医療法人 東永内科リウマチ科

大阪市東淀川区の 内科,リウマチ科(リウマチ,膠原病,骨粗鬆症)
医療法人 東永内科リウマチ科

〒533-0014 大阪府大阪市東淀川区豊新5-6-19
TEL 06-6329-0276

当院の専門外来
関節リウマチ専門外来 
関節リウマチに特化した最先端の医療を提供致します専門外来のご案内(初診予約枠新設)
日本リウマチ学会専門医 リウマチ指導医による4つのポイントを重視した最先端の関節リウマチの専門外来診療(15:30~16:00初診予約外来)を行っております。

 

土曜 リウマチ専門外来
土曜9:00-16:30まで診療の関節リウマチ専門外来のご案内(初診予約枠新設)
平日お忙しい患者様を対象としました関節リウマチに特化した土曜リウマチ専門外来(最終受付15時)初診予約外来(15:30~16:30)を行っております。

 

骨粗鬆症専門外来
日本骨粗鬆学会認定の専門医師による最先端の骨粗鬆症専門外来のご案内
精密なDXA法による腰椎・大腿骨の骨密度検査を軸とした日本骨粗鬆症学会認定医による最先端の骨粗鬆症専門外来を行っております。

 

関節エコー専門外来
13年間3万5000件以上の関節エコーの臨床実績と最新のエビデンス満載の関節エコー外来の
案内
リウマチは早期診断 早期治療 早期寛解が大変重要です!リウマチ学会専門医+ 認定ソノグラファー(超音波専門医)による関節エコー専門外来を行っております。

 

診療についてのご案内
関節リウマチ、膠原病
関節リウマチ、膠原病に関するご案内

 

内科
当院の内科診療に関するご案内

 

骨粗鬆症、抗加齢医学
骨粗鬆症、抗加齢医学に関するご案内

 

※上記QRコードを読み取ると携帯サイトを閲覧することが出来ます。
アクセスカウンター

トップページ»  とうえいブログ»  講演・学会発表関連»  ...第4回北摂リウマチネットワークにて講演して参りました。(後編)

...第4回北摂リウマチネットワークにて講演して参りました。(後編)

...第4回北摂リウマチネットワークにて講演して参りました。(後編)

第4回北摂リウマチネットワークにて講演の後編としまして関節エコーを用いた関節リウマチ以外の鑑別診断についてお話しました。最新の論文で関節リウマチ患者のコホート研究において5年後のRA診断の持続または変化関節エコーの所見にて発症予測因子を特定することを目的とし…

  

2010年のACR/EULAR RA分類基準を満たす早期関節リウマチ患者120名5年間追跡調査し、5年後の診断の相違と関節エコーを用いた鑑別方法を記しており、結果として早期関節リウマチ診断患者120例中5年後には3分の1の38例非関節リウマチの診断に至り乾癬性関節炎23例と頻度が最も高かったとお話しました。

  

関節リウマチの早期で見られます尺側手根伸筋腱 腱鞘滑膜炎手指MCP関節の腱炎に対し、乾癬性関節炎の早期に見られます微細付着部炎腱周囲炎(指趾炎) 偽性滑膜炎所見等を、当院の関節エコー症例満載で提示いたしました。付け根関節(MCP関節)罹患時の乾癬性関節炎と関節リウマチの画像の診断ポイントや、また手指第1関節DIP関節)に…

  

罹患しやすい変形性手指関節症へバーデン結節乾癬性関節炎DIP関節炎相違点も当院の多くの関節エコー症例を用いて解説致しました。関節リウマチの初期治療早期の段階でメトトレキサートの投与が提唱され、一方では乾癬性関節炎では初期治療GC関節局注NSAIDであり治療方針が全く異なる事から関節エコーを用いた関節リウマチと乾癬性関節炎の鑑別診断重要性についてお話しました。

  

続いて高齢発症血清抗体陰性型 関節リウマチリウマチ性多発筋痛症の鑑別についてこちらも当院の画像満載でその鑑別についてお話しました。上腕二頭筋長頭腱 滑液包炎でPD(炎症シグナル)が強い➡関節リウマチ、滑液包外の筋膜炎 筋膜血流多い➡リウマチ性多発筋痛症 滑液包炎両側性の場合は関節リウマチ≪リウマチ性多発筋痛症の傾向があるとお話しました。

  

肩甲上腕関節を罹患する場合はリウマチ性多発筋痛症≪関節リウマチであり、シンプル確定的であるのが末梢関節滑膜炎を認めれば リウマチ性多発筋痛症否定的関節リウマチの診断に至る事をお話しました。続いて関節リウマチの膝関節炎と変形性膝関節症の鑑別、高齢の関節リウマチ患者が膝関節痛が出現した場合にリウマチの再燃か?変形性膝関節の増悪か?この鑑別にも関節エコーが実臨床において大変有用である事をお話しました。

  

続いて痛風性関節炎について関節エコーの特徴所見としてDouble ContourDCSign⇒中足骨に尿酸塩沈着した所見、古くから持続的な血清尿酸濃度≥7.0 mg/dlの患者の25%に母趾関節にDCサインが存在していると言われており痛風性関節炎の診断や病状評価にに関節エコーが有用であるとお話しました。その他ベーチェット病 ウイルス性関節炎 RS3PE症候群 偽痛風 更年期障害等の当院の多くの関節エコー所見を提示いたしました。

  

続いて関節エコーを用いた難治性関節リウマチD2TRA)診療についてお話しました。D2TRAの診断項目に『画像による関節リウマチ活動性病変』が挙げられており、関節エコーが普及しだした頃から関節リウマチの骨破壊の進行において重要なのは関節内か関節外か関節近傍部か遠位か。関節に近くより骨表面に近い程関節破壊のリスクが上昇する可能性が高いとされておりました。

  

滑膜肥厚は後回しで、臨床的に深い寛解でも関節エコー下では残存関節炎が多く認められ、その中でも骨表面PD(パワードプラー)が接するか骨面を貫通PDスコアい場合はより関節破壊を来たす可能性く関節エコーの予後不良因子とされ 積極的に治療強化をすべきであると高らかに唱えられておりました。しかし最近の知見では全く逆滑膜病変GS)の残存がより難治性リウマチリスクに繋がる事が報告されている事をお話しました。

   

関西の関節リウマチ関節エコーのオピニオンリーダーであります大阪公立大学 特任教授の岡野匡志先生のD2TRA vs 非D2TRAではD2TRA群GS PDスコアが有意に高く特にGSスコア最も重症度との関連性が高かった文献や、PD(パワードプラー)の残存よりもGS(滑膜肥厚)残存が重要とされGS2-3 PD0でも骨破壊進む警告されている最新の論文も紹介致しました。


  

最後にD2TRA患者に対するJAK阻害剤の有用性についてお話しましたが、東京女子医大リウマチセンターが発表されたIORRA Studyでは生物学製剤のインフリキシマブが本邦で初めて登場した2003年時点低疾患活動性+寛解40%以下でありましたが、20年経過し9種類の生物学製剤5種類のJAK阻害剤が保険診療内で使用可能となるも、2023年の時点で低疾患活動性+寛解が80%に達っしているとお話しました。しかし逆に未だ20%のリウマチ患者さんが寛解に至らず中疾患活動性以上の状況となっており、その原因の1つとしてJAK阻害剤普及率さが考えられるとお話しました。

  

EULAR(欧州リウマチ学会)の最新の関節リウマチ診療ガイドラインが発表され、JAK阻害剤の治療前にリスク評価として高齢(65歳以上)喫煙・MACEのリスク因子(肥満・ 糖尿病・高血圧症等) 悪性腫瘍の既往・血栓症リスク因子(心血管イベント・遺伝性血栓症・腫瘍血栓・避妊薬・ホルモン補充・外科手術・長期座位や臥床が無いか詳細に十分評価すべきと提唱されている事を報告いたしました。JAK阻害剤の中でもフィルゴチニブにおいては米国や欧州に比して心血管イベント血栓症 悪性腫瘍の発症がかなり少なく…

  

本邦の最新のフィルゴチニブ大規模長期臨床試験 Finch4 StudyMTX不応患者対象のFinch1試験、抗リウマチ薬不応患者対象のFinch2試験 MTX未使用患者対象のFinch3試験52週観察された後 621名の患者を①フィルゴチニブ200mg投与継続群 ②中途で200mg投与群 ③フィルゴチニブ100mg投与継続群 ④中途で100mg投与群の4群に分け寛解率生活機能改善率 有害事象を平均168週まで観察した結果 ①200mg継続群が最も臨床的に有効性が高く、本研究では懸念されていた心血管イベント血栓症 悪性腫瘍発症リスク上昇させなかったと結論付けされた事を報告しました。

  

まとめとして関節エコーはリウマチ診療において大変有用であり、Pre-Clinical RAから関節リウマチへの進展に対し予防的発症抑止は出来ないが、関節エコーでモニターすることで早期治療介入が可能となる。Pre-Clinical RA病変とされる腱鞘滑膜炎の病状から Establish RAまで、GCの関節局注大変有用であるがトリアムシノロンアセトニド(ケナコルト®️)の消尽等から今後のPre-Clinical病変に対する対応が苦慮される。フィルゴチニブを始めJAK阻害剤が登場し治療の選択肢が増え効果発現い事からPhaseⅡの段階でハイリスク因子の除外の上 D2TRAに至る前フィルゴチニブ第一選択薬として検討したい…とお話し45分の講演が無事終了しました<(_ _)>

2026-08-22 09:03:00

講演・学会発表関連   |  コメント(0)

 

コメント

お名前
URL
コメント