医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...社外講師 リウマチ研修会にて講演して参りました。

...社外講師 リウマチ研修会にて講演して参りました。

6月11日に社外講師 リウマチ研修会にて講演して参りました。日の目を見ない関節注射ですが某メーカー様がご興味頂き、当院における最新の生物学製剤 オゾラリズマブの位置付けと有効性 安全性についてもお話して参りました。関節注射は古くは2002年の米国リウマチ学会ガイドラインにグルココルチコイド関節注射推奨が明記されており、数関節の残存炎症に対しては抗リウマチ薬と併用に由る関節注射有効性が記載されております。
  
ヨーロッパ リウマチ学会では現在においても関節注射を強く推奨しており詳細な有効性と安全性について明記されております。日本リウマチ学会の最新の関節リウマチ診療ガイドライン2024では…関節注射の推奨の背景として薬物治療の進歩によりRA患者の疾患活動性は良好にコントロールされる事が多くなってきたが寛解もしくは低疾患活動性でも少数の関節炎がしばしば残存する事からこの残存関節炎に対する関節内注射の効果の意義は高い事から条件付きで推奨され、エビデンスの確実性においてはメタ解析はプラセボ対象ではなくサンプル数も少ない為全体的なエビデンスの確実性は…
  
残念ながら『非常に低』.とエビデンスレベルの位置付けとなりました。しかしパネルメンバーの同意度ではステロイド関節注射の患者アンケート調査結果ではリウマチ全体の改善度が高く(当院の関節注射アンケート調査も同様の結果に詳細⇒クリック とうえいブログ | 大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科 東永内科リウマチ科) 患者の希望満たす手技であり 近年早期RA患者に対するT2Tの中に関節注射の検証を取り入れた大変質の高いRCTがあり(OPERA study CIMESTRA study)パネルメンバーの同意度は7.94かなり高い同意度でありました。
  
4月に参加して参りました第69回日本リウマチ学会・学術集会でのセッションでも手の外科権威の加古川医療センター中川夏子先生の講演においても関節滑膜炎に留まらず腱鞘滑膜炎に対するグルココルチコイドの局注は滑膜切除術関節形成術等の手術回避の上でも重要とお話されておられました。また前回紹介した抗CCP抗体陽性の関節外病変の炎症(Pre-Clinical RA)の病態を有しても8割近くが関節リウマチに進展しない報告から…
  
当院ではPre-Clinical RA病態の患者様のQOLを低下させない様 相当数の腱鞘滑膜炎にグルココルチコイド(多くはトリアムシノロンアセトニド)を局注を行っており、時に神経や血管僅か1ミリ以下の隙間を関節エコーをガイド下にて局注を行う手技と多少技術や経験が必要であるにも関わらず技術に対する保険点数がかなり低く⇒患者様にとっては大変低コストで良いのですが… 採算度外視の手技(-_-;)とお話しました。
   
本年2月からPhase1⇒メトトレキサート(MTX)やサラゾスルファピリジン イグラチモドといった抗リウマチ薬のみで寛解に至らず困っておられる転医希望関節リウマチ患者様受け入れ再開以降 外来が多忙となり、生物学製剤の使用者も徐々に増加している事を報告しました。PhaseⅡではTNF製剤が有効性と安全性から第1選択薬とされる事が多く、特に当院では低コストのエタネルセプトBSを頻用している事を報告。
  
コスト面から使用患者は8例と少ないのですが非常に有効性が高い最新TNF製剤 オゾラリズマブについてお話いたしました。同製剤はナノボディとして特殊な3量体構造であり合計分子量は約38kDaと通常の抗体薬よりかなり分子量が小さく血清アルブミンと結合することで血中半減期が延長される事より長時間効果期待できると報告されています。オゾラリズマブとMTX併用した大規模臨床試験OHZORA Study)ではその有効性が報告されおり…
  
140例のオゾラリズマブ(OZR)投与群において52週時点でのACR奏効率良好な臨床的改善を示しDAS28‐CRP HAQ-DI SJC66 TJC68 PT-GA等の評価項目でも良好な改善が認められた。重篤な有害事象はオゾラリズマブ群で合計23例に認められたが用量間で発現率に差は認められず、OZR+MTX併用による有効性52週でも維持され安全性プロファイルも24週時点の中間解析結果と一致しており、52週でもOZRは良好な忍容性を示したと報告されています。  
  
一方で腎機能低下高齢 既存の肺病変等でMTXが使用できないリウマチ患者が多数存在し、MTX非併用でのOZRの有効性を示したこちらも大規模臨床試験NATSUZORA Study)ではOZR単剤でもかなり短期間有効性が認められOZR30mg群でACR奏効率は24週時点で高く、MTX非併用から27.7%の患者に中和抗体が産生されるも 52週までその有効性が維持されたと報告されております。当院のMTX非併用にてOZRが有効であった症例が多数あり有害事象かった事も報告しました。
  
また最新の論文でOZRとMTX併用したOHZORA StudyとMTX非併用でのOZR単剤のNATSUZORA Studyに参加した401名から登録され279名の長期(平均200週間)継続治療したリウマチ患者にて対しACR(20 50 70)  SDAI  CDAI DAS-CRP Boolean‐Response J-HAQにて治療評価を行ったHOSHIZORA Studyも紹介。長期投与期間を通じても顕著な有害事象認められず有効性評価ではACR(20% 50% 70%) SDAI  CDAI DAS28-CRP Boolean‐Response J-HAQにおいて高い奏功率が維持されたとお話しました。
  
まとめとして経口ステロイド剤の回避と関節リウマチ患者とPre‐Clinikal患者のQOL維持、既存治療の効果増強の観点から関節注射を診断時~Bio導入時 残存関節炎への対応等 幅広く行うべきであり今後の普及に尽力したい.また、高齢発症のRA患者が増加傾向にありMTXの併用不可の場合でTNF dominantの病態が推察される患者に対しMTX非併用にて有意な治療効果を示したオゾラリズマブを今後も導入していきたいと締めくくり50分の講演が無事終了致しました<(_ _)>。この様な講演の機会を頂きましたメーカー様には深く感謝申し上げます<(_ _)>

2025-07-16 10:38:00

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