医療法人 東永内科リウマチ科

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...第18回日本骨粗鬆症学会にて発表、参加して参りました!(前編)

...第18回日本骨粗鬆症学会にて発表、参加して参りました!(前編)

10月7日(木曜)仙台で開催の第18回日本骨粗鬆症学会にて発表 参加して参りました。代診立てての学会出席の為日帰りの弾丸ツアーでの参加でした(+_+)
仙台アクセス線
朝一発の伊丹発仙台行きの飛行機に乗って行って参りました。仙台までは1時間10分と短い飛行時間ですが、空港での待ち時間や仙台のアクセス線の本数が少なく、仙台駅についたのは10時過ぎでした。
元々結婚式場でちょっと学会会場には合わないかと(-_-;)
会場の勝山館。仙台駅で急いでタクシーに乗り、運転手さんに『勝山館(かつやまかん)までお願いします』とお願いすると『???』運転手さんの反応はイマイチで、しばらくの沈黙の間『あ~勝山館(しょうざんかん)ね』と仙台到着して直ぐにボケをかましてしまいました。会場につきますと講演を聴講すべくシンポジウム会場に直行。今回に聴講して参りました内容を2回に分けてレポートします(^O^)/!

最初のシンポジウムの演題は『椎体変形と骨折 脊柱変形がもたらすQOL低下』

椎体骨折患者さんは前方部分が潰れ後湾変形が引きおこします。後湾角度(腰の曲がり度数)が増すと特に45度以上曲がる群とそれ以下の角度にて生活機能低下が大いに変わると事です。45度以上曲がるグループはより大腿骨骨折の発症率がより高頻度となります大腿骨骨折の人の8割以上は脊椎骨折の所見が見られ、背骨が曲がると骨折連鎖(ドミノ骨折)がより起こりうると言えます。

脊椎後湾症の痛みは慢性的痛みが特徴で圧迫骨折の変形 椎間板の変性により、背筋に負担がかかり常に背筋が収縮してしまい筋疲労が持続➡筋内圧の上昇➡筋肉の虚血➡筋肉の変性➡筋萎縮➡より骨に負担がかかり慢性疼痛が引き起こる事解ってきました。背筋萎縮にて歩行機能が低下し股関節、膝関節とより弱っている関節に負担を掛ける悪循環を来す結果となります。
 
治療としましては萎縮した背筋を元に戻すのは困難であり、変形した脊椎を手術で治すとなりますとかなりの大手術となってしまう為、基本的には装具療法にて脊椎後湾の姿勢を矯正する事で歩行機能が改善するとの事です。
前方部分が潰れ後湾変形に!
背筋は女性の場合は更年期である55歳以降に筋力が減少すると言われており、ホルモン低下から骨密度も低下する事より骨粗鬆症が起こると言われています。背骨の骨折率、骨折の椎体数と背筋低下に強い相関性を認める事がわかり、背筋力の維持が骨折予防に非常に重要と言えます。
 
予防の為には背筋のエクササイズを精力的する事が重要であり、例えばうつ伏せで上半身を30度挙上し10秒静止する運動を10回/日、週に5回するだけで有意に骨折率を抑制するとの事ですが椎体骨折が1個所以下の方に限られるとの事。それ以上の椎体変化のある人は転倒の防止エクササイズをお勧めするとの事。バランス訓練が必要で太極拳やフラミンゴ訓練は40%近く転倒を予防すると報告されています。

続いて『骨粗鬆症治療の新たな展開と今後の展望』についてのお話です。ランチョンセミナーでお弁当を食べながら講演を聴講します。
美味しかったですがチョイ味が濃かった(-_-;)
平均寿命が延びていますが、自分で歩ける健康寿命と平均寿命が男性10年 女性が12年も開いています。長生きしても運動器疾患で大いに生活機能が低下した状態で生きる事となります。男性では大腿骨骨折で寝たきり状態になると約半数が1年以内死亡するという悲惨な状態です

いつのまにか骨折を含めた既存骨折が寝たきりの大きな危険因子となります。骨密度に関係なく既存骨折が見つかれば即治療対象と日本骨粗鬆症学会ガイドラインでは強く勧告しています。糖尿病のAGEsと悪玉架橋が骨内に貯留する事により骨質を劣化させ骨折率を高めると言われています。血糖管理が骨折率の低下に繋がるのでは?と予測されましたが研究の結果HbA1Cが7.5%未満であれば健常者と同じ骨折率となりますが、7.5%以上で骨折率が47%上昇する事が解りました。

 医原性(薬剤性)の骨粗鬆症としては、まずステロイドホルモン剤が挙げられます。今回私も本学会で発表しましたが最近は頻用されておりますプロトンポンプ阻害剤も骨粗鬆症を誘発すると言われています。骨粗鬆症の第一選択薬としてビスフォスフォネート製剤が挙げられます。アレンドロネート製剤(当院採用ボナロン®)、リセドロン酸(当院採用アクトネル®)に続き、より強力なミノドロン酸(当院採用ボノテオ® )が開発され週1の薬➡月1の薬に続き➡半年に1回の注射で強力に椎体骨折の発症を予防するゾレドロン酸が登場しました。
                                            顎骨壊死のポジションペーパー

現在の脊椎骨折を最も強力に抑制するミノドロン酸は、痛みを引き起こす受容体の一つP2X受容体に痛みのスイッチを入れる物質が結合する前に先にP2X受容体に結合して痛みのシグナルを発生させない事からビスフォスフォネート剤の中で最も除痛作用の強い薬と言われています。副作用としては有名な顎骨壊死が10万~1万分の1、非定型大腿骨折1万人中3人。ガンの患者さんはより顎骨壊死が多く発生しうると言われていますが100人に1人と言われ抗がん剤にて抵抗力が低下している為、易感染性➡顎骨壊死頻度が上昇。BP剤を含めたポジションペーパーが発表されましたが、休薬をしたからと言って顎骨壊死の頻度を落とすものでは全く無く、中止により因り骨折リスクを上げる事から抜歯後や歯周病に対して抗菌療法の徹底がより重要と結論付けております。

話はまだまだ盛り沢山なので続きは『後編』にてお知らせします(^^)/~~~

2016-10-13 22:15:12

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