医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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トップページ»  とうえいブログ»  講演・学会発表関連»  ...第26回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました。

...第26回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました。

...第26回リウマチ病診連携の会にて講演して参りました。

コロナ禍の為 年2回開催されます済生会吹田病院主催のリウマチ病診連携の会も年に1回となり、昨年はWEB講演でしたが、今回は会場とWEBとのハイブリッド開催となりました。今回のテーマは『当院に於ける関節エコーを用いたリウマチ診療~超早期診断から関節局注 ゴリムマブ投与まで~』をタイトルに講演して参りました。
  
講演時間の多くは最新の早期関節リウマチの文献当院の関節エコー症例を含めた『超早期関節リウマチ診断 』についてお話ししました。どの様な患者さんが関節リウマチになりやすいか?欧州リウマチ学会が公表した文献で7項目のパラメータを示し、その内3項目がMCP(指の付け根)関節に纏わる事が注目点であることをお話しました。
  
14年前の関節リウマチのモデルマウスの研究に於いて、関節リウマチの本態であります関節内のサイトカインの充満 パンヌス形成 滑膜肥厚 破骨細胞に因る骨浸食 軟骨成分のプロテオグリカンの消失。これらが発症する前の段階で腱鞘滑膜炎 腱周囲の炎症が先行して起こることが報告されていました。
  
それから12年が経過し、MRIを用いた臨床試験ではありますが、関節リウマチ患者に於いて関節炎を発症する前にMCP関節直上の伸筋腱の腱炎が先行し、この病変に腱鞘滑膜炎や関節周囲に炎症を伴う部位が多いほど関節リウマチの発症率が高くなると報告。またMCP関節の伸筋腱炎が独立した最も高い関節リウマチへの移行するリスク因子である事を報告しました。
  
これらの病変を関節エコーを用いて検出することは大変容易であり、この所見を見つける事が『超早期関節リウマチ』の診断に有用である可能性と、当院で『両手の強張り』を主訴に初診で来院されます関節リウマチ疑い患者さんに於いて実際にしばしば見られた事も報告致しました。その他 尺側手根伸筋腱の腱鞘滑膜炎も関節リウマチに先行して発症
  
いざ関節リウマチに罹患した場合は骨びらんを起こすリスクファクターを有する病変である事と僅かな関節周囲の炎症シグナルの検出が『超早期関節リウマチの診断』に不可欠である事をお話しました。現在ステーション型の関節エコー機Xario卓上型のエコー機のViamoにて関節リウマチ診療を行っておりますが、8年使用しているViamoの僅かな炎症シグナルの検出する力は健在であるも、骨びらんや関節軟骨の評価が難しくなってきており新機種を長期に渡り品定め中である事もお話しました。
  
なかなか私の満足いく『僅かな血流の検出できる機種がなかなか見当たらず、6台の関節エコーのデモ機を持って来て頂いた結果旧日立アロカ(現富士フイルム)製のアリエッタを購入する事を決定!するも世界中の半導体不足から納期が11月以降になる事も(^^;)お話しました。文献上も関節エコーを積極的に行うリウマチ医と、エコーを使用しないリウマチ医では、エコーを積極的に行う方が診断まで0.23月vs1.38月と有意(P=0.014)に(平均で4週間早いとの報告から当院では8年6か月で11000件以上関節エコーを行っている事も
お伝えしました。
  
関節エコーのメンテナンス時にメーカーの方が目を丸くされ(◎_◎;)関節エコーだけで1年間で10818時間は破格で総合病院並み』のご指摘を頂いた事もお話ししました。最新の文献の報告では関節エコーを用いる事で0.46月vs1.81月(P=0.003)(平均で6週間)と圧倒的有意に早く当院でも早期治療介入としてトリアムシノロンアセトニド局注療法を行っている事もお話しました。
  
2021年10月末の時点で2150関節にトリアムシノロンアセトニド局注療法を行い、他院から高用量のステロイドを処方されていた高齢でメトトレキサートが使用できない高活動性関節リウマチ患者さんに対し同剤の局注療法とゴリムマブ(シンポニー®)の併用にて劇的に著効ステロイドが完全に休薬できた症例も報告しました。
  
また最近の知見では20万人以上の統計のデータから生物学製剤 JAK阻害剤の投与にて脳内サイトカインが減じる事からアルツハイマー病を含めた認知症が最大で22%予防できる可能性があるとの文献も報告。最後に講演のまとめを3点挙げ、フロアからも多数ご質問を頂き時間内に無事終了となりました<(_ _)>。

2021-11-15 08:24:00

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