医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
医療法人 東永内科リウマチ科

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TEL 06-6329-0276

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講習会・勉強会・資格認定

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...リウマチ専門医の更新の為の書類作成

前回の更新から早いものであっと言う間に5年が経過。2020年度のリウマチ専門医の更新書類が8月に到着。来月末が締め切りですが、早い目に書類作成に取り掛かりました。症例報告は20例に留まり、ソノグラファー(関節コー専門医資格)に比して少なく(ソノグラファーは根性の100症例(◎_◎;))と短期間で作成終了しました(^_^)/
  
専門医を更新するには5年間の認定期間に50単位以上の取得が義務付けされていますが、毎年学会参加と発表 支部学術集会や講演会等で計算しますと120単位取得しておりました(^^;)。リウマチ専門医として患者様皆様に少しでもお役立て出来ます様 常に最新最良の知識を取り入れ、これまでの経験と技術を生かして 今後も鋭意努力して参ります<(_ _)>。

2020-10-25 11:15:14

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...関節エコーの最新の話題と当院のエコー診療について(前編)

先月の9月24日にめちゃめちゃ久しぶりに関節エコー研究会に行って参りました(^_^)/!マスク着用としっかりソーシャルディスタンスを取っての講演聴講でしたが、やはり新鮮味がありました。聴講しました内容も含めてに関節エコーの最新の話題についてレポートします!

今回はセミクローズの会で、関節エコーのエキスパート?として御誘い頂きました。最近当院でもかなり多用しておりますJAK阻害剤についても聴講致しました。当院ではエタナルセプトバイオシミラーの次にJAK阻害剤を使用しており、10月14日の時点で25例使用しております。JAK阻害剤の中でもウパダシチニブの効果は凄まじく(◎_◎;)当院の難治性関節リウマチの患者さんに劇的な効果をあげています。今回はウパダシチニブのお話は置いておいて…
 
関節リウマチは遺伝的素因(怪獣の卵)環境的因子(卵の孵化を促進)が加わり⇒自己免疫現象にて(赤ちゃん怪獣の誕生 Pre-RA)関節リウマチの前段階に至り⇒非特異的症状(大きい怪獣へと成長)を経て⇒未分類関節炎(怪獣の凶暴化)⇒怪獣の頭数と攻撃力の上昇(ゴジラの様に火を噴いて関節を溶かす)Established RA(確立された関節リウマチ)へ移行⇒狂暴怪獣全身の関節へ拡散(高活動性で多関節炎の病状)へと進みます。
 
ではではどうすればこの怪獣が火を噴き散らかすゴジラに変身する手前で食い止める事が出来るか…怪獣が誕生してもミニラの様なチビ怪獣(関節炎が限局的で非進行性)で留められるか…発症の第一段階として怪獣(リウマチ)が何故発症するか(青色枠) 遺伝的リスク因子 では様々な研究がなされていますが、明確な原因は未だ特定できておらず(一部の白血球の型がリウマチ発症の関連性が報告)現在環境的リスク因子としては喫煙、歯周病、ウイルス感染、急激な体重の増加が挙げられています。
  
血液学的には皆さんが良く御存じのリウマチ因子抗CCP抗体の存在も怪獣が出現し凶暴化するかの予測因子になります。リウマチ因子又は抗CCP抗体のどちらかのみが低力価(正常の3倍以内)であれば5年以内に怪獣(関節リウマチ)が出現すると確率は1.5-5.3%と低い値ですが、高力価でどちらかのみが陽性ですと37.7-69.4%、両方陽性ですと100%怪獣が出現(-_-;)するとされています。特に高力価で両方陽性ですと教科書的には超狂暴怪獣になるリスクに(実臨床ではミニ怪獣で済むこともしばしば)…。
 
遺伝的リスク因子、環境的リスク因子の次のステップとして上記の(紫色枠) 自己免疫反応期(孵化期) を経て『非特異的なリウマチ症状』へと移行しますがどの様な症状の人が卵から怪獣が孵化するか(関節リウマチに移行するか)を2017年の欧州リウマチ学会が論文を発表。関節症状の発症期間や強張りの時間、MCP関節(指の付け根の)に所見が出る 近親者のリウマチ家族歴 スクイーズテストが陽性(示指から小指のMCP関節をまとめてグリップすると痛みが出る)等々 項目を提示し、1項目ならリウマチ移行率の特異度が14.1%5項目以上当てはまるとリウマチへの移行の特異度が100%に(◎_◎;)
 
完全に卵から怪獣が孵化し、『さぁこれから巨大化して火を噴く大怪獣になるでぇ~!』とされる(緑色枠) 非特異的症状 への段階骨のレントゲンや血液検査に異常を認めない期間へ移行しますが…この時期早期発見 早期診断として関節エコー威力発揮すると考えられます。この時期を逸して診断が遅れます生物学製剤が必要な巨大怪獣に変貌をする可能性が高くなり、早期発見 早期治療介入抗リウマチ薬が少量で済む様なミニ怪獣で留める可能性もあります。この非特異的症状期最新の知見を以って関節エコーで孵化したての怪獣を捕まえます!?…後編に続く。

2020-10-20 08:50:00

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...関節エコーの最新の話題と当院のエコー診療について(後編)

早期発見 早期治療介入抗リウマチ薬が少量で済む様なミニ怪獣で留める可能性があり…この非特異的症状期最新の知見を以って関節エコーで孵化したての怪獣を捕まえます!?とかなり大袈裟なフレーズで終了した前編からの続できありますが…
 
レントゲン撮影や血液検査では解らない非特異的症状(はっきりしない関節症状)を訴えている150名の患者さんを143週(約3年間)経過観察していたところ30名が関節リウマチを発症どの様な患者さんがリウマチに移行?したか年齢 性差 家族歴 喫煙歴や初発症状の関節部位、血液学的な炎症マーカー RF 抗CCP抗体、画像検査としてMRI検査を用いて変量解析を行い検討した論文です。
 
発症に於いては年齢 性差 強張り時間 喫煙歴 関節の痛みの個数には有意差は認めず単変量解析では小関節+大関節症状自己抗体陽性に、炎症マーカー上昇に有意差を認めました。またMRI所見でも関節周囲の軟部組織を含めた何らかの炎症所見(骨間筋や関節周囲の炎症所見)も有意な関節リウマチへ進展するリスク因子として報告されました。多変量解析で最も特異的に有意性が高かったのがMRI腱鞘滑膜炎で、日常リウマチ診療に於いて『非特異的症状期』にしばしば腱鞘滑膜炎(成長した怪獣がウロウロしている所見)関節エコーで観察されます。
 
特に手首の尺側手根伸筋腱手指屈側の腱鞘に滑膜炎を認められる事が多く、高額で頻用性の低いMRIと比して低額で頻用性の高い関節エコーでこられの成長した怪獣(炎症病変)を検出早期診断早期治療が可能となります。また最新の文献では209名の関節症状を有する患者の内1年で31名がリウマチを発症。発症した患者の炎症部位炎症関節の個数とのリスク因子を解析した結果…関節周囲の炎症の中でも手背の付け根の(MCP関節)の伸筋腱に炎症を認める場合に強い恐竜出現(リウマチ発症)の独立した危険因子である可能性を報告。先程の関節周囲の炎症性変化が数か所+MCPの伸筋腱の炎症を有する場合は80%と高率に関節リウマチに移行する事を報告。当院では、これらの所見が見られればトリアムシノロンアセトニドの局注を行い、全体の病状評価の上 抗リウマチ薬のリスクとベネフィットを十分勘案した上で治療を開始しております。
 
無症候性でも抗CCP抗体が高力価であれば、70%弱が近い将来関節リウマチを発症するとされていますが。上記の最新の論文では419名の抗CCP抗体高値の無症状患者の内1年で41名が関節リウマチを発症。どの様な関節所見を有する患者が関節リウマチへ移行し、進行するリスク因子は何か?関節エコーを用いて検証した論文が発表れました。前述の150名のリウマチ発症とMRIの炎症所見を関連性を解析した論文では有意差が出なかった『喫煙歴』が本論文では有意に関節リウマチの発症率上昇当院に於いても無症状の抗CCP抗体陽性者に関節エコーを施行しますと既に骨糜爛(怪獣の炎で骨に穴凹)が認められることはしばしばあります…
 
この論文では『関節リウマチの進行のリスク因子』として手指関節の骨糜爛変化よりも、足趾特に5趾(小指)のMTP関節の糜爛が重要と報告。①骨糜爛2箇所以上 ②抗CCP抗体やリウマチ因子の高力価+糜爛関節1ヵ所  ③5MTP関節の骨糜爛所見+滑膜炎(炎症シグナル)の併存…これらリスクの高い3つの条件を比べても…抗体価や罹患関節数に関係なく、③5MTP関節の炎症シグナルを有する骨糜爛だけで最も関節リウマチ進行率が高かった(◎_◎;)と報告。無症候性でも5MTP関節病変はリウマチ発症後の重症化の独立したリスク因子であると報告しております
 
上記は当院の患者さん例ですが、抗CCP抗体の高値を指摘され無症状で当院へ来院されましたが、足の小指の外見には腫れも変形も無いものの第5足趾関節にエコーを当てますと既に骨糜爛変化(◎_◎;)が生じており(糜爛性変化⇒左上の画像、正常画像⇒右下の画像)ました。少しだけ火を噴くチビ怪獣(僅かながら炎症シグナル)を認められましたが、チビ怪獣が火を噴き炎が骨表面に接すると骨破壊が進行し、当然ながらチビ怪獣でも頭数が増えるとより骨破壊が進行(上記の世界的関節エコーの権威でありますグラッシー先生談)します。
 
今回の最新の論文での関節エコーを用いた有用性が報告されましたが、リウマチ診療に於いて関節エコー検査を導入する事でリウマチの早期診断と早期治療介入に有用であると報告されている論文は数多く存在しており、今後も関節エコーの重要性はより増してくると考えております。

今後も最新の論文を取り入れ、僅かな関節周囲や伸筋腱の炎症性変化、手背だけではなく手掌屈側部の腱鞘滑膜炎の存在を(ミニ怪獣の存在)を見逃さないより質の高い関節エコー診療を今後もしっかりと行って参ります<(_ _)>。

2020-10-19 08:17:00

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...日本骨粗鬆症学会 認定医の資格更新しました。

2015年10月に本邦初(^ ^;)第1期 日本骨粗鬆症学会 認定医に初認定され早5年が経過しました。毎年、日本骨粗鬆症学会に参加し 町医者の臨床研究でありますが、筆頭演者として(元々一人しかいませんが...(^_^;))発表して参りました。


第21回 日本骨粗鬆症学会
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/597
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/598

第20回 日本骨粗鬆症学会
http://www.touei-clinic.jp/original65.html

第19回 日本骨粗鬆症学会
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/297

第18回 日本骨粗鬆症学会
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/169

第17回 日本骨粗鬆症学会
http://www.touei-clinic.jp/original48.html

 
骨粗鬆症の研究会 講習会の参加と御高名な先生方の貴重な御講演の聴講を行い、叉 市民公開講座等の様々なオファーを頂いた講演会でもお話させて頂き…5年間の学会活動 講演聴講 講演活動が認められ、無事に日本骨粗鬆症学会 認定医として再認定されました。
  
骨粗鬆症についての市民公開講座
http://www.touei-clinic.jp/original64.html
第2回 北大阪骨を考える会
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/540
コロナウイルス感染拡大に伴い、これまで行って参りました講演会形式では典型的な3密状態となり、今後はWEBセミナー WEB学会を通して最新の骨粗鬆症医療を御報告して参ります<(_ _)>。

2020-08-10 10:50:06

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...コロナ対策で多忙を極める中…骨粗鬆症学会認定医更新準備中

2015年8月に本邦?初認定されました日本骨粗鬆症学会認定医取得から早5年が経過し、認定更新の時期が参りました。東永外来待合安全宣言から3週間以上経過し、掛かり付け患者さん限定のコロナ対策にて日々多忙を極めておりますが、認定更新〆切が間近に迫っております(-_-メ)。
 
必須単位取得50単位以上に対して、毎年5回連続で同学会 筆頭演者発表に加え 講演会参加等で100単位以上取得したのですが…これまった過去の抄録の検索 引用 複写から多岐に渡る証明書類の作成が大変(◎_◎;)。申請書類に漏れが無い様 必死で作業中ですぅ(T_T)/~~~

2020-04-17 00:51:00

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...関節リウマチ関連リンパ増殖性疾患について聴講して参りました!

1月25日土曜日にリウマチ関連の研究会があり参加聴講して参りました。今回は医原性リンパ増殖性疾患の研究班のコアメンバーであります神戸大学の血液腫瘍内科の准教授 松岡広先生の御講演で、通常の研究会ですと20~30名の参加ですが…今回は80名近く(◎_◎;)が参加。リウマチ医療の現場で免疫抑制療法にてリンパ腫が発症する事が問題となっており、今回の参加者の人数の多さが如何に『リンパ増殖性疾患』が注目されているかの現れと思われました。

冒頭で最近になり関節リウマチ関連のリンパ増殖性疾患の紹介がかなり多く、中でもやはり圧倒的にメトトレキサート服用中のリンパ増殖性疾患が多いとの事。厄介なのが原発性悪性リンパ腫と比較してリンパ節以外の部位(肺 肝臓 脊髄 骨髄 消化管 婦人科臓器 口腔内)の発生が半数近くあり発見が遅れるのが問題とお話しされました。
 
発症数が増えた?のか、高齢者へのメトトレキサート投与が要因?診断数が増えたが発症者数は横ばい?等不明な点が多いですが最近特に増加傾向とお話しされました。染色体が変異しまくって全身に悪性リンパ腫が飛び散り3か月も持たないと思われたリンパ腫の患者さんがメトトレキサートを中止するだけで全ての腫瘍が消失し染色体までも正常化する事が衝撃的であったとお話しされました。
 
次にリンパ増殖性疾患の発症にEBウイルスの関連性が強く疑われ、EBウイルスが増殖しない様に監視しているCD8陽性細胞障害性T細胞の減少と回復がLPDの予後に大変重要とお話しされました。いざLPD発症時に『血液内科の我々はせっかちなのですぐさま化学療法を行いたくなる』ものの、時間が経って消退するケース『消退群』も多く見られる為、どれほど縮小するまで待つかがもう一つの論点とお話しされました。2週から4週で退縮するものもあれば8~10週の場合もあり、一方で『急速進行群』では即化学療法が必要な場合もあり注意が必要とお話しされました。
 
リンパ増殖性疾患を今後見極める為にはメトトレキサート内服の状況下での組織検査が理想とお話しされました。しかし臨床の現場では同剤内服中に異常なリンパ節腫脹が出現すると短期での退縮を期待し組織生検の前に即刻休薬してしまう事も致し方無いともお話しされました。メトトレキサートに因るリンパ腫の発生は東アジア人が特に多く、同剤と相性の悪い白血球遺伝子HLAのタイプの調査によって発症リスクの軽減に至る可能性もお話しされました。又 メトトレキサート投与中にリンパ腫を発症する予見についてはまだ未解明とお話されました。質疑応答が活発に行われ(私もしっかり困っている事を質問させて頂きました(^^;))大変有意義な会でありました。

2020-01-30 00:34:00

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...第34回 日本臨床リウマチ学会に参加 発表して参りました(聴講編)。

名古屋国際会議場で開催されました第34回日本臨床リウマチ学会に参加して参りましたが、日曜しか参加できず講演の聴講が少なかった事が大変残念でした。ランチョンセミナーとして関西関節エコーのオピニオンリーダーであります大阪市大の岡野匡志先生の『リウマチ診療における関節エコー~リウマチ治療のアウトカムを向上させるか~』の講演を聴いて参りました。
  
お腹ペコペコでのランチョンセミナーでありましたので、名古屋の御当地御弁当を大変美味しく頂きました。岡野先生の講演では関節エコーを用いたT2T(Treat to Target)達成の可能性について聴講しました。EULARの関節エコーの大家『グラッシー先生』のちょいとブラックな名言であります『関節エコーをしない医者は●の●えない皮膚科医と同じだ』と関節エコー派が台頭しておりましたが…最近になり関節エコー派に逆風が吹き始めたとして下記のARCTIC試験が紹介されました。

結論から言いますと関節エコーを用いてタイトコントロールを行っても、今まで通り触診とレントゲンでのタイトコントロールを行っても最終的治療効果のアウトカムは変わらなかった…と言う関節エコー派にしては悔しい結果となりました。もう少し細かく言いますと関節リウマチの病状評価としてDAS、SDAI、最も厳しいBoolean寛解が用いられ、レントゲン画像検査による骨破壊の進行の評価も含めて…
 
『関節エコーを用いて診療しなくても、今まで通りの診療スタイルで治療の最終結果は同じであったよ』との結論でしたが…しか~し!本試験では疾患活動指数の平均DAS28-CRPが4.4以上かなりの高活動性患者が対象で治療ストラテジーも相当濃厚で経口ステロイドから関節注射 生物学製剤導入をガンガンに行い実診療とはかなり異なる(これだけガンガン行けばエコーも触診も関係なく同じ結果になるはずちゃうの( `ー´)ノ)事と…

エンドポイントにDASで評価しており、関節エコーコントロール群の本来の評価がキチンと出来ていない事も問題と思われます。また、関節エコーでの炎症シグナル消失率が有意に関節エコー群が勝っており、今回の評価期間も2年と短期間であり、3年以上の長期でフォローすれば関節エコー群に有意差が出てくる可能性も十分考えられます。またEULAR2016ではARCTIC試験における関節エコータイトコントロール群ではエコー寛解率が通常タイトコントロール群よりも有意に達成率が高かったと報告。

 

EULAR 2017ARCTIC試験の関節エコータイトコントール群103例に対して関節破壊進行の関連性を検討したサブ解析の結果に於いて、構造的寛解達成のオッズ比は臨床的所見にも基づく寛解維持群に比べて『関節内の炎症シグナル無し』と『関節滑膜肥厚が2以下』が高い結果に➡関節エコーを用いた評価の有用性が高いと報告しておりました。よって今回のARCTIC試験だけでは関節エコーは不要と論じるのは早計と言えると思われます。
  
しかし関節エコーで『炎症シグナルが少し残存している』からといって治療を強化(抗リウマチ薬の追加や増量)したり、生物学製剤を直ぐに導入しますと副作用の発生や医療費の高騰に問題が出てくる可能性も指摘されており…『やはりここは関節注射ですやん( `ー´)ノ!』と一人ツッコミを入れておりました。岡野先生の御講演以外に、今大変問題となっております『メトトレキサート関連リンパ腫』のチョット怖い症例報告も聴講し明日の診療に役立つ内容でありました!

2019-12-19 08:27:00

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...ペフィシチニブ全国講演会に参加聴講してまいりました。

今年度に発売されました第3番目の新規JAK阻害剤であります純国産型のペフィシチニブですが、当院では既に難治性関節リウマチ患者さん2名に投与中ですが短期間で著効し経過良好です(^^)v。今回は10月6日に東京でペフィシチニブ全国講演会が開催されましたのでペフィシチニブの実力は如何に??をテーマにレポート致します(^^)/。日本リウマチ学会の重鎮の先生方の講演でJAK阻害薬の基礎からこれまでのJAK阻害剤の違いについてお話されました。JAKの基礎的なお話は…
http://www.touei-clinic.jp/original30.html)
http://www.touei-clinic.jp/original58.html
http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/569

をご参照ください。聴講内容としましては…Ann Rheum Dis. 2019 Oct;78(10):1320-1332に掲載された文献をメインにお話しますと…
 
プラセボ⇒12週後ペフィシチニブ100mg vs プラセボ⇒12週後ペフィシチニブ150mg vs 最初からペフィシチニブ100mg vs 最初からペフィシチニブ150mg vs エタネルセプトの4群に振り分けた文献が最も分り易いかと思われます。今回の文献ではあくまでエタネルセプトの安全面との比較試験で治験担当の医師にも患者さんにも内緒で行う2重盲検試験とは異なり、『エタネルセプト良く効く薬です』と言って調査を行っているので、2重盲検にしますと結論的にはペフィシチニブとエタネルセプトはほぼ同等の効果と安全性であると言えそうです。

リウマチの寛解基準の目安となりますACR20%改善の立ち上がり➡効果のスピードも最初からペフィシチニブ150mg群ですと2週から4週で効果が出現しエタネルセプト同じ効果が認められます(しつこいですが、盲検試験では無いのであくまで参考ですが…)。ペフィシチニブ100mgですと4週までの立ち上がりは変わりませんが、8週~12週となりますと効きが落ちてくる印象です。
 
ACR50%改善、70%改善となりますとやや最初からペフィシチニブ150㎎群が少しエタネルセプトと比較し立ち上がりがやや遅いイメージですが24週~36週で効果が追いつく状況です。それでも寛解の目標期間とされる12週の時点でメソトレキセート併用無しでペフィシチニブ単剤でACR50%達成患者が45%、ACR70%達成患者が30%(◎_◎;)ですと相当早く良く効くかなり優秀な薬剤といえます。

一方で12週までプラセボ⇒ペフィシチニブ100mg群、150mg群では最初からペフィシチニブ群に比して立ち上がりが悪く、差が埋まらない事から早期にペフィシチニブを投与すべき結と言えそうです。関節リウマチの寛解の基準となりますDAS28CRPではペフィシチニブ150mg群がエタネルセプト群と比して改善がやや遅い傾向にありますが、血液の普遍的な炎症マーカーでありますCRPと血沈の短期的な低下の推移は両群共変化は見られませんでした。


エタネルセプトを注射している』という事が知らされている事から、痛みのVASや関節症状が異なるののではと思われます。4週間でCRPの顕著な低下と生活機能の目安となりますHAQも8週でしっかり改善を認めます。この文献では骨破壊の抑制評価➡骨ビランスコア+関節裂隙スコア=トータルシャープスコアでありますmTSSの評価が為されておりませんが、慶應義塾大学 教授の竹内 勤 先生を中心に行われました国内第Ⅲ相RAJ4試験ではメトトレキサートとの併用でペフィシチニブ群に於いて有意に関節破壊の進行が抑制されたと報告しています。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=peficitinib+RAJ4
 
Efficacy and safety of peficitinib (ASP015K) in patients with rheumatoid arthritis and an inadequate response to methotrexate: results of a phase III randomised, double-blind, placebo-controlled trial (RAJ4) in Japan.(Ann Rheum Dis. 2019 Oct;78(10):1305-1319.から抜粋)


最も重要なのは…副作用として懸念されます『重症感染症』の発症率です。高齢リウマチ患者さんに安心とされるアバタセプトに次いで安心なのがエタネルセプト…と臨床の場では認識されていますが、エタネルセプトの感染症のリスク因子が2.0に対してペフィシチニブ100㎎+150mgのトータルで1.7とかなり安心な薬剤(^^)vと言えます。



しかし一方で…やはりJAK阻害剤の泣き所であります帯状疱疹ヘルペスウイルス感染症では危険因子がエタネルセプトが2.6に対ししてペフィシチニブ100㎎+150mgのトータルで5.1と倍に近い結果(-_-;)となりました。帯状疱疹ヘルペスの感染率が高いのはペフィシチニブに限ったものでは決してなくトファシチニブ、バリシチニブを含めた全てのJAK阻害剤共通の合併症とされています。



講師の先生方からも好発時期は無く、常に発症してもおかしくないとの管理の下で帯状疱疹の早期発見、早期抗ウイルス剤処方が重要との事。来年には不活化ワクチンが登場することからかなり予防につながるであろうとのお話でした。もう一つ心配な悪性腫瘍の発生率もエタネルセプトほぼ変わらず安全面でもピカイチと言えそうです(^^)/。
 
2019年のEULARのリコメンデーションが先日提唱され、生物学製剤と同じ位置づけでフェイズ1でメソトレキサート+ステロイド(できれば関節注射(^^;))+サラゾスルファピリジンで効果不十分な場合は安全面が確保されつつある事からJAK阻害剤を第一選択薬として考慮しても良いと明記されました。ペフィシチニブの特徴としましては70%が肝排泄で30%が腎排泄である事から(既存の肝障害患者には使用が制限されますが…)、生物学製剤と同様に腎機能障害を有する患者に使用可能な点です(他のJAK阻害剤には腎障害患者に使用制限あり)。
 
あくまで個人的意見ですが…純国産製剤で感染症のリスクが比較的に低く 安全性が高く 短期間でエタネルセプトとほぼ同等に寛解に到達する事から腎障害を有しメソトレキセートが使用出来ない高活動性の高齢関節リウマチ患者さんに最も適応(年齢に関係なく臓器障害の無い高活動性リウマチの病状の方も勿論適応ですが…)ではないかと考えております。レポートになっているかどうかわかりませんが、新規JAK阻害剤ペフィシチニブについてレポートしました(^.^)/~~~。

2019-10-17 15:36:00

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...第3のJAK阻害剤ペフィシチニブの全国講演会に出席 聴講して参ります。

『非受容体型チロシンキナーゼ』の1つであるJAKを阻害する事でサイトカインの遺伝子転写を遮断し強い免疫抑制作用を有するJAK阻害剤としてJAK1JAK3を抑制するトファシチニブが2013年7月に登場。続いてJAK1 JAK2を阻害するバリシチニブが2017年9月に、そして本年7月に3剤目のJAK1 JAK2 JAK3に加えてチロシンキナーゼまで抑制する純国産型新規JAK阻害剤としてペフィシチニブが登場しました。

既に当院にて2例使用し良好な治療効果を発揮しておりますが、今後より自信を持って より安心にこの御薬を患者さんに提供すべく10月6日に東京で開催されます『ペフィシチニブ全国講演会』に参加聴講して参ります。

 

日本リウマチ学会の重鎮の先生方によります基礎から臨床 適正使用 安全管理まで大変興味ある内容が聴講できそうで大変楽しみにしております。しっかり聴講し当院のリウマチ診療の向上に繋げて参りたく思います<(_ _)>。(…往復の移動時間を有効に活用し溜まっている論文を頑張って読んで(-_-)スライド作りに励みます…。)

2019-10-06 08:31:00

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...第21回 日本骨粗鬆症学会にて当院の演題が採用されました!

第21回日本骨粗鬆症学会は当地区から地理的に大変近い神戸で開催となります(^_^)/。2015年開催の第17回日本骨粗鬆症学会から5年連続で当院の演題が採用されました!口演発表➡ポスター発表➡口演➡口演と続き、今回も口演セッションにて採用を期待しておりましたが...


本会は8割以上が口演発表で2割弱がポスター発表となり、抄録の登録の際に『口演・ポスター』のどちらでも良いとチェックした結果…ポスターセッションでの発表となりました(^_^;)。ポスターセッションは口演セッションよりも発表の持ち時間が少なく、『いつもスライド作り過ぎ病』の私にとっては口演の方が良かったのですが…



しかしロモソズマブの口演セッションが12日(土)の午前10時~。今回は学会会場が神戸で、発表が土曜日の午後6時~の為 東永外来を閉めなくて済むので逆にメチャラッキーだったと言えそうです(^_^)/。9月7日(土)の日本リウマチ学会近畿支部学術集会にて発表して参りましたロモソズマブ投与のリウマチ性疾患6例に原発性骨粗鬆症7例を加えて13例のロモソズマブ投与後の短期治療効果と安全性の臨床的検討を報告して参ります<(_ _)>
  
忙しい外来の合間にデータを拾ってエクセルに打ち込み、持ち帰って狭い書斎でデータ解析とスライド作成はかなり大変であります(-_-)。『毛むくじゃらの秘書』がずっと横にくっついておりますが、スライド作成のお手伝いは無理(時々急に遊んでよ<(`^´)>!とペロペロなめて逆に邪魔をしてきます(-_-)zzzな様です。学会発表は準備と文献検索等が大変でありますが、学問を積み臨床研究を通して最良の医療を患者さんに提供できると確信し頑張って学会発表の準備をして参ります<(_ _)>

2019-09-24 13:38:00

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