医療法人 東永内科リウマチ科

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...第5回関西エコーエキスパートサミット(SAKURAの会)にて参加発表して参りました!その②

...第5回関西エコーエキスパートサミット(SAKURAの会)にて参加発表して参りました!その②

症例を提出した後は短期間で骨びらんを発症する症例に対して今後どう治療するべきか。びらんを強力に抑制するデノスマブの位置づけは如何なものか。会場のフロアからは40~50歳代のデノスマブの使用している先生はおられない様でした。

デノスマブを2年間投与後の変化を記したドライブ試験を始め有効性と安全性の両面の文献を提示。最後はグラッシー先生から総括のコメントを頂きました。やはり再燃する可能性が高い事から、消化器症状を来さない抗リウマチ薬の併用や後に講演されが骨表面に付着するが炎症シグナルを詳細に観察し、ステロイドの局所注射も含め治療抵抗性であればバイオ製剤も選択肢と御教授頂きました。
 
痛みを伴う患者さんに対して、関節エコーで評価を行い詳細に観察の上 手技の難しい関節への穿刺を行い痛みをしっかりとる事は素晴らしいこと。コングラチュレーション!!と最後にお褒めのコメントを頂きました。症例検討会終了後、続いていよいよグラッシー先生の特別講演が始まりました。リウマチ性疾患には多くのアグレッシブな診断が必要であり関節エコーは0.1㎜で炎症を捉える事ができる事から大変有用な検査診断ツールである。
 
関節エコーはこれからもドンドン進歩進化するでしょう。患者さんの自覚症状➡臨床所見➡関節エコー➡採血➡レントゲン➡MRI➡確定診断という診療ビジョンが基本である。関節エコーの普及と機械の進化により過去は2~3mmの炎症シグナルが現在0.5㎜の炎症シグナルを見つける事が可能なった。関節エコーの医療機器の進歩も重要であるが機器高価となるのが問題。しかし最も重要なのはソノグラファーの経験と技術であると仰いました。
 
関節エコーは大変有用ですが、まだ十分な標準化できず経験に差が出ると診断にも差が出てしまうのが課題であると論説。今回最も伝えたい重要な事は、骨に隣接する炎症シグナルが骨破壊 軟骨破壊が進行させていく。これらを早期に見つける事が関節エコーの最も重要なところです。今回の私が発表した症例とその考察と大変近い内容でありグラッシー先生が執筆された文献を一編口演スライドの中に入れておりました。
 

ボウボウ状態の炎症シグナルを有する関節に対してはタイトコントロールが重要。炎症が消えても骨ビランが残存する関節は3か月6か月と長期に渡りモニターするべきとの事。時間単位で炎症の出方が異なるドプラーは危険なものであり、炎症シグナルが骨表面にくっつく異常血流がトラの爪の様に骨をスクラッチして骨をびらん➡破壊へと貶める。炎症シグナルの度合いも重要であるが、0.1㎜、0.2mmのミクロの宇宙にもしっかりと注目すべきとの事。骨に隣接する炎症シグナルを放置する事で、関節リウマチと言う病気が勝者となり、守り切れなかったらリウマチ医が敗者となってしまうと講演されました。

 
講演会終了の後の懇親会では『我が家の家宝』となるツーショット写真を撮って頂けました。会の終了後はソノグラファーの先生方と集合写真撮影(赤➡が私です(^_^.))致しました。会の終了後はグラッシー先生の折角の来日ですので有志で2次会として『すき焼きとしゃぶしゃぶ』の有名なお店へと皆で参りました。

グラッシー先生からは関節エコーへの熱い思いから、御当地グルメのピザのお話、ちょっとブラックなイタリアンマフィアのお話までたくさんお聞かせ頂きました。美味しい食事と楽しいトークで時間はあっという間に過ぎてしまい、2次会終了後には残念ながらお別れとなってしまいました(T_T)。またお会いできる事楽しみにしていますと固い握手を交わし帰路につきました。私が言うのも何ですが、今回の第5回SAKURAの会はいつも以上に大変有意義で素晴らしい会でありました。会を企画して頂いた岡野匡志先生、会場の設営から準備まで御尽力頂いた共催メーカーの皆様 誠にありがとうございました<m(_ _)m>。

2017-09-13 22:37:00

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