医療法人 東永内科リウマチ科

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...コロナウイルス迅速抗原検査が保険適応に!

...コロナウイルス迅速抗原検査が保険適応に!

コロナウイルス感染症の診断に重要なPCR検査の拡充が技術面や処理能力の面等からなかなか円滑に進まず、保健所の皆様も大変疲弊されておられる状況ですが…PCR検査よりもより簡便で短期間で判定可能なコロナウイルス抗原検査キットが保険適応となりました。インフルエンザ検査キットと同様(ウイルス抗原に結合して発色する)短時間で判定ができる画期的な検査ではありますが…やはりPCR法と比較しますと20%程 精度が下がり(偽陰性率が高い➡︎陽性が低ウイルス量だと陰性と診断されやすい)、疑い例で陰性の場合は結局PCR検査が必要となります。
 
又鼻咽頭から検体を採取する為 飛沫感染が起きやすい事から完全防護が必要です。コロナウイルス抗体検査では無症候性でウイルスを放出している人が来院される可能性もある事から個人的には唾液PCR検査の検体採取と同じく、防護服無しで院内で検査するのは危険極まりない思いますが(-_-メ)やはり防護服着用で別室の発熱外来に於いて検査すべきと考えます。

  

通常のクリニックでも簡単に検査ができそうですが、検査場を別に設けず飛沫して院内感染を起こす危険性陽性となった場合は保健所を介さないと搬送先のコロナウイルス専門病院の手配をするのも困難である事から、入院施設が整っている救急外来PCRの検査が待てない状況や院内感染 クラスター感染が疑われる場合に於いてこの迅速抗原検査が活用されそうです(検査キットは大量生産されておりますが、現状接触者帰国者センターや発熱外来のある感染症指定病院のみ供給)。

 
前述しましたコロナウイルスの抗体検査ですが、慶応病院や神戸市の調査では3%程度陽性(◎_◎;)と報告され相当市中感染者がいるのではと言われております。急性期IgM抗体(現在感染しているか)とIgG抗体(過去に感染したか)の2つを同時に調べる検査キットですが、風疹や麻疹 B型肝炎のIgG抗体の様な終生抗体(既往感染で2度と感染しない)では決っして無くIgG抗体を獲得しても体内に残っていたコロナウイルスが再活性したり、ウイルスが消滅しても再感染し重症化する事も報告されています。
  
また、保険適応されておらず 1回の(採血)検査が各医療機関によっては自費で13000円~22000円とかなり高額な費用が掛かる事と、各メーカーによって感度(陽性率)と特異度(陰性率)にばらつきがあり、日本感染症学会では『活用は推奨できない』と提言しております。今後は無症候性、緊急性を含めた感染の有無 感染既往 治療評価においては公費負担で受けらるPCR検査 抗原検査 、今後保険診療が望まれる(特異度感度が安定した)抗体検査のそれぞれの利点を活用し組み合わせて診断する事が重要と考えられます。 

2020-05-14 00:33:00

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