医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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痛風性関節炎の最新の話題


痛風性関節炎の最新の話題

 

痛風性関節炎も関節エコー所見が大変有用であります。尿酸値が正常であるのに発作が出たり、尿酸が高値なのに痛風発作を起こさない?痛風発作時に尿酸の薬を内服すると反って悪化するのは何故でしょうか?

痛風性関節炎にも様々タイプがありエコーにて重症度がわかります。最も多いのが

尿酸塩が慢性的に堆積する事により起こります。この場合は発作が起こって無い状況でも見られる所見であり、尿酸値コントロール不良である事が疑われます。

もう一つは雪の粉が舞うSnow Storm Patternでは尿酸が析出してすぐ(早期に痛風性関節炎)の状況と言えます。痛風性関節炎の酷い時に尿酸を下げる薬を急に内服すると、尿酸が一気に析出し、反って悪化してしまいます。逆に血液検査で尿酸値が高くても、尿酸塩が析出し難い人は痛風性関節炎になりにくいと言えます。一方で尿酸塩が尿酸岩石となるagligationサインは難治性の痛風性関節炎であり、尿酸の塊がこびり付いていることより尿酸値が正常でも発作を起こしやすく、尿酸値を4.5㎎未満でないと症状は改善せず、何度も発作を繰り返してしまいます。

当院の患者さんで、糖尿病を有する為キチンと尿酸の薬を服用し、しっかり尿酸を4.0未満まで下げたところ…

見事にagitationサインとdouble contourサインが消えました!!その後痛風発作の再発は無く、経過良好です。

因みに第1足趾中足趾節関節にもリウマチを起こすことがあります。血液検査での鑑別の一つですが、左の関節リウマチでは滑膜肥厚部分に合せてオレンジ色の炎症シグナルが観察され、痛風では右の写真の様に中足骨表面に結晶成分の沈着と共に結晶成分全体を包み込む様に炎症シグナルが観察されます

 

痛風性関節炎がなかなか改善しない方、尿酸のお薬でお悩みの方、是非当院に受診ください。