医療法人 東永内科リウマチ科

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...第21回 リウマチ病診連携の会にて一般演題で講演して参りました。

...第21回 リウマチ病診連携の会にて一般演題で講演して参りました。

済生会吹田病院主催の第21回リウマチ病診連携の会の一般演題にて講演して参りました(^_^)/。いつもは20名程度の参加の会ですが、今回の特別講演が蛯名耕介先生ですので…



リウマチ専門の先生方から一般の先生、研修医の先生 リウマチ財団認定の看護師さん、薬剤師さん等 今回はなんと50名以上の方が参加されました(^_^)/。
    
一般演題の最初の講演で『関節エコーを用いた高齢リウマチ性疾患の鑑別と難治性高齢関節リウマチに対する治療経験』と題しお話して参りました。
  
症例報告として当院のK-Method療法 第一例目の患者さんの治療後の長期経過についてまず報告致しました。本患者さんは高齢且つ慢性腎不全 慢性呼吸不全を有しており…
  
免疫強化療法にて感染症の増悪や基礎疾患の悪化が懸念されますが、たった一度トリアムシノロンの関節注射とゴリムマブ100㎎を投与した事でなんと!最初の投与から1年8か月間経過するも他の関節も含めて再発を認めなかった(◎_◎;)経過を報告。
  
また、かなり痛んだ軟骨病変が僅かながらJoint Spaceが修復された所見も報告し、昨年9月に日本リウマチ学会 近畿支部学術集会で発表した当院の自験例を含めて生物学製剤+トリアムシノロンの関節注射の同時投与の有用性も報告しました。
  
その他 他院でリウマチ性多発筋痛症として診断されプレドニゾロン15mg投与しても軽快せず当院へ転医。全身の重度の痛みを有す病態であり、高齢者の場合は元々筋力も低下している状態で待ったなしの状況。本患者さんは70歳代ですが現役で仕事をされ、早期の段階での復職を熱望。関節エコーを駆使し血清反応陰性(RF 抗CCP抗体陰性)関節リウマチと診断するも…
  
胸部単純X線で異常ないものの、念の為胸部CT検査を施行したところ間質性肺炎が判明(◎_◎;)。待ったなしの状態で血清陰性型関節リウマチ+間質性肺炎+高齢+早期の回復…にどの様な根拠で生物学製剤を選択したかも報告。当日は研修医の先生やパラメディカルスタッフが多く参加されておりましたので抗体製剤 受容体製剤 表面分子製剤の違いから、キメラ抗体 ヒト化抗体 ヒト型抗体の基礎的なお話も紹介。
  
より生体に近いトランスジェニックマウス法を行う方が中和抗体が出来にくくメソトレキセートが使用できない高齢者には有用であるとお話しました(*中和抗体の出現率が高い=効果が出難いというものではありません。又、中和抗体の定量方法も異なる為 一概に比較するのは難しいとも思われます)
   
本患者さんにはPMSにて副作用が少ないとされるアバタセプトと合併症発生率がほぼ変わらないゴリムマブを選択しK-Method療法を施行。短期間で軽快し2週間で就労可能となった事も報告。K-Method療法の最新の知見で神戸克明教授の最新の論文も紹介。Kメソ施行の翌日からプラセボ群と比較してリウマチの指標(DAS-CRP C-DAI)が改善し、当院の症例も同じ結果となりました(^_^)/。その他関節エコーを用いた鑑別診断のお話と、今後高齢発症の関節リウマチ患者さんや、関節リウマチ患者さんの高齢化にどう対応していくべきか…
  
年齢と共に重度の合併症や基礎疾患の悪化が懸念されるも多くの専門医と病診連携を行って診療していく事が最も解決策の近道である事を結論付けて終了。20分間の講演の予定が25分(◎_◎;)?も喋ってしまったみたいで、会の主催の皆々様に誠に申し訳ない限りであります<(_ _)>。

座長の藤井俊之先生も『講演のスライドは1時間以上の内容でしたねぇ』と擁護して下さいましたが...この度は申し訳ございませんでした。以後時間内に終わらせます<(_ _)>。

2018-04-08 22:23:00

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