医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
医療法人 東永内科リウマチ科

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...腎臓とリウマチから考える骨粗鬆症の会に行って参りました。

...腎臓とリウマチから考える骨粗鬆症の会に行って参りました。

2月24日に【腎臓とリウマチから考える骨粗鬆症の会】に参加聴講して参りました。会場に出向く前に本年10月に長崎で開催の第20回日本骨粗鬆症学会の演題登録が早くも3月1日から始まる事より(しかも締め切りが4月26日と期間が短い(*_*;)データの打ち込みを外来終了後に行っておりました。
  
当院のスタッフにリストアップした患者さん40人分の大量のカルテを出して貰い、一つ一つカルテをめくってアナログ的に検査結果を広い(電子カルテなら楽なんだけど(T_T))レントゲンの所見と共にExcelにデータを打ち込んでおりますと、これまた疲労度マックス(>_<)。気が付くと時刻は午後4時を回っており(@_@)急いで会場に向かいました。残念ながら【講演1】に間に合わず、メインの講演であります、いつも大変お世話になっております淀川キリスト教病院 リウマチセンター長の庄田武司先生の講演を聴講して参りました。
 

関節リウマチに於いては局所だけではなく、全身に骨粗鬆症が引き起こる。ステロイド投与に因り1週間目に骨密度が低下が始まり経口内服にて20mg超えると圧倒的に易骨折性の病態となると啓発的にお話されました(詳細は当院HPにも掲載されていますhttp://www.touei-clinic.jp/original19.html)。 


関節リウマチの病態に於いては、関節エコーの血流の多い部分(PDシグナル)に於いては多くの免疫サイトカインや血管増殖因子が存在しそのサイトカインが関節内に長く留まる事で骨破壊が進行すると共に易骨折性の病態が形成されるとお話されました。
  
関節リウマチに於いては高活動性のリウマチの病態により骨粗鬆症が誘発され骨破壊が進行。これらの抑制因子としてIL-6やIL-17が注目されており特にIL-6をブロックする事で3年目の骨密度に有意差が出現したと最新の文献を御教授頂きました。
 
又ACPA(抗CCP抗体)が陽性だと骨破壊がより進行しACPAが破骨細胞を誘導するのではの報告もあり、関節リウマチの病態を深く理解した上で骨粗鬆治療の併用が重要と講演頂きました。特にデノスマブは骨糜爛の抑制効果が強く、又他の骨粗鬆症治療薬に比較して…

各骨部位におけるテリパラチド  デノスマブ  ビスフォスフォネート(BP製剤)の骨量増加の比較(The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism 2014;Feb 16 at22:17医学論文から抜粋 一部改編) 

デノスマブ投与にて圧倒的に大腿骨皮質の増加と骨折抑制を認めた事や様々なデノスマブの早期投与の有用性も含めた最近の知見を沢山御教示頂きました詳細は当院HPにも掲載しておりますhttp://www.touei-clinic.jp/original21.html)。

あっという間に1時間が終了し座長の史先生と演者の庄田先生に御挨拶の後は、残ったデータの収集の為に東永に戻り あっという間に土曜が終わってしまいました(@_@)。

2018-02-25 21:32:00

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