医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第21回 抗加齢医学会にてWEB発表して参りました。

...第21回 抗加齢医学会にてWEB発表して参りました。

本年6月25日~27日京都で開催第21回 日本抗加齢医学会も現地+ライブ配信でのハイブリッド開催となりました。WEB学会ですとスライドを登録した後はオンデマンド配信(録画配信)となりますが、今回発表日の6月27日現地にて登壇するかライブ配信で直接口演する必要があり後者を選択しました。
 
当日は休日返上の特殊外来業務もあり、早い目にクリニックに出向いて、ZOOMで発表セッションに参加後は担当のオペレーターの方に発表の手順をお聴きし順番を待っておりました。座長のNTT東日本関東病院院長整形外科部長兼務されておられます大江 隆史 先生から御紹介を頂き同セッションの3番目の口演となりました。
 
昨年10月に開催されました第22回 日本骨粗鬆症学会にて抗スクレロスチン抗体 ロモソズマブの有効性について発表致しましたが、今回は直接因果関係はないものの、ロモソズマブ使用時の『警告』とされている心血管イベントが当院で偶発的に発生してしまった為、その報告を致しました。
 
権威ある医学誌 New England Journal of Medicine (NEJM) に掲載されたARCH Studyではアレンドロネート投与群とロモソズマブ投与群にて心血管と脳血管障害に不均衡が出現したと報告されています。アレンドロネートが本来有する『骨からのCaとPリンの動員を抑止』する事で心血管イベントを抑止する作用とそれを有さないロモソズマブと比較する事で差が生まれたと考えられています(その他の臨床試験でもテリパラチド、デノスマブ、プラセボとは有意差無日本人だけを絞ったデータでも心血管イベントに有意差無)...。
 
しかしロモソズマブの添付文書には『警告』として使用に於いては『リスクとベネフィットを勘案し適応患者を見極めた上で 心血管事象の発現が無いか注意深く観察』とかなり強い表現で記載されおります。骨密度の増加効果が十分期待でき個人的には安全な薬剤と考えておりますが、基礎疾患を含めたリスクの勘案と患者様への十分な説明の上での使用が重要であると報告致しました。

2021-07-07 10:15:00

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