医療法人 東永内科リウマチ科

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...第61回日本リウマチ学会総会・学術集会にて筆頭演者で発表と聴講して参りました!(その1)

...第61回日本リウマチ学会総会・学術集会にて筆頭演者で発表と聴講して参りました!(その1)

第61回日本リウマチ学会総会・学術集会にて筆頭演者で発表して参りました!筆頭と言いましても昨年同様、町医者なので共同演者無しのピンの発表ですが(^_^;)…。発表だけで無く様々なエキスパートのリウマチ専門医先生方と交流し、下記の如く明日の診療に即役立つ多くの講演も聴講して参りました(^_^)/。東永内科リウマチ科を休診し御迷惑をお掛けしました大変有意義な一日でした。

⇒Meet the Expert『免疫抑制剤療法中の感染症~リスクの特徴を含めて』
⇒教育講演『リウマチ診療で必要な妊娠に関する知識』
⇒ランチョンセミナー『関節エコーによるリウマチ診療の最適化』
ポスターセッションで発表  質疑応答待機 1時間
⇒ワークショップ『関節リウマチに於ける生物学製剤』
⇒Meet the Expert『リウマチ足の診方と治療』
⇒イブニングセミナー『エコーによるタイトコントロールがリウマチ診療のアウトカムを向上させるか?
⇒⇒
 朝6時半起きで、又一人ジムでランをし(これが後の疲労に響いた(T_T))8時半に会場へ着くはずが通勤時間に遭遇し到着は午後8時50分(*_*;)。9時半からMeet the Expertの為、学会参加の手続きを済ませ、急いでポスターの添付に。ポスターボードがコレマタ固い(>_<)!手首へし折れる位に力を入れないとピンが刺さらない。女性では難しいのでは。準備と解析の半年以上費やしたポスターを丁寧に貼りたかったのですが、時間切れでちょっと傾き加減(-_-メ)。

Meet the Expert『免疫抑制剤療法中の感染症~リスクの特徴を含めて』

感染症の超エキスパートの 東邦大学医学部 微生物感染講座 館田一博先生に細かく御講演頂きました。

現在多くのリウマチ患者さんに生物学製剤が使用されていますが、感染症、肺炎に因る死亡が30%以上あり、これに間質性肺炎やその他の呼吸器疾患(結核や非定型抗酸菌感染症等)も加えますと実に死因の60%を超す状況です。肺炎球菌以外の今まで経験したことの無い気道感染症も多数報告され、リウマチ専門医としては益々知識を蓄えなければなりません。

  1. 肺炎球菌
  2. インフルエンザ桿菌
  3. 緑膿菌感染⇒一般人では少ない。入院する程の肺炎の時によく検出される。気管支拡張症等の呼吸器気道感染症を有すると起こしやすい。54歳女性の症例が提示され、MTXとPSLで寛解状態で緑膿菌感染性肺炎を併発。胸部CT検査を撮影して初めて診断、加療するも重症化し死亡に至る。
関節リウマチ患者差は一般人口の20倍気管支拡張症が多い!まだ疫学調査の段階で原因不明、これから解明が必要と言えます。何故、緑膿菌が多い?気管支拡張症が痰が排泄しにくく、菌が溜まってしまい慢性感染症を引きおこす。正常の気道の人には起こらないと館田先生はコメント。その他マイコプラズマ感染症、レジオネラ感染症 市中感染MRSA(元気な人に抗菌剤耐性のブドウ球菌が感染の重症化が問題となっています。

今回は特にレジオネラ肺炎が今後夏場にかけて起こり得ると館田先生は警鐘。レジオネラ肺炎はの患者数は多くは無いが、油断をするとエライ目に合う。男性に多く、喫煙、慢性肺疾患が危険因子。2001年100例⇒2015年1800例18倍に増加し5%の死亡率あり。尿中レジオネラ抗原の迅速検査が判断基準となるが、しかしニューモビラの1型のみ診断できるが半分しかわからない。若くて元気なリウマチ患者で42歳にも関わらず死亡した例にはショックでありました(@_@)。


                        館田一博先生のスライドから抜粋掲載

数年後に全部のレジオネラの検査が判明する検査キットが実用化されるとの事。肺の陰影が薄いわりにかなり酸素濃度が低下するのが。画像以上に低酸素血症を起こす事があり、低酸素に因る異常行動から精神科に運ばれ、治療が遅延するケースもあるとの事。胸部陰影に比してSATが低い 肝障害 LDHの上昇。温泉や海外旅行(特にヨーロッパ、中国等)の旅行後の呼吸苦は要注意!!1週間潜伏期間がありTNF製剤を使用すると16倍死亡率が上昇(◎_◎;)!当これらは決してTNF製剤が全て危険と言うものでは全くなく(当院では勿論の事レジオネラ肺炎での死亡者はおられません。)最大限の注意の下で使用すれば全く問題ありません。

これから夏場にかけてエアロゾール 水の噴霧器 ミスト 雨水からもレジオネラ検出されるので注意が必要です。

続いては肺結核と非提携抗酸菌のお話。こちらは当院のブログに掲載しておりますので御参照ください。

http://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/148

最後にリウマチ患者さんの大敵であるニューモシスチスカリニ肺炎のお話です。リウマチ患者さんと病気の原因、病状は全く異なりますが、免疫が抑制されている共通点があり、カリニ肺炎はHIV患者さんにもしばしば見られます。

HIVの人は肺胞内がPCPだらけ(肺胞腔内にPCPウジャウジャ)なのにTNF製剤投与のリウマチ患者さんでは培養ができない。何故に??インフリキシマブ導入後14週以内に起こる事が多いとされ、最初にPCP持っている保菌者に発症が多いとされています。でもやはりPCPの培養できません。HIV患者はPCPいっぱいなのに重症化せず、TNF製剤患者はPCPはっきりしないのに重症化する仮説として➡生体内の過剰免疫にて発症?➡ステロイド減量中に起こるのもその為?
館田一博先生のスライドから抜粋掲載

研究が進まない、培養が出来ない為今後も大敵となりそうです。一つ良い話としてサラゾスルファピリジンを使用するとPCPは起こりにくいとの報告があり、ST合剤がPCP治療予防効果?になっているのでは?と仮説が立てれています。

これからも益々注意深く特に生物学製剤投与下での高齢患者さんに於いてはより感染症を留意し診療をしていく事が重要と言えます。

2017-04-21 23:26:00

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