医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...JAK阻害剤関連の関節リウマチ研究会にて講演して参りました。

...JAK阻害剤関連の関節リウマチ研究会にて講演して参りました。

9月6日開催のJAK阻害剤Small Seminar 2023にて講演して参りました。
  
様々な関節リウマチ研究会の講演や日本リウマチ学会の発表にてJAK阻害剤ウパダシチニブ(リンヴォック®)の有用性について御話して参りましたが、今回はJAK阻害剤全て共通の課題となっております帯状疱疹ヘルペスの合併とその発症リスク因子発症時の対応につきまして最新の大規模臨床試験の結果も含めて御話して参りました。
  
5396名のウパダシチニブ服用群15mg群3209例 30㎎群1204例)とメトトレキサート(MTX)服用群314例 生物学製剤アダリムマブ+MTX 579例群を比較しますと、ウパダシチニブ30㎎群を除いては重症感染症 日和見感染症 活動性結核において有意差無でしたが、帯状疱疹ヘルペス感染症に関してはウパダシチニブ30㎎本邦では上限15㎎)群が圧倒的に多く次いでウパダシチニブ15㎎群で多く見られました。
  
帯状疱疹ヘルペス(HZ)感染症の重症化を含めたリスク因子としてメタ解析の結果、65歳以上の高齢者 日本人を含む東アジア人に加え最大リスク因子は過去の帯状疱疹の感染既往と報告されました。JAK阻害剤(トファシチニブ)服用者に対するHZ弱毒生ワクチン効果は限定的であり現在の2価ワクチン(不活化ワクチン)の効果に期待したいと結論付けられていました。HZ感染症のその他の予防対策として…
  
日本人のみのウパダシチニブ用量別試験では臨床的寛解率84週時点本邦で投与可能な15㎎群と7.5㎎群では同等であり(m-TSSは15㎎群が有意に上回る結果)HZ感染症合併は7.5㎎群が少ない傾向(当院の自験例と同様の結果)から高齢者においてウパダシチニブ15㎎にて3カ月治療し寛解到達後に7.5㎎に減量する対策を提案。またJAK阻害剤投与中にHZ感染症を発症した場合に同剤を休薬するか?継続するか?についての最新の論文を紹介。
  
HZの感染部位が限定される場合は抗ウイルス剤併用の上(継続しても休薬してもHZの治癒期間は同等でありJAK阻害剤中断に由る関節破壊の進行のリスクが上回る事から)原則JAK阻害剤は併用とし、眼病変他の神経領域(聴覚神経や中枢神経等)の合併時は即刻且つ永続的中止する事が重要であると御話しディスカッションパートへと移行しました<(_ _)>

2023-09-20 17:46:00

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