医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(前編)

...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(前編)

第34回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました。10月25日のリウマチ専門外来は大きな混雑は無く、世話人会の開始時間前に済生会吹田病院 東館センターホールに到着致しました。


 
世話人会終了後 東京虎ノ門病院 リウマチ膠原病内科 医長の長谷川 詠子先生の前座として講演して参りました。演題名は『当院におけるサリルマブの位置付け~安全性と有効性も含めた臨床的検討~』と題しサリルマブに関する最新の論文を10本程引用し当院の症例も含めて講演して参りました。
 
  

当院での生物学製剤とJAK阻害剤の投与状況とIL-6製剤サリルマブケブザラ®)の適応リウマチ(RA)患者として高齢(75歳⇑)高疾患活動性 CRP⇑ IL-6 dominant 腎障害 MTX不可 RF陰性 ACPA陰性 癌既往 MTX-LPD既往好適応である事を最新の知見と共に報告しました。同じIL-6製剤であります トシリズマブ(アクテムラ®)との使い分けは?コスト優先であればトシリズマブであるも臨床的に迅速効果が求められる場合はサリルマブ迷いなく選択する事をお話しました。

   

その根拠を記した論文として大規模臨床試験のANSWERコホート試験ではIL-6阻害剤 未治療患者1001名に対し①SAR(サリルマブ)200 mg皮下注群201名 ②TCZ(トシリズマブ)皮下注群546名 ③TCZ-8 mg/kg点滴群254名の3群に分けたところ、SAR群においてCDAIの改善率が有意に高く(*P = 0.007)4週12週48週と長期に渡って安定的にCDAIの有意な改善が見られた事を報告。当院でのサリルマブ投与41例のRA患者に対する有効性と安全性について96週までフォローした臨床研究を報告しました。

  

サリルマブ投与の41例の中にはMTXが使用できない超高齢間質性肺炎 慢性腎疾患 MTX服用中にリンパ腫発症例…に加えて悪性腫瘍既往 高疾患活動性 難治性多剤耐性(D2TRA) 自己抗体高力価等かなり治療条件が難しい患者が多く占めていると報告。しかしサリルマブはこれらハイリスク患者の救世主になる事がしばしばあり、当院の症例でも2年間低疾患活動性が持続した割合が78%深い寛解63%に達した事も報告。重篤な合併症患者は見られず悪性腫瘍既往リンパ腫既往患者併せて11例に再発が見られ無かったとお話しました。

  

サリルマブ有効性特に安全性を更に記した最新の論文を紹介。当院の41例のサリルマブ投与患者の3分の2が高齢者であり産業医大の研究グループが報告した大規模臨床試験では2018年6月から2021年の間に本邦の多数のリウマチ教育医療施設に登録されたRAを有する患者972例に対し①65歳未満 ②65歳以上75歳未満 ③75歳以上の高齢者の3群に分けサリルマブの有効性と安全性を52週に渡り解析。有効性65歳未満75歳以上では有意差無く…

  

 安全性においては軽微なものも含めては患者全体の24.6%に副作用が見られるも重篤な有害事象は6.4%をに留まり 悪性腫瘍は全く発症せず特に注意すべき副作用の発生率でも③75歳以上群に感染症の発症率が特に高い?と予想されるも…結果的には全年齢層で発症率は大変低く ①65歳未満:7.8% ②65歳以上:8.2% ③75歳以上:8.5%と大きな差は見られ無かった。年齢層間で重篤な感染症と非重篤な感染症の発生率に有意差は認められなかった事から年齢を問わずSARはRA患者に忍容性が大変高いと論評された事を報告。続いてMTXが使用できない事例では…

  

2022年の海外の論文報告ではサリルマブ単独投与群84例vsサリルマブ+MTX併用群399例の2群間で24週時点でのCDAI  DAS28-CRP CRP Hb VAS  FACIT-Fatigueスコアは有意差無く、サリルマブ単剤でも十分効果ありとの報告もあれば、本邦での第3相臨床試験のHARUKA Studyにおいては、SAR単剤療法群61例 vs SAR +(MTX以外の)csDMARD併用群 30例において52週間にわたり許容できない疼痛(UP;VAS > 40 mm)と炎症のコントロール割合を評価した結果はSAR+csDMARD併用群に軍配があがりました。

当院のSAR投与41例の27%を占める難治性関節リウマチでは…【続編】につづく 

2025-11-09 18:31:00

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