医療法人 東永内科リウマチ科

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トップページ»  とうえいブログ»  講演・学会発表関連»  ...第40回 日本臨床リウマチ学会にて口演発表して参りました。

...第40回 日本臨床リウマチ学会にて口演発表して参りました。

...第40回 日本臨床リウマチ学会にて口演発表して参りました。

ランチョンセミナーが終了しお弁当にて空腹が満たされた後に会長講演を聴講…するはずがお世話になっております先生方やメーカーさんと話をしておりますと発表時間が近くなってしまい発表場所の第8会場に向かいました。今回は『当院におけるMTX非併用でオゾラリズマブ投与を行った高齢関節リウマチ患者8例に対する短期的 有効性と安全性の臨床的検討』について口演発表して参りました。

  

目的としましてオゾラリズマブ(OZO)は抗TNF製剤では最も新しく実臨床においてはメトトレキサート(MTX)非併用での高齢RA患者に限った報告は未だ少なく今回高齢でMTX非併用でのOZOの短期成績を調査し、方法は当院にてOZOを導入し3カ月以上経過観察が可能であった高齢RA患者8例(女性6例 男性2例)のOZO投与開始から12週24週DAS28-CRP MMP3 患者VASの改善度を調査しました。

  

OZOは38KDaFC部位を有さない小さい3量体の生物学製剤で膜結合型分泌型TNFαの両方に結合・中和し血清アルブミンと結合する事で半減期が延長され長時間効果が期待できると考えられており、またin Vitroの論文の報告ではヒトとアカゲザルのTNF誘発細胞に対する親和性が4種のTNF製剤の中でOZOの親和性が高くTNF抑制効果が最も優れていたと報告。

  

日本リウマチ学会の関節リウマチ診療ガイドライン2024ではMTX使用できない場合で分子標的治療薬が必要なPhase2においてはOZOを含めたTNF製剤よりも非TNF製剤が有効とされており、特に高齢発症の関節リウマチ患者では血清CRP値が高値⇒IL-6 dominant状態ケブザラやアクテムラ等のIL-6製剤の使用が推奨されています。しかし今回の当院のOZO投与8例は投与前CRP平均値が1.22(0.64~1.58) mg/dl低値であり、一方で関節炎に特異的であるMMP3が平均で200.4(98.3~419)ng/Lと隠れ高疾患活動性患者群ありIL-6製剤を使用しなかったと報告。

  


結果として8例中7例が24週まで継続可能となり、患者VAS DAS28‐CRP 血清MMP3有意な改善短期間で見られ特にVASDASにおいては投与2週間著減しており24週まで継続的有意改善が見られたと報告。特に生物学製剤効果不十分例であった2例共 OZO投与後2週間著明に関節症状が改善。1例が効果不十分で脱落するも有害事象は全く見られなかったと報告しました。

  

症例報告として76歳女性で他院でアバタセプトを投与されるも2次無効に至りRF 442IU/mL ACPA 283.5U/mLと自己抗体高値であり e-GFR 28.7腎機能低値で罹病歴5年 CRP 0.88 mg/dlと低値に比してMMP 219.5ng/mlと高値で8例中DASが5.24と最も高値の患者に対しOZO投与にて2週間関節エコー所見著明改善した症例を報告。効果の速さが顕著な薬剤であり、それを報告した論文としてMTX非併用OZO単剤での有効性を示したNATHUZORA Studyの文献を提示しました。

  


OZO 30mg群 80 mg群 とも良好な臨床的改善を示しACR奏効率は24週時点52週まで維持されDAS GA等の評価も投与1週目から良好な改善を示し52週まで維持 有効性は用量間で同様で 20例 有害事象認めるも死亡例。30 mg群で27.7%に中和抗体を認めるも MTX非併用下で有意な効果を示し活動性RAにおいて52週にわたり有効性が維持されOZOは許容できる忍容性プロファイルを示したとされており当院の症例同様の結果であった報告しました。

  

またOZO+MTX併用OHZORA Study vs OZO単剤NATHUZORA Studyの臨床効果を比較して文献を報告。ACR20は有意差はないもののACR50 ACR70OZO単剤群が劣るも、SDAIと患者VASスコア HAQ-DIでは1週目即効性効果と最終52週エンドポイントでの効果有意差かったと報告。文献の考察としてMTX非併用OZR群は プラセボ(MTX)群よりも良好な治療効果を示し、OZOMTXを投与できないRA患者に対する追加的治療選択肢となり得ることが示唆されたと結論付けておりました。一方で有害事象はMTX非併用でのNATHUZORA Studyの方がスコアかったと報告しました。

  

ANSWER cohort studyでは登録されたRA患者登録されたRA患者3263例中 D2TRAに至った450例リスク因子を多変量解析リウマチ因子が高値⇒生物学製剤のFC部位に結合し複合体を形成⇒マクロファージに貪食される事に由り効果が減弱する事からRF高値症例には(当院の生物学製剤無効例も含め)Fc部位有さないオゾラリズマブ有用である可能性を報告。結論として当院のOZO継続率かった要因としてBio-naïve中疾患活動性症例が多く占めた事、MTX非併用の為 有害事象や合併症の増悪が見られなかった可能性が考えられたと報告しました。短期評価症例数ないながら高齢RA患者においてMTX非併用でのOZO即時的 安定的有効性安全性が示唆され…

  

高齢発症のRA患者が増加傾向にありMTXの併用不可の場合でも上記NATHUZORA Studyの延長試験(最大260週長期有効性安全性の報告もあり TNF dominantの病状が推察される患者やRF高値患者に対し今後もOZO導入し更なる長期の有効性と安全性について調査していきたいと報告。途中で会場の機器のトラブルで映像が1分程消滅(-_-;)してしまいましたが、口演終了後に座長の大阪公立大学 特任教授の岡野匡志先生年齢関節罹患部位 臨床症状でのTNF製剤IL-6製剤の使い分けについて御質問頂き時間通り終了致しました<(_ _)>

  
 

発表終了後はシンポジウム9 『JAK阻害薬の最適化とDe-escalation』とシンポジウム13 多元データ統合解析による関節リウマチ病態の層別化と個別化医療の可能性』を聴講し本会ツアー終了となり小走りで長崎空港行のバスターミナルに向かい 時間通りに空港到着。伊丹空港行に乗機し10分遅れの午後8時30分伊丹空港到着⇒大阪モノレール⇒蛍池駅 宝塚線に乗り換え⇒十三駅 京都線に乗り換え⇒上新庄駅⇒東永に戻り夜11時過ぎまで残業(-_-;)睡眠不足も相まってヘロヘロ状態(◎_◎;)でしたが日付の変わる前に無事帰宅致しました<(_ _)>。本ツアーで得た『最新 臨床リウマチ学』を駆使し患者様のリウマチ診療に尽力致します
<(_ _)>

2025-12-28 12:35:00

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