医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...社外講師勉強会に講師として招聘頂きました。

...社外講師勉強会に講師として招聘頂きました。


いつも大変お世話になっております、某メーカー様から社外講師勉強会の講師として招聘頂きました。メディカルスタッフの方々15名程参加頂き、模擬医局会と題して様々な症例に対して診断と治療を提示し、それらを選択の上➝討議➝解説という趣旨の内容でした。
 
本来であれば難解の重症例でドクターG的な症例と解説を用意したいところですが、町医者となりますと中々基幹病院の様な重症例は無く(^_^;)、寧ろ軽症と流されがちな関節リウマチ隠れ症例や重症に至る前に中等症で診断と治療の奏功した症例を紹介。
 
他院でリウマチ性多発筋痛症と診断されるも軽快しないとの事で当院に紹介来院となりました患者様を提示。『なにわリウマチフォーラム』でも提示したEULARの関節エコーアルゴリズムに沿っての診断を解説。
 
リウマチ性多発筋痛症の診断であるも関節エコー上は重度の多関節炎を来しており、一刻も早く治療が必要な状態に。しかし70歳の年齢を考慮し腫瘍随伴性関節炎の除外は絶対必要であり、検査と治療の両面から入ることが重要と解説。
 
有名なものでは膠原病の中の皮膚筋炎や多発性筋炎ですと約40%のガンの併存が見られ腫瘍免疫と損傷を受けた筋細胞の表出抗原が交差反応にて膠原病症状が出現する事があり、がん細胞自らIL-6を放出したり、抗CCP抗体の産生亢進を引き起こす場合もある事より、高齢者の場合は全身の検索が大変重要です。
 
MTXを投与後に結果待ちであった胸部CT画像診断にて間質性肺炎が判明(◎_◎;)大きく治療方針を転換。高活動性からPhase ⅠはFailure(効果不十分)の為、EULARのreccomendationから生物学製剤導入に至った事を解説。その中でも副作用の発現頻度、患者さんの年齢、基礎疾患 易感染性だけでなく社会的背景、経済的事情まで考慮して薬剤を選択する事が重要とお話しました。
 
折角生物学製剤を投与するならば、この薬剤に安心、安全、激効きのトリアムシノロンの関節注射をしない訳にはいきません(^_^)v。この患者様に東京女子医大病院 准教授 神戸克明先生の考案のK-method療法を行い劇的に病状は回復(^_^)/。その他文献的考察や関節エコーの重要性をお話ている内に講演時間の1時間はあっという間経過してしまいました。参加された皆様のお役立てができたか不明ですが(^_^;)、関節エコー診療の重要性について御話しして参りました(^O^)/。

2017-10-12 22:03:00

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