医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第18回リウマチ病診連携の会にて講演発表して参りました!

...第18回リウマチ病診連携の会にて講演発表して参りました!

平成27年4月の第15回病診連携の会の発表から4回連続で当院の演題を採用頂きました(^-^)!毎回関節エコーネタではありますが、時々刻々と変遷を遂げるリウマチ最新医療に併せて関節エコーの日進月歩の進化を最新の文献を添えて10月15日に済生会吹田病院東館にて講演して参りました(^_^)/。

講演の前に4回の発表でリウマチ病診連携に貢献した?との事で世話人会にお招き頂き済生会リウマチ病診連携の会 世話人として御推挙頂きました。大変名誉な事で御推挙頂いた先生方には心より感謝申し上げます<m(_ _)m>。

まずは高齢者でしばしば見られる変形性膝関節症と関節リウマチ合併時の関節エコーを用いた鑑別、膝疾患に於けるベーカー嚢腫の分類やリウマチ性多発筋痛症等、高齢関節リウマチ患者さんで診断に迷う時のポイントを紹介。

次に関節リウマチ以外の鑑別診断が必要となる膠原病疾患について当院の実際に受診された患者さんの実例を報告。

関節エコーから判明した不全型ベーチェット病患者さんで治療を試み成功した症例も紹介。その他強皮症、RS3PE症候群、乾癬性関節炎等の膠原病リウマチ関連患者さんの関節エコー所見も解説して参りました。

次に関節近傍によく出現する結節病変についてもお話して参りました。外反母趾を主訴で来院された患者さんに関節エコーを行いますと外反母趾変形で無くリウマチ結節が判明し関節リウマチの診断に至った症例等、当院の患者さんの実例も紹介しました。

最後に今回最もお伝えしたかった、生物学製剤変更時 若しくは倍量投与時に関節エコー下ステロイド局所注射を併用するとリウマチ治療を最大限に引き出せるK-method療法を紹介しました!

関節エコーもリウマチの早期診断、他疾患との鑑別、治療評価、生物学製剤休薬の為の画像診断ツールだけで無く、関節リウマチ治療としての手技手法としても活躍する事を紹介して参りました。

Kメソッド療法だけでなく、生物学製剤や他の抗リウマチ薬にて十分加療し、ほぼ寛解状態でありながら一部に全く痛みの無い骨破壊を来し得る強い残存関節炎を認める事がしばしばあります。

局所関節の為に全体の治療を強化すると呼吸器感染症や肝障害 腎不全 消化器症状等の様々なの副作用が出現してしまう。一方で残存関節炎を放置する事で関節破壊→機能障害を起こしてしまう。このジレンマを埋め合わせるのが正しく関節エコー下ステロイド局所注射なのです(^_^)/。文献的にもブラインドで関節注射をするより、エコー下で関節注射する方が効果が高く再燃も少ないと報告されています。
  
講演終了後もフロアーから沢山の御質問を頂けました。ありがとうございます(^_^)/。聴講頂いた先生や座長の藤井俊之先生から『解り易く勉強になりました』とお褒め頂きました。これからも関節エコーを更に駆使して少しでもリウマチ患者さんの御役に立てればと思います。明日からまた頑張って診療致します(^^)/~~~。

2016-10-20 22:59:00

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