医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第24回日本抗加齢医学会総会にて口演発表して参りました。

...第24回日本抗加齢医学会総会にて口演発表して参りました。

熊本県にて開催されました第24回日本抗加齢医学会総会にて口演発表して参りました。発表日は5月31日(金)でありましたが、前日入りの為 30日(木)の外来診療短縮し、終電1本前の新幹線に乗車いたしました。
  
熊本県はやはり大変遠く(T_T)、新幹線に揺られ3時間40分乗車しJR熊本駅に到着 ヘロヘロ状態でありましたが駅構内のくまモンがお出迎えしてくれました。
  
発表時間は午前10時40分~でありましたが、当日参加手続きと発表スライド登録もあり朝イチ8時前には会場に到着。シンポジウムの聴講前に発表会場であります第2会場シビックホールに下見に行きますと めちゃめちゃ広い(◎_◎;)会場でありました。
  
シンポジウム2 『ストレスによるゲノム・エピゲノムの不安定性と老化』を聴講した後に再びシビックホールに向かい、『当院70歳以上の高齢 高疾患活動性 関節リウマチ患者に対するメトトレキサート非併用でのサリルマブ投与52週の有用性と安全性の臨床的検討』発表致しました。
  
何故に?抗加齢医学会にて関節リウマチ生物学製剤サリルマブの口演発表を行ったのか??近年の高齢化社会進歩と 寿命の延伸と共に高齢発症関節リウマチ(EORA)患者増加しており、治療介入の遅れに由り短期間で容易に重度の要介護フレイル状態に陥る可能性から早期診断と高疾患活動性のEORA患者は速効性の治療が重要とされると報告。
 
小関節罹患型の若年発症リウマチ患者と比較して高齢発症リウマチ患者では血清IL-6レベルが高く膝関節や股関節 足関節等の大関節罹患型の経過を辿る傾向にある事を報告。IL-6 dominantの病態に対し従来のIL-6製剤に比して膜結合可溶性IL-6受容体両方に結合性が強く、早期の至適濃度への達成する事で速効性が期待できるサリルマブ(ケブザラ)の詳細についてお話しました。
  
また関節リウマチのアンカードラッグでありますメトトレキサート高齢慢性腎不全 間質性肺炎合併 悪性腫瘍の既往歴や副作用歴等で使用できない患者群である事を報告し、高疾患活動性EORA患者にしばしば重症骨粗鬆症の合併や易骨折性で特に大腿骨頸部骨折の合併大変多い事も報告いたしました。
  
高疾患活動性EORA患者のサリルマブと骨粗鬆症治療薬で抗RANKL抗体のデノスマブの併用例も紹介。結果として高疾患活動性16症例に対して低疾患活動性基準のCDAI 10以下達成率が89%(14例/16例)、深い寛解基準のCDAI 2.8以下達成率が63%(10例/16例)であった事を報告しました。
  
52週の時点で有害事象、重篤合併症 0例であり軽度肺炎1例を認めるも中止にて速やかに改善効果不十分例1例のみであり中断率は11%低値であった事も報告。癌既往者は全例再発見られず機能的寛解とされるHAQ0.5以下が69%(11例/16例)に達し継続群に於いては大腿骨骨折の合併 フレイル重度の要介護に至らなかった事も報告致しました。
  
現在増加傾向にありフレイルリスク高いとされる高疾患活動性 EORA患者に対しサリルマブ投与にてCDAI MMP3 m-HAQ速やかで有意な持続的改善が見られ 52週時点で継続率も89%く、有害事象癌の再発も見られずMMP3高値のEORA+重症骨粗鬆症合併患者に対し速効性が期待されるサリルマブデノスマブ早期併用関節破壊骨折予防に有用である事を報告し発表時間ピッタリで終了いたしました<(_ _)>
  
発表終了後は美味しい御弁当を頂きながら『ランチョン セミナー4 未来創造を目指したペプチドワクチン開発』を聴講。ポスターセッションを閲覧した後に『シンポジウム8 シングルセル解析から考える循環器・ 腎臓・代謝内分泌臓器の多様性と病い』『シンポジウム11 細胞老化と臓器障害』を聴講の後に阿蘇くまもと空港に向かいました。
  
空港行きのバスターミナルではまたしてもくまモンがお見送りしてくれました。天候不良で飛行機の出発(沖縄県 那覇空港発の機材の到着)が40分程遅れましたが、その後天候は回復し1時間飛行の後 伊丹空港に無事到着致しました<(_ _)>

2024-06-30 18:58:00

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