医療法人 東永内科リウマチ科

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...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(後編)

...第34回 リウマチ病診連携の会にて講演して参りました!(後編)

第34回病診連携の会での講演レポートの後編としましては、当院のSAR投与患者様の27%を占める難治性 多剤抵抗性 高疾患活動性関節リウマチ(D2TRA)についてこちらも最新のANSWERコホートスタディの文献を紹介。RA患者3623例中 450例(12.4%)がD2TRAでその高リスク因子として高齢75歳⇑) 若年発症 RF高力価 高疾患活動性 MTX投与量⇓ 腎障害 高血圧や糖尿病などの合併症が挙げられ,中でも経口ステロイド剤の長期漫然投与有害事象による中止と大きく関連していると報告。D2TRAに対する治療としてはサリルマブを含めたIL-6製剤とJAK阻害剤優れた有効性と継続性がを示した事を報告しました。               

  

続いて当院のD2TRAと同規模の27%を占める悪性腫瘍リンパ増殖性疾患(LPD)既往患者に対する有効性、特に悪性腫瘍の安全性を示した最新の論文を紹介。遠く離れたデンマークでの大規模リウマチコホート研究では2006年から2020年までの悪性腫瘍について追跡調査されたRA患者21982例 IL-6群(TCZ/SAR)1457例  ABT(アバタセプト)1016例 RTX(リツキシマブ)群690例 vs TNFi群 7458例 Bio-naive群11361例との癌発症ハザード比(HR)を詳細に解析し公表した論文を紹介致しました。

  

生物学製剤を使用していない患者群と比較してSARを含めたIL-6製剤群は悪性腫瘍発症はほぼ同等に少ないかそれ以下であり、特に大腸癌と肺癌では生物学製剤を使用していない群を1としますとSARでは大腸がん0.60 肺がん0.77とハザード比が大きく1を下回り安全生物学製剤の代名詞とされるABT(アバタセプトと比較してもハザード比はほぼ全癌においてもかなり低い結果が示されました。結語としてRA患者におけるトシリズマブ サリルマブ アバタセプト リツキシマブによる生物学製剤治療​実臨床においてTNFi治療およびBio-naïve RA患者と比較して癌リスクの上昇とは関連しなかった。 また投与期間が5年を超える患者群でも有意な癌リスク上昇は見られ無かったと結論付けておりました。   

  

SARだけの安全性の論文に絞っても単剤治療7年間での悪性腫瘍の発症率が0.5%と極めて低く、上述の日本人のみSAR大規模臨床試験においても発がん性低いとの多数の報告から、関節リウマチ患者今後更なる高齢化に伴いガン既往患者担癌状態患者増加する可能性からSARの重要性がより高まるとお話しました。当院での癌既往患者においても再発や新規発症は見られずSAR安全性示唆された事をお話しました。続いてリンパ増殖疾患の対応として…

  
 
リンパ増殖性疾患LPD)は、RA治療に伴う重篤な合併症であり主にMTX治療中 稀に発症するとされています。MTX中止によりほとんどのLPDが退縮または消失するも、その後は殆どの症例においてRAが強く再燃し関節炎への対応に難渋するケースが多々ある事を報告。最新の論文としてMTX投与中止後にRAが再燃に対してサリルマブ投与によりLPDの再燃なくRAに対しても非常に有効であった2例のケースレポートSARが著効した当院患者症例についても報告致しました。

  

最後に本年9月に公表された最新の論文で関節リウマチ患者におけるRFとACPAの力価における生物学製剤とJAK阻害剤の継続率に及ぼす影響を明らかにすることを目的としたANSWERコホートStudyを紹介。コホートに登録されている5312例のBio・JAKiTNFi 2704例 aIL-6R 1218例 CTLA-Ig 903例 JAKi 487例投与RA患者中止のハザード比(HR)を多変量解析にて算出した文献で、結論的には自己抗体強陽性でも陰性であってもSARを含めたIL-6製剤が最も継続率が高く、RF ACPA陰性の場合はJAKiやCTLA-Ig製剤は避けIL-6製剤の次にTNF製剤の導入をを検討し…

  

自己抗体陽性の場合はTNF製剤を避け効果別ではIL-6製剤⇒JAK阻害剤⇒CTLAIg製剤の順に使用を考慮すべきと結論付けておりました。当院の症例においてもRF・ACPA陽性群陰性群の96週の段階での継続率の有意差は見られず75%前後の高い継続率示した事を報告致しました。【まとめ】としてMTX非併用例 自己抗体陰性例 陽性例 高齢患者 多剤耐性患者 LPD既往患者も含め多方面の領域においてサリルマブ(SAR)の有効性多数報告されており、高疾患活動性 D2TRAを含めたRA患者においては経口ステロイドの漫然投与は絶対に避けD2TRA病態に至る前の早期にSARを導入すべきとし…

   

SARの長期安全性おいても大規模臨床試験も含め多数報告され 特に悪性腫瘍の発症率が長期に渡って低く当院11例の悪性腫瘍 LPD既往者においてSAR投与中の96週間再発は見られず、更なる長期の有用性安全性期待し今後も適応リウマチ患者にサリルマブを多用して参りたいとお話し無事時間通りに講演は終了致しました<(_ _)>

2025-11-23 15:45:00

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