医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第22回日本骨粗鬆症WEB学会にて発表して参りました!

...第22回日本骨粗鬆症WEB学会にて発表して参りました!

第22回日本骨粗鬆症WEB学会にて発表して参りました(^_^)/~~~。昨年10月の第21回骨粗鬆症学会で発表しました13例のロモソズマブの4カ月治療効果から今回は同13例の12カ月の治療効果についての発表です。
  
冒頭ではロモソズマブの特有の効能であります、骨形成促進と骨吸収抑制の両面の作用を有する事とその薬効の基礎的なメカニズムについてと今回の臨床研究の目的につて述べました。
  
方法としましては腰椎又は大腿骨の骨密度が3.3SD未満 既存椎体骨折数(グレード22カ所以上 既存椎体骨折グレード3を有す上記の背景を有数13例の患者に対し、ロモソズマブを投与4か月後と12か月後のDXAを用いた腰椎 大腿骨近位部 頚部の骨密度変化、6ヶ月と12ヵ月のX線上の椎体高の変化骨代謝マーカーの推移を用いた治療評価と血清Ca値の推移 有害事象の発生の調査を行いました。
  
今回のロモソズマブ投与患者の中では低年齢での重症骨粗鬆症患者や、高齢発症の無症候性脊椎多発骨折を有し、ステロイド投与直前のリウマチ性疾患々者等の超ハイリスク患者例が多数を占める事も報告しました。
  
結果としましてはロモソズマブ投与期間中は全例既存椎体骨折進行、新規椎体骨折の発症は認められず、また全例平均で12ヵ月の時点で腰椎14.3%大腿骨全体で4.6%、大腿骨頸部で4.9%と有意な骨密度の上昇を認めました。骨代謝マーカーとしましては骨形成マーカーとしてBAP(骨性アルカリフォスファターゼ)は投与4カ月では有意に上昇(骨形成促進)するも12ヵ月の時点では上昇を認めず…
  
骨吸収マーカーTRACP5(酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ)は4カ月でも12カ月でも有意な低下(骨吸収抑制作用)を認めました。13例の血清Ca値の推移ですが、全例投与前に低Ca血症の予防の為にアルファカシドールを投与し…1例が軽度の低Ca血症を認め、経口Ca製剤の追加1例は軽度の高Ca血症を認め逆にアルファカシドールを中止に。文献的考察として権威ある医学誌のNEJMにて発表されたFRAME Studyではプラセボ群と12ヵ月間で比較したところロモソズマブ群が圧倒的な有意差を以って骨折率を抑制しましたが…
  
当院の本調査に於いても全例で12ヵ月間での椎体既存骨折の進行、新規骨折は認められませんでした。投与後4カ月と12カ月に於いて平均で腰椎14.3% 大腿骨全体4.6% 頚部4.9%と骨密度がベースラインから有意に増加しました。文献と比較して腰椎はほぼ同等の増加を認め、大腿骨全体 頚部は少ない傾向にありました。ベースラインから腰椎0~23% 大腿骨0~13%と症例毎に増加率の差が非常に大きく見られました。
  
骨代謝マーカーに於きましては投与後6カ月でBAPは有意に上昇するも、その後は低下傾向で12ヵ月後ではベースラインと変化は認められませんでした。TRACP5bは6ヵ月 12ヵ月とベースラインから有意な低下が見られ、骨形成マーカー、骨吸収マーカーの推移は文献と比較してほぼ同様の結果となりました。副作用としましては重篤な有害事象は認めませんでしたが、高齢者に疼痛を伴う注射製剤の治療継続は難しく、治療の重要性の理解が十分得られなかった事も含めて 治療中断率が文献と比較して高い傾向となりました。
  
また、末梢血へのカルシウムとリンの動員を強力に抑制する効果を有する(心血管イベント抑制効果を有するビスフォスフォネート製剤と今回のロモソズマブを比較した文献ではロモソズマブがやや心血管イベントが多いと報告されておりますが、日本人に於いては両薬剤の副作用に有意差が出ませんでした。しかし高齢で心血管イベントの既往のある患者には慎重投与とし、今回当院でのステロイド服用患者の骨密度増量効果が見られなかった事や、各患者群で全体的に骨密度の増加に相当差が生じたことから 今後はどの様な患者にロモソズマブが良い適応なのかを検討していく必要があることを結語とし発表を終了としました。

2020-12-09 08:25:00

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