療行い幸いにも腫瘍は消失したと報告しておりました。
 
MTX関連LPDの報告は多く見られますが、なかなか全体の集計するのは難しく、その真相に迫るべく、MTX-LPD究明のコアメンバーの中心的存在であります埼玉医科大学 血液内科 教授 徳平道英 先生が纏め上げ 今年の6月に総集編(20本のレビューの総マトメ)が論文として報告されました。組織生検をガッチリ行い、病状経過 転帰 予後をしっかりフォローした225例のMTX関連リンパ腫について報告された論文です①消退群 ②再発再燃群 ③残存非消退群 ④急速全身進行群の4つにタイプに分けて詳しく論評されておりました。
 
①消退群は自然治癒する一番安心なタイプですが、 ②再発再燃群は一旦消退するも半分1年以内に異なる免疫抑制剤にて再発し抗がん剤の適応 ③残存非消退群 ④急速全身進行群は全くMTXの休薬では歯が立たず即刻抗がん剤治療が必要となるタイプに分類。これまでMTXを製造販売しているメーカーさんの報告では①の消退群が80%、②の再発群が10%、③+④の残存進行群が10%と記されていましたが…どうやら徳平先生の論文では厳しい数字でありました。発症し易い患者さんとして女性優位 平均年齢66歳、平均罹病期間12年、MTX平均内服期間6年、病期3以上が多い傾向と報告されています。しかしリンパ腫の予後を左右するキーワードは病理組織EBウイルスを挙げておりました。
   
原発性悪性リンパ腫のWHO分類は多岐に渡りますが、MTX関連リンパ腫も同様に多種類を極めることから徳平先生は225例全例に組織生検施行し 詳細に組織の調査を行い6種類に分類されております。頻度別に…
EBV+DLCBL=EBウイルス陽性 瀰漫性B細胞型リンパ腫(当院症例①はこのタイプであったと推察されます)
DLBCL‐NOS=EBウイルス陰性 瀰漫性B細胞型リンパ腫
CHL=古典的 ホジキン型リンパ腫
P-LPD=多型性リンパ腫(当院の症例③はこちらに含まれます)
EBV+MUCU=EBウイルス陽性 粘膜節外型リンパ腫
NS-LPD=非特異型リンパ腫(当院の症例②はこちらに含まれます。)
 
これら6タイプの組織分類がどの様な転帰 予後の経過を辿るか①消退群 ②再発群 ③残存群 ④全身進行群に群別し各群毎の発症率最も重要な抗がん剤(化学療法後)生存率のを詳細を報告されています。…第4編に続きます。

2019-11-16 08:31:00

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...なんとか締め切り5日前の滑り込みで…

11月2日に講演して参りましたリウマチ病診連携の会の最も重要な第3編に続く…MTX関連リンパ腫の真相に迫ります…と大袈裟なフレーズを残し実際は来年4月の第64回日本リウマチ学会総会 学術集会の抄録作成に全精力を費やしておりました。あと締め切りまで5日ですが、なんとか滑り込みで一般演題を登録しました(^^;)

最近多くのリウマチ患者様に御来院頂いておりますが、診断や治療が遅れたり 相当高活動性状態で来られます重症の関節リウマチ患者さんに対し即効性で一発形勢逆転を期待しサリルマブの投与を多く行っております。

今回はサリルマブ15症例での発表で大病院と比較しますとかなり少ない症例数ではありますが…町医者ならではの詳細なフォローと治療効果の評価 サリルマブの有効性と安全性についての臨床的検討を報告して参ります<(_ _)>。

2019-11-14 08:46:00

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...第24回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました(第2編)

第1編でお話ししました関節リウマチとEBウイルスの関連について報告し、かなり横道逸れた状況から再度 MTX休薬後の関節リウマチの増悪時の安全性を重視した治療についてEBウイルスを如何に増幅させないかが重要とお話ししました。
  
TNF製剤が原則投与禁忌であり、3年間に渡ってNon-TNF製剤のトシリズマブとアバタセプトを3年間投与しEBウイルスのDNAの増幅度数とリンパ腫の発症について検証した論文を紹介。結果的にアバタセプトは経時的にEBウイルスを大幅に減少させなかったトシリズマブは経時的にEBウイルス量を大幅に減少させ 90人の関節リウマチ患者に於いてトシリズマブの長期治療を行ってもリンパ腫は発症せず、RA患者の末梢単核球中のEBウイルスを増加させなかった。と結論付けておりました。
  
この安全性の文献を根拠に再活動性のLPD軽快関節リウマチに対してトシリズマブの投与にて著効(◎_◎;)し、また2年半経過するもリンパ腫の再発なく良好な経過を辿っている事を報告しました。第2例目として52歳女性でMTX6mgで寛解中に上気道炎を機会に多発的にリンパ節が腫脹。当初はウイルス感染由来の反応性リンパ節炎を疑うもリンパ節の可動域不良で表面が不整なかなり硬いしこりでリンパ腫のマーカーとされる可溶性IL-2受容体が高値に!
  
即刻でMTXを中止し、しばらく経口ステロイドホルモン剤とサラゾスルファピリジンにて粘っておりましたが…一気に関節炎が全身に波及 再燃し高活動性に加えてアキレス腱付着部炎まで併発し歩行困難な状態に。トリアムシノロンの局注療法ネタは封印の予定でしたが、歩行困難な付着部炎に局注が著効し数時間で歩行可能となったことを報告。
  
しかし局所療法では歯が立たず、全体の関節炎の鎮静化の為には生物学製剤の手を借りる必要がある状況に。ここでトシリズマブ投与の可否を血液内科のコンサルトの上 同剤を導入しましたところ2例目も著効(◎_◎;)。1年半経過しリンパ腫再発の兆候なく良好に経過している事も報告いたしました。
  
第3例目としてMTX服用中に肘に急速な皮下腫瘤が出現し短期間で増大した症例を報告。リウマチ結節の好発部位であり、超音波所見上も血流豊富な腫瘤であるもMTX中止しても消退せずより増大。MTX関連リンパ腫は所属リンパ節以外に肺 皮膚 骨髄 脊髄 陰部と体のあちこちに出現(-_-;)することもしばしばあり、基幹病院の腫瘍外科にコンサルトし生検施行頂きました。結果の写真をいただこうと思っておりますとスライドが1枚のみ到着(-_-;)。
  
自学自習で病理学を勉強せよ!とのメッセージと思い、急いでアマゾンで顕微鏡を検索。『スマホ撮影可能な顕微鏡』『2750円』『口コミ4.2』が目に飛び込み『最近の顕微鏡はやっすいんやなぁ~』とワンクリックして購入送って来たのがスマホをくっつける吸盤だけでしたとお話ししましたところ場内大爆笑(^^;)。病理医として今後転身する予定がないので、ケチって『8750円の小中学生観察日記用顕微鏡』を購入したお話しましたらまたまた大爆笑。
  
顕微鏡が到着したところ、かなり軽くて相当安物感が満載(-_-;)。ケチったが為に失敗したと思いきや予想以上に鮮明に病理組織がスマホ画面に映し出されました。病理組織所見として壊死組織の周囲を取り囲む様にリンパ球 組織球を中心とした炎症細胞の浸潤が見られ血管内皮細胞の腫大化を認める所見であり『リウマチ結節』と確定診断。安心してMTXを再開した事を報告。・・・ここからいよいよ本チャンのリンパ腫の真相に?迫ります!…第3編に続きます。

2019-11-12 08:16:00

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...第34回日本臨床リウマチ学会に当院の演題が採用されました!

11月30日(土)12月1日(日)の2日間 名古屋国際会議場で開催されます第34回日本臨床リウマチ学会に当院の演題が採用されました!今年も幸い?事務局の御配慮?により発表日が土曜日に当たらず日曜となり、土曜の外来を閉めずに済むとホッとしております(;^_^A。さてさて今回の演題名ですが…
  
また関節注射ネタなんかぁ~い( `ー´)ノ!と突っ込まれそうですが、今回は足趾関節、足関節を中心に60週間(1年3か月間)の長期間の有効性を検証し発表してまいります。たかが関注されど関注…『嘘みたいに痛みが完全になくなりました!』と多くの関節リウマチの患者さんに喜んで頂いております この『超低コストの科学の魔法(勝手に命名(^ ^;))であります関節注射がどれほど人様の御役に立っているか、少しでも関節注射が普及するよう 頑張って発表して参ります(^o^)/

2019-11-10 09:21:00

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...第24回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました(第1編)

メソトレキセート関連リンパ増殖性疾患(以下MTX-LPD)をより深く理解し、当院で発症した患者さんの病状と経過をしっかり観察し考察を行い講演発表して参りました。発表当日の外来も連休前で大変混雑し、外来終了後直ぐに会場に向かいましたが『世話人会』は遅刻してしまいました。
  
予定の5分遅れで講演が開始となりました。今日はラグビーワールドカップの決勝でテレビ観戦の為?か参加される先生は少なく前回は70名近い参加が今回は20名程度のこじんまりした会となりました。まず日本リウマチ学会のMTX-LPDの見解としてリウマチ学会 血液学会 病理学会と3学会合同で精査していくとのコメントが出されています未だ2年しか経過していない事を報告。数年前まで血液専門医の先生が『驚愕』される事例が後を絶たない状態であった事もお話ししました。
  
本講演に於いてMTX-LPDを取り上げた理由として、当院の患者さんがMTX休薬後にリンパ腫が消退せず悪性化してしまった事と、大学病院の勤務時代は相当数の血液腫瘍の診療にあたり、難関の内科専門医試験の抄録も殆どが重症血液疾患の合併症であった事を報告としました。当院のMTX-LPDの第一例目に於いては上気道炎後に一気に右頚部リンパ節腫脹が出現し、超音波検査を施行しました所典型的な悪性リンパ腫の所見であった事を報告。
  
MTXを即刻休薬とし消退する事を祈っておりましたところ緩徐に縮小。引きが少し悪い状態でしたが何とか4週でほぼ消退。しかし今度は関節リウマチが相当悪化してしまい免疫抑制剤の再投与にてリンパ腫再発が懸念されます為、治療薬選択に難渋し血液専門医にコンサルト。『リウマチの治療は貴院にお任せします。生物学製剤の使用も問題ありません。リンパ腫が再燃した場合はこちらでしっかり治療します。』と心強い御言葉を頂けましたが…
  
基本的にMTX-LPDに生物学製剤でありますTNF阻害剤は再発のリスクが高く投与は回避すべきとされております。一方でNon-TNF製剤は安心して使用可能?なのでしょうか?その報告をしていた論文を紹介しましたがキーワードはEBウイルスでした。EBウイルスは悪性リンパ腫でありますバーキットリンパ腫の細胞の中から1964年に発見されたウイルスでヘルペスウイルスに属します(4型)。
  
殆どは幼少期に唾液や強い接触での飛沫感染で体内に侵入し軽い風邪症状で済みその後 終生に渡って潜伏感染を起こします。青年期から成人期に感染しますと時に重症化し有名な『伝染性単核症』を発症します。長期間の発熱や肝障害が起きますが生体内の細胞障害性Tリンパ細胞がウイルス感染細胞を撃退し潜伏感染状態に追い込みます。潜伏感染中も細胞障害性T細胞がしっかり監視しEBウイルスの増殖を制御していると考えられています。
  
ここで加齢性変化と免疫力の低下、メソトレキセートの免疫抑制にてEBウイルスの監視役であり細胞障害性T細胞の絶対数の減少と活性化の低下➡EBウイルスが増殖➡EBウイルスに感染しているBリンパ細胞が自らウイルスを産生する『溶解感染』が起こります。ここに更にリウマチ特有の慢性炎症と白血球の遺伝子発現等が絡み合ってリンパ腫が発生し悪性化すると言われています。元々EBウイルスと関節リウマチは切っても切れない関係で…
 
関節リウマチ患者さんの滑膜内にEBウイルスのDNAがしばしば検出され、またEBウイルスの核抗原の一部に対しリウマチ患者が有する抗CCP抗体が強い交差反応を示し、関節リウマチ発症にEBウイルスの感染が強く関与していると言われています。また節リウマチ患者は、EBVに対する免疫不全が指摘されておりEBVが活性化し易い状況が整っている➡健常者と比較してリウマチ患者の末梢単核球ではEBV-DNAが10倍も増加する事が報告されています。…第2編に続きます。

2019-11-08 08:25:00

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...リウマチ専門医からにわか病理医に転身?し奮闘中(T_T)…

第24回リウマチ病診連携の会に備えて、町医者なりに少しでも問題となっておりますメトトレキサート関連リンパ腫(LPD)を深く理解すべく…基幹病院にコンサルトし生検頂いた当院のLPD疑い患者さんの病理結果を問い合わせましたところ…
   
送って頂きましたのが『そのまんまスライド』(-_-;)…ウチには病理検査室も顕微鏡もないんですけど(-_-メ)…しかしご提供頂いた病理標本を『写真等を楽してスライドにコピペせず自学自習で頑張りなさい!』とのメッセージだと思いAmazonで格安の顕微鏡とスマホ写真撮影用グッズを急いで購入。かなり安い買い物だったのでリウマチ病診連携の会に出せる程の写真は撮れないだろう…
 
と思いきや…思った以上にそこそこ鮮明にスマホ写真に病理組織画像が映し出されました(^^)/~~~。リウマチ専門医から➡にわか病理医として転身?し外来診療の合間を縫って病理組織所見と文献とを睨めっこしております(@_@)
  
しかし…まさか町医者リウマチ医がプレパラートと顕微鏡を使って『にわか病理医』になるとは思いませんでしたが、超音波のリンパ腫の所見と生検頂いた基幹病院の病理診断所見とをしっかり見比べてMTX関連リンパ腫の理解を更に深め 最新の文献と共にしっかり勉学に励み11月2日の講演に臨んで参りたく思います<(_ _)>。

2019-11-01 08:53:00

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...第24回リウマチ病診連携の会にて講演が決定しました!

済生会吹田病院主催の第24回リウマチ病診連携の会にて講演が決定しました。今回は関節エコーや関節注射ネタは完全に封印し??、リウマチ医が絶対知っていないといけない『メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患』と『メトトレキサート休薬後に関節リウマチが増悪し高活動例に対するトシリズマブの有効性について』の2本立てで、超御高名な大阪大学免疫内科学教授 熊ノ郷淳 先生の特別講演の前座として発表して参ります<(_ _)>。



外来診療とジム?の合間を縫ってスライドを作成中。今、関節リウマチ診療で最も重要な課題の一つとされ最近増加傾向にありますメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患の最新の文献を取り寄せ熟読しております。
  
メトトレキサート内服されている方に少しでも不安を解消できますよう、しっかり論文を読んで解り易い?内容でスライド作成中です。メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患発症に強く関連しているとされるEBウイルスについても最新の知見を含めてお話する予定です。発表まであと1週間をきってしまい…11月中旬で締め切りとなってしまうリウマチ学会の抄録も手付かず状態(-_-メ)。

2019-10-27 10:45:00

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...第21回日本骨粗鬆症学会にて発表して参りました!(前編)

今回の学会発表時間は土曜日の夜の発表でしたので、当日は午前診察を休診にせず診療できると思っておりましたが...強烈な強風と豪雨の巨大台風19号が迫ってきており、スタッフの通勤の安全面を考慮し泣く泣く休診に。当日朝はさほど雨風無く、あぁ~外来診察で来たなぁ~と思いながら午後1時自宅を出発。大雨で万が一の交通機関の運休を想定し元往診車の軽自動車で出発しましたが…
  
高速道路に入った頃から雨風が急に酷くなり、横殴りの風に煽られひっくり返りそうな状況に加え一時は雨で前が見えない程に(◎_◎;)。ヒヤヒヤの状態で何とか会場に到着(*_*;)。台風の影響で発表や出席が出来なかった先生方もたくさんおられた様で、ポスター会場も閑散としておりました。
  
本当は午前中にポスター添付する様になっておりましたが、台風の影響でまだ到着されていない先生や交通機関の停止で已む無く演題取り消しとされた先生方も多くおられたとの事でポスターボードの空欄が目立っておりました。ガラガラでしたが発表するのに意味がある!とせっせとポスターを貼り、もうそろそろ貼り終える頃に後ろで何か人の気配を感じ振り返りますと10人近い先生方が早速わたくしのポスター閲覧(◎_◎;)されておりました。
  
今回は一般演題として754演題が採用されその内 ロモソズマブについての演題発表が10程あり、内7つが口演で3つがポスター発表でした。口演発表は7分間でスライドの提示時間が短く、一方でポスターは貼りっぱで長い時間掲示できる事と、複数の症例発表は私だけだった様で13例報告からロモソズマブにどれだけ骨密度増加効果があるか御興味持たれた先生が多く集まって下さった様です(^^)/。掲載ポスターをスマホの写真にガンガン撮って頂き、また熱心にメモを取って頂いたり、長い時間閲覧頂き誠にありがとうございます<(_ _)>。
  
幾つかのセッションを聴講し、発表の午後6時前にポスター会場に到着。6時丁度に開始となりましたが座長の龍野一郎先生を含めました数名の寂しい状況でのスタートとなりました。しかし徐々に先生方が集まりだしました。セッション1時間の中で6演題あり、私は最後の6番目で発表 質疑応答で1人の持ち時間が10分弱でしたが…皆さん発表時間が短く、6時50分~の発表が6時40分前には私の出番が来ました。気が付けば30名以上の先生方集結(◎_◎;)され、チョイとプレッシャーの中で発表が開始となりました。

2019-10-26 08:25:00

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...第21回日本骨粗鬆症学会にて発表して参りました!(後編)

学会発表のルールとして当然ながら持ち時間の10分間を守るべきでありますが、最後のセッションの最後の発表であり いつもの『スライド作り過ぎ病』の為 時間内に終了しなくては(-_-;)…とかなり早口になる傾向が、今回は余裕をもって発表する事がができました。今回の臨床調査の目的と方法を述べ、13例の患者さんの背景から発表を始めました。
  
ロモソズマブの発売が3月であり保険診療上 骨密度の測定が4カ月に1回しか測定できない為 短期的な報告となった事も説明いたしました。9月に日本リウマチ学会近畿支部学術集会にて発表した6例原発性骨粗鬆症7例を追加し、ステロイド骨粗鬆症の症例や早期閉経にて若年でありながら顕著な低骨密度症例を具体的に紹介。
  
またロモソズマブの投与に至った経緯やスイッチ時の服薬状況、特に当院に無治療で転医された3例が相当な低骨密度で易骨折性の病態(◎_◎;)から直ちにロモソズマブを導入した事も報告。一方で自院でビスフォスフォネート製剤を投与するも骨密度が増加せず、漫然処方を避けるべくロモソズマブにスイッチした症例も報告しました。
  
結果としましては13例が重症骨粗鬆症の病態でありながら全例が6か月以内の無症候性椎体骨折の進行を認めず、若年者で低骨密度の症例に於いて4か月間で腰椎骨密度が13%と爆発的に増加(◎_◎;)した事を報告。一方でステロイド骨粗鬆症の予防としてプレドニゾロン10mgとロモソズマブを併用した症例では残念ながら腰椎の骨密度が殆ど増加しなかった事も報告しました。
  
大腿骨近位部も頚部同様の結果で、個人差はあるものの若年者で4カ月で近位部5%頚部6%と従来の骨粗鬆症治療薬と比較して破格の増加を認めた事を報告。一方で腰椎と同じくステロイド骨粗鬆症の症例には全く増加しなかった事もお話しました。ビスフォスフォネート製剤既往群6例と非既往群7例に分け比較検討しますと腰椎骨密度では有意に非既往群が上昇し、大腿骨に於いては有意差はないもののやはり非既往群が増加率が多い傾向にあった事を報告しました。
  
骨代謝マーカーとしてBAP(骨性アルカリフォスファターゼ)骨形成マーカー、TRACP5b(酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ)を骨吸収マーカーとして採用し、ロモソズマブ投与にてBAPが有意に上昇TRACP5bが有意に低下し同剤が骨形成を促進させ骨吸収を抑制し骨代謝の両面に作用してている所見が認められた事も報告しました。
  
副作用としては有意なものは認められず、今回は13例全例に於いて腎機能が正常から軽度の低下範囲内であるも12例にビタミンD製剤の予防投与を行い、2例に無症候性の軽微な低Ca血症が認められカルシウム製剤を補充し、1例に無症候性の軽度の高カルシウム血症を来しアルファカシドールを中止した事を報告。考察として最も有名なロモソズマブの大規模臨床試験でありますARCH試験とほぼ同様の結果➡腰椎平均5.7% 大腿骨近位ぶで1.7% 同頚部で1.97%増加し良好な骨密度の上昇が得られた事を報告しました。
  
また、ビスフォスフォネート製剤投与6年後にロモソズマブとテリパラチドとスイッチし比較検討したSTRUCTURE試験を考察の文献として採用。ビスフォス服用後は伸びしろが無さそうであるも腰椎大腿骨の骨密度の上昇が見られた事、文献と比較し本調査のビスフォス既往群で骨密度の上昇がやや低かった事も報告。脳梗塞既往患者にロモソズマブは慎重投与で当院の脳梗塞既往例には現在特に有害事象を認めていない事も報告しました。又腎機能正常でも血清Ca値のモニターと病状にてVitDやCa製剤の追加の必要性、経過良好であるも注射時の疼痛にて1例投与中止に至った事も報告しました。
   
最後の考察として今回ステロイド骨粗鬆症の予防として1例と言えどもロモソズマブを投与するも骨密度の上昇が認められなかった事に対しマウスの実験ではステロイド骨粗鬆症にロモソズマブの有効性が示されるも、関節リウマチやリウマチ性多発筋痛症患者にステロイドを投与したところ寧ろ血清スクレロスチン濃度が低下する報告や、ステロイドの投与にてスクレロスチンが低下しているにも関わらず骨形成マーカーが低下し骨吸収マーカーが上昇するという逆転した変化があった文献も報告。今後も症例の蓄積が必要とし無事終了しました。多くの先生方に聴講と御質問を頂き、易骨折性の方に正しく安全にロモソズマブが投与され骨折予防が出来る様祈念しレポートを終了と致します<(_ _)>。座長の龍野一郎先生色々とご配慮いただきありがとうございました<(_ _)>。

2019-10-25 08:25:00

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...台風19号迫る…被害が最小限ですみますように…。

台風19号が日本列島に迫りつつあり、超大型で大雨と暴風をもたらし非常に危険な台風の様です。昨年の台風21号が大阪を直撃し当院は室外機が吹っ飛ぶ程度で済みましたが、基幹病院の済生会吹田病院は大規模停電 電柱 信号 樹木があちこちで倒れ街中が大変な被害でした。
 
千葉県の方々も前回の台風15号で相当被害が出ている状況にも関わらず今回の危険な台風は心配ですね(>_<)。本日から神戸で開催されます第21回日本骨粗鬆学会も異例の『出席 発表が出来ない方への連絡について』広報がなされており、当院から神戸まで近いと言えども鉄道の運休と高速道路が通行止めとなりますと…一般道で神戸まで暴風雨の中、車の移動も厳しいかもしれません。

ポスター発表の準備万全ですが(…とは言っても昨日の夜にギリギリでプリントアウトしましたが(^_^;)台風の状況によっては学会発表ができないかもしれません。明日の当院の診療も公共交通機関が運休の場合、大雨暴風警報が発令された場合は休診となる可能性もありますので、また当ホームページでお知らせ致します<(_ _)>。

2019-10-11 09:00:05

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