医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
医療法人 東永内科リウマチ科

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...コロナウイルス肺炎の最新の話題と当院の院内感染予防

...コロナウイルス肺炎の最新の話題と当院の院内感染予防

研究会や講演会が軒並み中止の中、インターネットライブセミナーにて『コロナウイルスの最新の話題』について聴講しましたのでその御報告と今大変問題になっております院内感染に対する『当院の予防策について』もお伝えいたします。もともとコロナウイルスは1960年に発見された主に小児に感染する軽微な症状で治まるウイルスでしたが…今回は中国武漢から発生?し突然変異から毒性を増し猛烈な感染力が大変問題となっています。
 
ライブセミナーではコロナウイルスについては当然ながら感染症学や環境感染症学に大変詳しい御専門の先生方の講演で大変解りやすい内容でした。まずはコロナウイルス感染症を疑う症状の第一は御周知の発熱で、90%近く見られます。逆に10%強は熱が無く、咽頭痛や倦怠感 軽い咳など通常の風邪と全く区別ができません(嗅覚や味覚異常は3分の1に見られるとの事)。しかし80%近くが1週間程度で軽快治癒するとの事で、『80%治癒』という数字を見ると安心しますが…20%が症状悪化にて入院に至りその内の10%(全体では2~3%)が僅か数日間で激烈に呼吸器症状が悪化し死に至ることから今や恐怖の殺人ウイルスと化しています。
 
権威ある論文のLancetによりますと…1週間以上風邪症状が続くと肺炎を併発(一方で軽い咽頭痛や無症状でも気付かない肺炎の合併もあり)し、酸素濃度が下がると入院の対象となります。色々と臨床試験が行われていますが現段階では確実にコロナウイルスに効く薬は無く、点滴や酸素投与といった対症療法と自力で呼吸が出来なくなると人工呼吸器装着の適応となります。高齢者ほど重症化する割合が高くなっている一方 頻度は少ないものの若年齢でも重症化する場合もあり『歳は若いし自分は大丈夫』は通用しません
   
高齢で持病(血圧 糖尿病 心疾患 肺疾患 ガン)があると短期間で急激に増悪する場合もあります。重症化しますと大ファンでありました『志村けんさん』の様に入院後数日で肺が真っ白になり自力で呼吸が出来ないARDS(成人呼吸窮迫症候群)に至り、より短期間で死に至る場合があります。関節リウマチ患者さんに於いては免疫抑制剤の使用から重篤化する事を心配される方が多いですが、現在のところ関節リウマチそのものや生物学製剤を含めた免疫治療が致死率を上げるといった報告は一切無(生物学製剤の一つであるIL-6受容体製剤 トシリズマブに於いては免疫の暴走を抑制する作用からコロナウイルスの重症ARDSに対し有効であるとの報告されており現在治験が開始されていますhttps://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68957。)、重症化のリスク因子となる基礎疾患にも含まれておりませんしっかりと手洗いやウガイ、マスク着用といった基本的な予防策風邪症状が出現したときは主治医と相談の上 薬剤の調整が重要と言えます。
 
関節リウマチ患者さんの新型コロナウイルスへの対応が日本リウマチ学会のHPに一昨日更新掲載されましたのでご参照くださいhttps://www.ryumachi-jp.com/information/medical/covid-19/)。本邦に於いても今後重症患者数の増加に伴い人工呼吸器の不足も大変心配されておりますが、最新式のECMO(体外式膜型人工肺)により救命できる場合もあり、画期的な治療方法も存在する一方でアメリカ ニューヨーク州の報道の如く病床数の不足から医療崩壊に繋がっており、日本も数週間後には非常に近い状況になるのではと懸念されています。

 
医療崩壊をさせない為にも感染拡大の抑止が急務であり、一方で相当数存在するとされる無症候性や咽頭痛 くしゃみ程度の軽症感染者(特に若年者)による密集 密着 密室からクラスターが発生し感染が急拡大している事も大変問題となっております。今最も必要な事は各都道府県知事や各国の医療崩壊で困窮しているドクターの方々が口を揃えて仰る『Stay at home 外出の自粛』です。
  
一人一人がコロナウイルスの感染を意識し高齢者を含めた大切な家族を守る為に何とか我慢と努力をして頂き、外出を極力減らし密室で密集 密着を避ける事も大きな予防対策となり得ます。医療崩壊の抑止に我々末端の町医者も努力の一環として『院内感染の予防』『掛かり付け患者の軽度~中等度感染症の対応』に励んでおります。掛かり付け患者さんに『熱があるなら保健所へ直接連絡をしてください』としている医療機関が多い様ですが、保健所の方々も手一杯大変疲弊されており、せめて自院に通院頂いている掛かりつけ患者さんに対しては『軽症~中等症の感染症の診療』と『コロナPCR検査のマネージメント』は責任もって行うべきかと考えます。
 
かと言いましても…風邪患者さんが万が一コロナウイルス感染症で院内感染を引き起こしては本末転倒なので先日ブログで公表致しました『安心安全な当院外来の取り組みhttp://www.touei-clinic.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/651』の如く飛沫感染やエアゾル感染を徹底的に予防すべくグリーンゾーン』『イエローゾーン』『レッドゾーン』の3つに診察室を分けエアゾル感染しない10m以上の距離と遮蔽扉を設け厚生労働省の推奨する待合室と診察出入口の完全分断化を行っています。風邪症状の方がおられない一般待合室でも最新式の強力なウイルス除去作用を有するプラズマクラスター空気清浄機を設置しております。
    
前回のブログでも記しました駐車場側の裏受付で問診をとり風邪症状を有する場合は裏口から『準隔離 隔離』待合室に入室いただいております(発熱の方は来院前に御電話をお願いしております)、『風邪症状なし、定期の薬希望』と御申告いただいても念の為 一般待合入室後に表受付で全員非接触型体温計で体温測定をして頂いております。発熱患者さんに対しましては完全予防防備の上 診療致しますが、発熱外来に於きましては残念ながら当院の掛かり付け患者様に限らせて頂いておりますので御理解の程 宜しくお願いいたします。

2020-04-03 00:30:00

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