医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
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...第70回 日本リウマチ学会総会・学術集会にて参加・発表して参りました!(発表編)

...第70回 日本リウマチ学会総会・学術集会にて参加・発表して参りました!(発表編)

福岡国際会議場にて開催の日本リウマチ学会総会・学術集会にて参加 発表して参りました!

  

伊丹空港 始発便にて福岡空港まで乗機し空港到着後はダッシュで地下鉄⇒博多駅⇒会場シャトルバスに乗り継ぎ現地到着。ポスター会場は従来国際会議場の隣の隣の国際展示場なのですが、今回はかなり離れたマリンメッセに会場が変わっており会場間の移動にかなり時間を要しました(-_-;)

  

国際会議場にて参加登録を済ませ、朝イチ10時のセッション聴講の為 急いでマリンメッセに向かいますと…私のセッションでは未だポスターの貼付されている先生方はおらず(^^;)、一番乗りでポスターを貼って国際会議場まで戻り教育研修講演③『関節エコーを用いたリウマチ性疾患の診療』を無事聴講する事ができました。

  

教育講演終了後はMeet the Expert 1 にて『リウマチ膠原病疾患における自己抗体の有用性とその病原性』を聴講⇒続いてランチョンセミナー 1の『関節リウマチ治療の最前線~早期寛解を実現する鍵とは~』をコテコテのお弁当を頂きながら聴講。終了後はまた遠く離れたマリンメッセに移動しポスターセッションが開始となりました。

  

会場には多くの先生方が来場されており、今回は『当院におけるD2TRA患者27例に対するウパダシチニブ5年間の有効性と安全性の臨床的検討』について発表、【目的】として当院のD2TRA患者27例に対するJAK阻害剤ウパダシチニブ(UPA) 5年間の長期の有効性 安全性 継続性について臨床的に検証として発表致しました。

  

【方法】として2020年4月-10月までのBio製剤・JAK阻害剤 2剤以上抵抗性の当院のD2TRA患者27例 に対しUPA15㎎を投与を行い同剤の継続率の評価を240週まで行う内容でD2TRA の患者群で3クラス以上のb/tsDMARD で治療失敗した患者群をvD2TRA と産業医科大学の先生方に由り定義されており当院のD2TRA患者27例25例がvD2TRAに該当。 

  

【結果】としてかなり重症の関節リウマチの患者群でありますが、全ての生物学製剤とJAK阻害剤を使い果たしアフェレーシス治療まで行うも効果が見られず発売当日からウパダシチニブを投与し短期間で劇的著効した症例とメトトレキサートが使用できず多剤抵抗性 高疾患活動性から治療に大変難渋するもこちらもUPA投与にて劇的著効した症例の2例の詳細な経過を報告しました。

  

高齢D2TRA患者が多数を占めるも 5年間のDAS寛解+LDA持続率は27例中19例の70.4 %であり、中止患者の転帰として重症症例は0であり無効例2例 非定型抗酸菌感染症1例 細菌性肺炎1例 皮膚血管炎1例 血球障害3例計8例であり有害事象発症患者はUPA中止に由り全例リカバリーした事を報告。継続例ではDAS28CRP 関節エコーのパワードプラースコア 滑膜肥厚スコア 血清MMP3値の有意な改善が見られ…

  

vD2TRA超難治性関節リウマチ患者の70%以上が5年間の長期寛解に至った事を報告致しました。一方で寛解に至らなかった8例寛解に至った19例のリスク因子を年齢 罹病期間 RF値 ACPA値 メソ服用率/服用量  PSL(ステロイド⇒GC服用率 4剤以上抵抗率MMP3値 CRP値 DAS28CRP 腎機能(e-GFR) J-HAQの13項目統計解析しましたところ…2群間の比較で年齢とRF値 MTX服用量 PSL服用率に有意差が見られ、特に継続群と中止群ではGC服用率が中止群において最も有意に高い結果となりました。

  

【考察】としてUPA5年間の有効性を示す最新の文献ではADA⇒UPA群のDAS28 CRP3.2持続率が87.1%と高率であるも本研究では高齢者D2TRA患者が多数を占めた為5年間のDAS寛解+LDA持続率は70.4%であり文献上は5年間の経過において帯状疱疹と肝障害 CPK高値 リンパ球減少がUPA群に多く見られるも重篤 感染症 悪性腫瘍 心血管イベント 深部静脈血栓症の発症率ははADA群と同等であったが本研究でも高齢者が多数を占めるも5年間で悪性腫瘍 心血管イベント DVT 重篤 合併症は見られ無かった事を報告しました。

  

最新の知見ではRA患者3623例中450例(12.4%) が D2TRAでありそのリスク因子として高齢(75歳⇑) 若年発症 RF高力価 高疾患活動性 ステロイド(GC)服用 MTX投与量 腎障害 高血圧 糖尿病等の合併症に有意差が見られ特に経口GCは有害事象による中止と関連し本研究でもD2TRA脱却群非脱却群では年齢RF値MTX服用量 特にGC服用率有意差が見られ、最新の文献と当院の臨床研究多数一致した事と医師に由るGCの慢性使用が持続的D2TRA 状態と最も強く関連する要因であった可能性も報告しました。
                                                        
  

またそれ以外のD2TRAび最新の知見ではD2TRA vs 非D2TRAではD2TRA群がGS PDスコアが有意に高く中でもGSスコアとGC服用率最も重症度との関連性が高く、本研究ではPhaseⅢ以上vD2TRAの患者群が多く占めるも2年以降の継続率が70%以上と文献に比して高率であり当院はUPA継続患者群のMTX服用率+GC服用率10.5%GC非併用に由り治療抵抗性 感染症発現率かった為 5年の長期継続に至った可能性が推察されたと報告しました。

  

ポスターセッションでありましたが多くの方閲覧御質問をいただき、終了後は教育講演⑤『リウマチ性疾患の新規治療薬による個別化戦略と安全性のマネージメント』⇒Meet The Expert 6 『シェーグレン病の診療~病態の理解から分子標的治療薬の開発まで~』⇒イブニングセミナー① 『RA診療のアンメットメディカルニーズに挑む~次世代抗体のエビデンス~』の途中で時間切れとなり福岡空港に向かい最終便にて帰宅の途につきました。明日のリウマチ診療に速攻で役立つ内容超満載の学会ツアーでありました。今回得た最新のRhumatologyを盛り込んだ最先端のリウマチ診療を今後も提供して参ります<(_ _)>
 

2026-06-21 16:33:00

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