医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...Osteoporosis Seminar in OSAKAに参加して参りました!(後編)

...Osteoporosis Seminar in OSAKAに参加して参りました!(後編)


次の演題は心血管リスクを考慮した骨粗鬆症の治療戦略のお話でした。

さて心臓血管疾患の危険因子としてましては、高血圧や糖尿病のイメージありますが、なんと!骨粗鬆症もその動脈硬化リスク因子に3番目挙がるのです!!
心血管イベントの予測因子  
①心血管疾患の既往5.0倍  
②糖尿4.7倍
③年齢4.5倍

④骨粗鬆症➡3.5倍

⑤たばこ2.7倍
⑥高血圧2.6倍
⑦悪玉コレステロール1.9倍

 
大動脈石灰化と骨密度には大きな関連があり、骨密度が低いほど動脈硬化が進行する事がわかりました。閉経後に女性ホルモンの減少にて骨密度が減少し骨からCa以外にPリンがたくさん放出されます。また加齢性変化で消化管でのCa吸収の減少に加え、腎機能の低下からPの排泄も低下します。このPがカルシウムと結合し動脈に沈着➡脳血管、心臓血管の石灰化➡脳梗塞心筋梗塞に!

 

逆説的に骨粗鬆症の治療を早期に行う事で、骨からのCaとPの流出も抑える事から、骨粗鬆症の治療が脳梗塞や心筋梗塞の予防になり得るのです。破骨細胞が骨吸収を盛んに行うと血液のPが上昇し、ビスフォスフォネート(BP)製剤やデノスマブにて破骨細胞の勢いを止めると血清Pは低下する事もわかりました。
 
特に当院で頻用しているデノスマブは血清リンをめちゃめちゃ下げる(20%以上)と言われています。かの有名な医学雑誌にもNEJMに 高齢になってからBP製剤よりも早い段階でBP剤飲ます方が動脈硬化、心筋梗塞の発症率の低下に繋がる事から、やはり早い段階での骨粗鬆症の診断と治療の介入が重要と言えそうです(^_^)/

 
Caを積極的取ろうとして小魚や加工品のチーズを食しても反ってPがたくさん含まれるので動脈硬化促進する場合もあります。
血清P濃度低いほど長生きすると報告。
 
(チクワ等練り物にもPが多く含まれます)リンの接種を控えないといけませんね(@_@)

 
前編でお話した大腿骨での皮質骨多孔症状態で腎機能障害があるとより骨粗鬆症が進むと言われていますが、腎機能障害患者さんで血液の多くのPリンが存在し、前もって薬剤等にてPを下げておかないとCa過剰に摂取しても血液のPと結合してしまい、反って血管にCaが沈着しやすく心筋梗塞が起こり易いと言われています。骨にCaが過剰に運ばれても、心臓血管や必要のない骨の部位にCaが沈着し(異所性骨石灰化)、しなりがなくなり寧ろ骨折しやすくなると報告されています。

Ca補充にて骨からのCa動員は軽減されるが腎機能障害患者さんに必要のないCaを漫然投与すると、Pリンが腎排泄できずより骨石灰化と異所性沈着が起こる、心筋梗塞や大腿骨の骨幹部に骨折しやすくなるので注意が必要です。
 
最後に全国の骨粗鬆症検診率ランキングを教えて頂きましたが 
1位 山梨県 2位栃木県 3位群馬県 4位福島県 5位鹿児島県… 大阪は37位(@_@)皆さんきちんと骨粗鬆症検診受けましょうね(^_^.)

2016-11-17 22:27:00

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